会いたかったよ、提督   作:03-Moonlight

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前回と今回の投稿間隔がが異様に短かったのですが結構まとまったので投稿します。

※一部矛盾部分があったため訂正。最新話と同一のキャラクターにしました。


第2話「朝食と服を買いに行きますよ!」

とりあえず家の中に運んでおくか。にしても、艤装が無いから不自然なのだが。

 

「よっこらしょ・・・ふぅ。」

 

自分のパソコンには何も起こっていなかった。

 

 

 

もしかしてと思い、キャプチャーなどに使ってるハイエンドパソコンが原因だと思い、起動。

マウスでアクセス履歴をクリック。

 

 

 

謎のアカウント、『Eletrospehe Gate』があった。しかも削除不可能。

 

アクセス権利だけは拒否することができたので拒否して終了。

 

「電脳世界からのゲート、か。吹雪が来れたのはこれか。」

 

下手にいじると今度は艦これの世界に飛ばされかねないので放置しておくしかない。

 

 

「吹雪って何か持ってきたものはあるのか?」

そう思い、近くにあった吹雪が持ってたバッグを開ける。

 

いろいろ中に入っておりました。予想通りです。

 

中の物の説明は吹雪に任せるとして・・・というよりか吹雪に説明してもらって・・・

 

確認の為艦これ起動。

 

何時も通りのボイスが流れて、母港画面を開くと吹雪はいなかった。

 

ここで本当に来たんだなと実感した。

 

とりあえず旗艦を暁に変更すると喋り出した。

 

「なんで吹雪がそっちに行くのよ!行きたかったのに!」

吹雪を起こしかねないので、霧島に変更。

 

「提督さん、吹雪が来た理由はわかりますか?実はこれには裏がありまして・・・」

 

常時マイク接続している自分には余裕で喋れた。

 

「・・・俺に会いたいから?」

答えた。

 

「ご名答。この裏に関しては言うと明石さんが全力で怒りますので吹雪さんから聞いてください。」

 

「わかった。」

 

ふぅ。取りあえず吹雪から聞くことが多いな。時間かかるぞ・・・

 

事情知ってるかもしれない明石を旗艦に変更して聞いてみる

 

「提督さん、吹雪はそっちで元気にしていますか?」

 

「寝てる。ところで、お前は何か計画を持ってるのか?」

 

「はい、では説明しますね。まず吹雪が来た原因、それは『Electrospehe Gate』です。」

 

「俺のパソコンにハッキングしただろ」

 

「それは霧島に聞いてください。私はハッキングできませんので」

 

「話を戻そう。Electrospehe Gateは特殊な機械なのか?それかパソコンのソフトなのか?」

 

「パソコンソフトと特殊な機械の組み合わせです。構造は面倒なので省略しますが、その転送計画に吹雪がテスターとして参加しました。他にも暁さんや比叡さんも参加したかったらしいですが、初期艦娘としていたこと、吹雪と提督の思いは一致しているかもしれないという理由もあり、吹雪に決定しました。」

 

暁はいいんだけど比叡は料理がなぁ。つか暁はれでぃーなどうるさいのであれだが。

 

「では1つ聞こう。パソコンのソフトで、何を実行していないとそのソフトは稼働できないんだ?」

 

「Data swalowですね。霧島と開発した傑作ソフトです。」

 

「まあいい。とりあえず説明ご苦労だった。」

 

艦これを閉じるとちょうど7:00。

 

朝食。吹雪の分も作ってあげよう。

 

今日の予定は一応、服を買ってあげようと決め軽く朝食を作る。DDRはやらないのでそこまでたくさん食べないでおく。

 

ご飯と味噌汁、目玉焼きとシンプルなもの。

 

作っていると、吹雪が起きてきた。

「おはようございます。司令官。」

 

少し眠たそうだが問題ないだろう。気づいたら目玉焼きがちょうどいい焼き加減になった。

 

手慣れた作業で、皿に移していくと、夜掛けておいたご飯が炊きあがった。

 

「・・・すごい・・・」

 

吹雪がそう言っている間にも準備を終了させた。

 

机に並べて吹雪を呼んだ。元気な声で返事して座り、

 

「「いただきます」」

声が合った。吹雪は少し気にしていたようだが、あまり気にしていない。

 

「司令官、味噌汁がおいしいです!」

 

褒められた。他の人には褒められてないのに。

 

「あ、ありがとう」

 

声が詰まった。そりゃあ恥ずかしいからな。

 

いつの間にか吹雪も自分も食べ終わった。

 

「「ごちそうさまでした」」

また声が合っちゃった。あ、今日の予定説明してなかった。

 

「とりあえず今日、吹雪用の服を買う予定だけど、いいか?」

 

「わかりました!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

素直で元気な子だなぁ・・・と改めて実感した。

 

 

 

 

「あいむしんかーとぅーとぅーとぅー」

古王のアレの鼻歌を歌いながら準備。つか今回は一式なので自転車じゃダメ。というか吹雪が乗れるかという問題になる。

まあ、DDRの筋力トレーニングにはちょうどいい代物だが。

 

 

愛車のRX-8を整備しておき、着替えも終わって準備終了。

 

ちょうどいいタイミングで吹雪が出てきてくれた。

「じゃあ出発するよ」

 

あっ、説明忘れてた。

取りあえずRX-8に乗って、シートベルトの付け方や、座り方を説明。

 

 

 

ちゃんと出来ていたところを確認して、エンジン始動。

 

同時に音楽が流れ始める。ちなみにACfaのCosmos。

 

ロータリーエンジンの心地いい音が鳴ると、アクセルを押して発進。

 

 

軽快な走りは吹雪と自分を別の世界に引き込む。これがマツダの追い求めてきた、ロータリーエンジンとFRの融合。

 

 

 

行く途中で吹雪が色々と驚いていたが、丁寧に説明して乗り切る。もとい説明するのが苦手な俺だから。

 

 

 

10分もしないうちに、ユ○ク○についた。

 

吹雪を車の外に出してあげて、自分も出た後鍵を閉めておく。もちろんだが、盗まれる確率もある。

 

やっぱり始めての大型店だから、驚いちゃってる。

 

 

自動ドアを通った時が一番驚いてたかな?ちなみに1回だけだけど挟まったことある自分がいる。

 

 

店内に入って、店員がすぐそこにいたので質問してみる。

 

「すみません、この人に似合う服はありますか?」

 

店員が顔や、体格などでざっとらしいが推測してた。

 

「はい、こちらにありますよ。」

 

 

 

ズボンやシャツなどを何セットか選んで、試着室に持っていく。

吹雪がその中で試着している間、スマホに入れたACfaの曲を聴いてた。ちなみにその曲はPrecious Park。

 

 

2分後、1つ目のセットを着て出てきた。

 

「これはどうですか?」

 

運動志向らしい動きやすい長袖と長ズボン。靴も動きやすい物で、どうやら冬場想定らしい。ちなみに上下白。ちなみにこの地域ではDDRerとして有名で、よく声をかけられる現実。だからというわけなのかは知らんが。

 

「うーん、いいじゃん。冬場でも運動しやすくて。」

 

とりあえずこのセットは決定。

 

また試着室に入った後はBGM変更。Remember。

 

 

 

3分後、2つ目のセットを着て出てきた。

 

ジーンズと白Tシャツ。Tシャツにはなんと右肩にst-meiって入ってた。左にはAll is fantasy.と記入されてた。まじかよ。ちなみに淡いピンクのスニーカーも履いてて、どうにも俺と同じ種類。吹雪のことDDRerに育てるつもりだと思ってるのかよこいつ。(後に現実になったが。)

 

「うんこれは夏場にベスト。即決定。」

 

とりあえず店員はこの2セット用意してくれたので、これを購入することにした。

 

 

 

 

レジに持っていき、言われた金額は

 

 

「3万7587円です(ニッコリ)」

 

 

若干殺意沸いたが抑え込んだ。というか、にっこりしながら3万代の金額言うんじゃねえと内心突っ込んだ。




実はこの回でエスコンネタと冥の元に吹雪が来た原因が語られてますが、そこまで深くはない事を祈ってます。

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