この物語の山場と言いますか、なんと言いますか……
海未ちゃんが穂乃果ちゃんへの想いを綴った歌詞が明かされます。
穂乃果ちゃんには想いが届くのでしょうか?
訂正)
すみません!だいぶ内容が変わっちゃって、わからなくなってしまいますが、よろしくお願いします!!
注釈※ このお話では、ラブライブ!に存在するユニット、printempsの曲である『Love marginal』の歌詞が載っています。もしかしたら、著作権法に引っかかってしまうかもしれませんが、よろしくお願いします。
一応ですが、ここのリンクからLove marginalをご購入できます。(iPhoneの方のみ)↓
http://wrs.search.yahoo.co.jp/FOR=zfQcJfdV3iipnRrqfebGI8qcXHKr.pXFcqCSPVbjbCL2b38g9SKqFgLuIHbuAbIbbUTEicZCRl9tyORX2cjWg8J4ZHCRq5f.vfXHE5DdAPSucNm.bh.zZX_FpgJIGkGbkbwXm_GxQos7ZLRvgitygR5TPZzN.fOgRRGMTIa5GVsSwt1geewa7A1fmjRs1SQU3GAgIQF1mtopPZDZVQFVdiQDIwdbYxDOOG2ubjm9wD8rzFLmm7VjFRzyiT0i8TEQ38qOXRr0yDReQA--/_ylt=A7dPehZJYOtWT2EAJprjm_B7;_ylu=X3oDMTBtNHJhZXRnBHBvcwMxBHNlYwNzcgRzbGsDdGl0bGU-/SIG=12m96gpqc/EXP=1458366985/**https%3A//itunes.apple.com/jp/album/love-marginal-single/id442888309
いい曲なので、ぜひ聴いてみてください!!
次の日、私は、あまりにも大きなショックを受けたせいで、学校に行けなかった。
自分の部屋でうずくまって、動けなかった。
こんな事をしてもどうしようもない事はわかってる。
でも、私は動けなかった。動く気力が湧かなかった。
穂乃果「海未ちゃん…。穂乃果は…どうすれば良かったの…?」
このままじゃ、多分またみんなに迷惑をかけちゃう…。
ただでさえ、海未ちゃんが居なくてみんな困っているのに…。
……そういえば…海未ちゃんからの手紙とビデオ、まだ見てないや…。
私はビデオレコーダーをパソコンに挿して、パソコンの画面に何が映るのかを黙って見届けていた。すると
海未『穂乃果、元気にしていますか?』
穂乃果「う、海未ちゃん…。」
そこには、数日前に一緒にLoveLiveに出場していた姿とは変わり果てた様子の海未ちゃんが姿を現した。
海未『…勝手にあなたの前から姿を消してしまってすみません。』
本当だよ!
海未『みんなに会ってしまうと、入院する決心が鈍ってしまいそうで…。』
もう少し、早く相談して欲しかったよ…
海未『背景と、入院という言葉で感づいたかもしれませんが、私は今、病院にいます。』
知ってるよ、希ちゃんから聞いた
海未『少し重い病の様で、今では苦しくて、食事もまともに採れないでいます。』
ねぇ海未ちゃん…。本当に死んじゃうかもしれないの?
海未『……あの日、私は、あなたやμ'sのみんなに申し訳ない事をしました。ものすごい怒っていたことでしょう…』
怒ってなんかいないよ!みんな海未ちゃんを心配していたんだよ…?
海未『そのせめての罪滅ぼしではありませんが、LoveLiveの決勝用の歌詞と真姫に頼まれていたprintempsの新曲の歌詞を作らせていただきました。』
そんな身体で、無茶苦茶だよ!
海未『…無茶は承知です。ですが、あなた達を陰ながら応援したい、歌詞作りという形であなた達の力になりたいという気持ちが強かったんです…』
それでも…
海未『それに…、私の誇れるものだったんです…
Snow halationの時に、みんなに喜んで貰えて、本当に嬉しかった…』
海未ちゃん…
海未『最後に、一曲私に歌わせて下さい。あなたに届いている手紙に書いてある詞です。』
手紙…。
丁寧に四つ折りにされた手紙の中には、詞が書かれていた。
その字は、普段が綺麗な字をしているだけに、余計に拙い字で書かれているように感じられた。これだけでも、海未ちゃんがいかに大変な状態なのかわかる。
海未『この曲は、printempsの新曲ですね…
勝手で申し訳ないのですが、実は私の穂乃果への想いを、この詞に込めさせていただきました。』
海未ちゃんの想い…
海未『…あなたとずっと共に過ごしてきて感じていた事、直接口にする事は叶いませんでしたが、どうか最後まで聴いて下さい…』
私、受け止めるよ
そして歌詞カードに目を落とす。
曲名は…
海未『Love marginal…』
『先に乗るねと微笑んだ
電車の中では 唇少し震えているの
切なく走る想い』
伴奏もない映像からは海未ちゃんの綺麗な声が聞こえてきた。
そして、思い出す。
駅のホームで別れた、海未ちゃんと会った最後の日の事を。
『気持ちだけでも伝えたい それができるなら 』
海未ちゃんはずっと、何かを言いたげそうにしていた…
『ガラスに指で名前を1つ 吐息で書いたりしない…』
どんどん離れて行ってしまう海未ちゃんがフラッシュバックする…。
『青く透明な私になりたい
友達のままであなたの前で』
……まさか………
『隠しきれない胸のときめき
誰にも気付かれたくないよ』
そうだったんだね…
『心透明な私を返して
友達なのにあなたが好きだと
隠しきれない 忘れられない
秘密抱えて窓にもたれた』
…私は本当にバカだ…
海未ちゃんが私と全然視線を合わせてくれなかったのも
私を避けていたのも
ことりちゃんと私のためだったんだよ……
海未ちゃんは私の事をずっと考えてくれていたのに私は海未ちゃんの気持ちなんて、これぽっちも考えていなかったんだ…
海未ちゃんだけ除け者みたいにして、私とことりちゃんだけで……
穂乃果「ごめんね…
………ごめんね…」ポロポロ
私は涙が止まらなかった。
ただただ申し訳ない気持ちでいっぱいだった。
海未ちゃんが苦しんでいたのに、私はそれに気付かずに、助けてあげられなかった。
『最初出会った
あの日が今も消えない どうして
記憶の中で輝いているの?』
穂乃果「うぅ…うっ…。」ポロポロ
最初に海未ちゃんに会ったあの日から、私は海未ちゃんに支え続けられて…、それなのに私は……!
『…大好き』
っ!?
穂乃果「うぅ…うわぁぁぁぁん!」ポロポロ
海未ちゃんは必死に歌い続けている。でも、私は海未ちゃんを直視できなかった。
大好きと言った時の海未ちゃんの顔は、儚げで今にも壊れてしまいそうで……それなのに………
私は何もできない…
いや、私はその前から苦しんでいた海未ちゃんに何もしようとしなかったんだ…
海未ちゃんはこんなにも苦しんでいた
苦しんで、苦しんで、それでも耐えて、身体もボロボロになって、心もボロボロになって……
『……秘密抱えて窓にもたれた』
穂乃果「ごめんねぇ…ごめんね…」ポロポロ
申し訳ない気持ちでいっぱいだった。
海未『穂乃果…。
醜い気持ち、嫉妬、願望、その全てをこの詞に込めさせていただきました…。』
酷いのは海未ちゃんじゃない、
私が身勝手な振る舞いをしていたせいだ。
海未『穂乃果に会えて、その全てが良かったとは言えないかもしれません…
ですが今、私の穂乃果と一緒にいた記憶は全てが輝いて見えます。
なぜかわかりますか?』
…………わかんないよ
海未『それは穂乃果が、私にたくさんの素晴らしい景色を見させてくれたからですよ…』
景色…
海未『笑ったこと、感動したこと、怒ったこと、泣いたこと、その全てが、あなたと一緒だったから輝いて見えるのです。』
私と一緒だったから…
海未『……。
…穂乃果は、私と一緒にいれて、良かったと思ってくれますか?』ポロポロ
!!
海未ちゃんは泣いていた。
画面の向こうに居るであろう私に向けて、不安げな顔を見せる海未ちゃんは、一層弱々しく見えた。
穂乃果「…当たり前だよ!
逆に、海未ちゃんが居なかったら、なんてとても考えられない!!
だから、またお喋りしようよ…また一緒に笑おうよ!!」
海未『……しかし、どちらにしても、私はあなたとはもう会えないでしょうね…』
……。
もう会えないなんて言わないでよ…
海未『しかし、考えてみればあなたにはたくさんの素晴らしい人がついています。私が居なくても、あなたのことを心配をしなくても大丈夫そうですね……。』
海未ちゃんが居なきゃ私は嫌だよ…
また私がダメなことをしたら怒ってよ…
海未『……。
それと、ことりには、このビデオを見せないで下さい。
ことりは、優しいですから…私に遠慮してしまいそうな気がするんです…』
遠慮していたのは海未ちゃんだよ……
あの時も…ことりちゃんの告白の時も…穂乃果を呼んできてくれたのは海未ちゃんだったじゃん……
そうだよ。海未ちゃんはいつだって、穂乃果たちのことを優先して、自分を犠牲にしていた…
ずっと………ずっと……………
穂乃果「っ。」フルフル
海未『例え、私が居なくなっても、ことりと末永く、仲良くしてあげてください。』
嫌だ………嫌だぁっ!!
居なくなっちゃ嫌だ!!
海未『私は、太陽のように輝き続けるあなたの姿をずっと見守っていきます。』ニコ
っ!ホームでのあの言葉…!
《これからもずっとあなた達を見守っていきます》
穂乃果「海未ちゃん…お願い……」
海未『それでは、お元気で。』
穂乃果「行かないで……」ポロポロ
海未『大好きです』
穂乃果「待ってっ!うみちゃん!!」ポロポロ
最後に泣きながらも笑顔で、好きという言葉を残した海未ちゃんは、
画面の暗転と共にいなくなってしまった。
穂乃果「待って……まってよ………
嫌だよ……いやだぁ………いやだぁぁぁ!!
うみちゃぁん!!!…うみちゃぁん……」ポロポロ
海未ちゃんの最後に見せた顔、声、
全てが目に焼きついて離れない。
私は何もしてあげられなかった。
海未ちゃんの相談に乗ってあげたかった。力になりたかった。
結局、海未ちゃんには助けてもらってばっかりで、何も恩返しができなかった。
穂乃果「うあぁぁぁぁん!」
海未ちゃん……私がバカで……
ごめんね…
Love marginalに込められた想い、穂乃果ちゃんにはかなり堪えたようです……
にこ「あれは、穂乃果じゃなくても心に来るわよ。」
次からはことりちゃん視点ですね。
にこ「海未と穂乃果の姿を見て、ことりは何を考えていたんでしょうね。」
にこちゃん、解説ありがとう。物語のスピードはどんどん加速していきます。お楽しみに!!
……著作権の壁は大変だね……汗
にこ「そこは普通にわかるでしょうが。まぁ、ある程度覚悟はしてなさいよ。」