青く透明な海(わたし)になりたい   作:縞野 いちご

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更新のペースが遅れてすみませんでした。私が足を痛めていまして……ゴニョゴニョ…

とにかく待たせてしまっていたら、すみませんでした!

今回はことりちゃん視点でのお話となります。
実はことりちゃんの台詞回しは苦手です……。(本当に大好きなんですよ?)
それでも、温かく、厳しい目で見てあげて下さい。







ことり視点 Part①
第15話「自責」


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

穂乃果ちゃんも来なくなっちゃった…。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

LoveLive本戦出場を決めた日から、私たちはうまくいってないと思う。

 

 

 

 

 

 

理由はわかってる…

 

 

それは海未ちゃんが居ないから。

 

 

 

 

 

みんなを支えてくれていた海未ちゃんの失踪は、私たちの心をすぐにバラバラにさせてしまった。

 

 

ことり「穂乃果ちゃん…海未ちゃん……」

 

 

 

 

 

海未ちゃんも穂乃果ちゃんも苦しんでいる……それなのに、私は呑気に学校に来て…相談にも乗ってあげないで………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

海未ちゃんが失踪したあの日、私はまた何もできなかった。

 

穂乃果ちゃんが必死に海未ちゃんを追いかけようとして、会場を飛び出て行ったのに、私はついていかなかった……

 

 

 

 

私は冷たい人間なのかも…

穂乃果ちゃんの告白に快く背中を押してくれた海未ちゃん…。

一方の私は、海未ちゃんのことを助けてあげられなかった。

 

 

 

ことり「海未ちゃん……」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その日の放課後、希ちゃんから呼び出されました。

 

 

 

ことり「希ちゃん……?」ガチャ

 

 

希「待っとったよ…。」

 

 

 

希ちゃんからは深刻そうな雰囲気が漂っていました。普段は賑わっていた部室は、今は私と希ちゃんだけしかいません。

 

 

 

 

ことり「私だけを呼び出したのはどうしてなの……?」

 

希「……穂乃果ちゃん。今日、休んだやろ?」

 

 

すごいなぁ…希ちゃんは。

みんなの色々なことをお見通しなんだもん…。

 

 

ことり「うん。今日はお休みしちゃったよ。

希ちゃんは何か知っているの…?」

 

希「……。」

 

 

 

私の質問に希ちゃんは答えてくれなかった。重苦しい沈黙が続いている。

希ちゃんは私を無視しているわけじゃないみたい。しっかりと私の目を見てるの。どうしちゃったんだろう…?

 

 

希「……聞いても後悔しない?」

 

 

 

希ちゃんの顔が暗くなる。

 

 

 

 

 

正直、怖かった。

でも、聞いて後悔するよりも、聞かないで後悔する方が嫌だから……

 

 

 

ことり「教えてほしいな…。」

 

 

希「わかった。

 

海未ちゃんはね……」

 

ことり「………え?」

 

 

 

 

 

 

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

希ちゃんがいなくなった後も、私はさっきまで希ちゃんが居たところをじっと見ていた。

 

ううんうん。見てたわけじゃない。そのまま固まってただけだったの…。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ことり「……海未ちゃんが…死んじゃう?」フルフル

 

 

私が必死に首を横に振っても、現実は変わらない。

でも、海未ちゃんを失いたくない。私の事を応援してくれた恩返しも、できないままお別れしたくないよ…

 

 

 

ことり「ほのかちゃん…」

 

 

 

 

私は、困った時にはすぐに人を頼るくせがある。本当にダメだと思う…

 

 

……でも………………

 

 

 

 

ことり「助けて…ほのかちゃん……」ギュッ

 

 

 

 

 

私には何もできないし、1人で面と向かいあう勇気も無かった…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〜高坂宅〜

 

 

 

 

私は部活には行かずに、穂乃果ちゃんの家に来た。

希ちゃんは、穂乃果ちゃんは海未ちゃんのことがショックで休んだのだろうと言っていたから。

 

 

 

 

ことり「ごめんください。

 

……!」

 

 

 

 

 

穂乃果ちゃんの家に入った瞬間に誰かの泣き叫ぶ声が聞こえた。

 

…多分、穂乃果ちゃんだと思う……

 

 

 

 

階段を上がって、穂乃果ちゃんの部屋に入ると穂乃果ちゃんがパソコンの前で泣いていた。

 

 

 

 

ことり「…!…穂乃果ちゃん!」

 

 

 

穂乃果「!

………ぅ……うぁぁぁん!」ギュッ

 

 

 

私は穂乃果ちゃんを抱きしめた。

子供の様に泣きじゃくる穂乃果ちゃんを見て、私の分の涙も流してくれていると思った。

 

 

 

 

 

私たちは海未ちゃんの病気を気がつけなかったこと、海未ちゃんを助けてあげられなかったことを後悔してる……

 

その全てを、穂乃果ちゃんは涙として表していた。

 

 

 

 

…それなのに、私は涙が出なかった……。

 

 

 

 

 

 

 

 

穂乃果ちゃんが泣き疲れて眠ってしまった後に、私はパソコンの画面を見た。

 

 

 

ことり「…動画?」カチッ

 

 

 

 

穂乃果ちゃんがパソコンの前で泣いていたということは、きっとこの動画に何かあるんだと思った…

 

そして、予想は的中した。

再生ボタンをクリックすると、病室の中にいる海未ちゃんが現れた。

 

 

 

 

ことり「海未ちゃん!!」

 

 

 

病室にいる海未ちゃんの顔は、青白く、痩せ痩けてしまっていた。

 

 

ことり「海未ちゃん……。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そしてそのまま私はその動画を見続けて、愕然とした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

…私のせいだ……

 

 

 

 

ずっと海未ちゃんを苦しめていたのは私だった。

 

 

 

ことり「ぁぁ……」

 

 

海未『次の授業からは気をつけて下さい?』スッ

 

 

ことり「…あっ…待って………」

 

 

私に気を遣って穂乃果ちゃんと2人にしてくれていた時、海未ちゃんは悲しかったよね……

 

 

 

海未『2人には幸せになって欲しいんです。

…私も近くで見守っています。』

 

 

 

ことり「…うみちゃん………」

 

 

 

 

 

私は海未ちゃんに甘えて……

 

 

海未ちゃんを傷つけて……

 

 

 

 

海未『……それと、ことりには、このビデオを見せないで下さい。

 

ことりは、優しいですから…私に遠慮してしまいそうな気がするんです…』

 

 

ことり「っ!海未ちゃん!!」ポロポロ

 

 

私……海未ちゃんのこと、なんでもっと大事にしなかったんだろう…?

 

 

 

海未『例え、私が居なくなっても、ことりと末永く、仲良くしてあげてください。』

 

 

ことり「…私は……3人で……

…3人でずっと居たかったんだよ?」

ポロポロ

 

 

穂乃果ちゃんと付き合いたかったってずっと思ってた。

 

 

 

 

でも、海未ちゃんが1人で苦しんで、1人で泣いて、そして居なくなっちゃうなんて嫌だ……

 

 

 

 

 

 

穂乃果ちゃんと別れてもいい。海未ちゃんが穂乃果ちゃんと付き合ってもいい!!だから!!

 

 

 

 

 

 

 

 

……だから…行かないで

 

 

 

ことり「海未ちゃん……」

 

 

 

 

 

 

 

 

 





第15話も無事に終えられました…。

にこ「本当に報われない話ね。」

ことりちゃんも海未ちゃんのビデオレターを観てしまいましたね。

にこ「もともと、穂乃果と付き合えるから幸せ絶頂、っていう雰囲気でも無かったわね…」

悲しむ穂乃果ちゃんとことりちゃんを尻目に、海未ちゃんの死期は目前となってしまいました…
海未ちゃんはどういう選択肢を選んでいくのか…

にこ「最後まで読んでくれると嬉しいわ。」



にこちゃん、最後まで大人しめだったね。

にこ「この状況でふざけられるわけないでしょうが。」

更新ペースも頑張って上げるられるようにしていきます!
感想や評価もお待ちしていますね!

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