希に気づかれた海未。どんどんと転げ落ちていく海未を受け止めてくれる友達は………
LoveLive予選2日前
ことり「穂乃果ちゃんの知らなかった癖を見つけちゃった♪」
私は、最近穂乃果と話す機会が無い事から、ことりと話す事が多いです。ことりは本当に嬉しそうに毎日を過ごしています。
そして今、最近ことりが今まで知らなかった穂乃果の癖を見つけた、といって喜んでいます。
…さらに仲良くなれて良かったですね
海未「一体、どんなことだったんですか?」
ことり「それがね〜?穂乃果ちゃんは、照れると、右の頬を指でかくんだ〜♪
そんな姿、あんまり見たことがなかったから〜。」
…それは………
その穂乃果の癖は知っています…。
こんな事を考えるなんて…私は未練がましいですね…
やはり…穂乃果の事を諦め切れていないではありませんか……
それでも…
海未「そうでしたか!
私も気づきませんでした!是非、その様子を見てみたいです。」
ことり「うん♪」
このように言い続けるしか無いのです…。
どんなに未練があっても
ことりが羨ましかったとしても
それはただの、ねたみ。
それを振り払うには、私は2人をただ応援するしかないのです。私の気持ちを封印して、2人が上手くいくように。
ことりのためにも…
穂乃果のためにも…
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
海未「っ…カハッ!」
頭が痛くなる事が頻繁に起こるようになり、体が悲鳴をあげていることが、ひしひしと伝わってきました。
海未「…また血痰ですか…」
最初は驚きましたが、今となっては何も驚きません…
海未「あと…数日…!
数日もってください、私…」
お母様の言葉通り、私はLoveLive本戦には出ることは叶いません。
ただ、μ'sのみんなに心配をかけたくない、足を引っ張ってはいけない。
その気持ちだけで、毎日を必死に生きています……
……しかし………
海未「予選が終われば……」
…どうなってしまうのでしょうか?
行き着いた先で、私の中に何か残りますか…?
海未「私はただ…」
私はみんなと最後まで一緒に居られない。LoveLiveの決勝の舞台に立てない。
小さい頃から穂乃果とことりとはずっと一緒だったのに、その2人とは別に、私だけ先に……
海未「…うぅ…うっ……」ツー
この涙は、価値のある涙ですか?
私には、もう濁りきってしまっているただの汚い水にしか…見えません……。
それなのに、この涙は止まらないんです。おかしいですよね………
海未「本当は……嫌です。
たった1人でμ'sを去るなど…辛いです、苦しいです、悲しいです……」ポロポロ
私にはこの先の幸福は訪れません。
待っているのは「死」という現実。
…私はその禍々しい事実に覆われて、身が竦んで……
ただどうしようもなく泣いているんです
タスケテクダサイ……
精神が崩壊寸前……
泣いてばかりの海未ちゃんの姿を、誰も抱きしめてあげることができない…
ことり「海未ちゃん……。海未ちゃんがこんなに苦しんでいて…私は穂乃果ちゃんと……」
あの…ことりさん?これは設定だからね?
ことり「海未ちゃん…ごめんね……」ポロポロ
ま、またこの展開!?
次のお話に行こう!次、次!!