ついにLoveLive最終予選当日です。
ライブの状況を書くのは大変だったので、どうぞアニメ2期を見てみてください。状況はあのままです。
海未としては集大成。その後に彼女には何が残るのか…?
私たちは大会当日を迎え、
私たちはやり遂げました。
LoveLiveの本戦に出場する事ができたのです。
大会当日の雨の予報が、雪に変わり、本番直前までどうなるかヒヤヒヤしましたが、その雪によって、私が書いた詩にピッタリとマッチした素晴らしい会場が出来上がっていました。あとは、私たちは今までの全力を出し切るだけでした。
会場は拍手喝采に包まれました。
私は、μ'sの一員として加われた事を誇りに思います。ここまでみんなで頑張ってきて良かったと思います。
μ'sメンバーは歓喜に溺れ、ある者は泣き、またある者は満面の笑みを浮かべていました。
私はその様子を、少し遠くから眺めていました。
海未「……。」
…これで私は…もう、お別れ……
私だけ…みんなの輪の中から外れるんですね…
…!!
海未「絵里…すみません…。
私はトイレに行ってきます…。」
絵里「大丈夫?随分と顔色が悪いけど…。」
希「!」
海未「ええ…少し休めば治りますから…。」
絵里「わかったわ。お大事に…」
絵里がちゃんと受け応えしてくれて、良かったです…。
そして、個室に入った私は…
海未「ケホッケホッ」
血を吐き出しました。
…そうですよね。もう…限界などとうに来て…。
海未「はぁ…。はぁ…。
ふふ…ふふふ……」ポロポロ
最近の私は泣いてばかりです…。
みんなの前では凛としていようと振舞って、1人で泣く。
私は……
口の中は鉄くさく、涙のせいかしょっぱく、ただただ気持ち悪くて…
海未「うっ…。…ゴホッゴホッ」
苦しくて辛い…
海未「はぁ……はぁ…………。」
でも…みんなは喜んでいました…。
それが私の、今までこの一週間頑張り続けてきた全てです…。これで満足です……
希「海未ちゃん!!大丈夫!?」
…!希…。
なぜ…私の心配を…?
っ。こんな時に心配をかけるわけにはいかない…
海未「私は平気です…。
もう少し時間がかかるので、外で待っていて下さい。」
希「…。わかった。《うち》は外に出てる…。」
…うち、は…?
穂乃果「海未ちゃん!」
!!!
穂乃果!?
穂乃果「海未ちゃんが穂乃果に隠してる事って何!?
希ちゃんから聞いたよ?
お願い!教えて!
穂乃果は力になりたいの!」
っ!希…!
穂乃果には知られてはいけません!
絶対に知られてはなりません!
海未「…大丈夫ですよ?心配しないで下さい。」
穂乃果「大丈夫なわけ無いよ!
海未ちゃん、おかしかったもん!
穂乃果、ずっと心配してたんだよ!?」
穂乃果…やめて下さい……
これでは、あの時の希と一緒です…。
穂乃果「海未ちゃんの力になりたいの!!」
ぐっ…くぅ……。
園田海未!突き放すんです!
ここが最後の踏ん張りです!
海未「あなたが居るとイライラするんですよ!!
早く出て行って下さい!」
穂乃果「!?」
ああ…。言ってしまった……
もう…私には…穂乃果の友達と呼べる資格はありませんね…。
穂乃果「うっ…うぅ…。」シクシク
!!
穂乃果の泣く声が…。
本当に…本当にごめんなさい…。
あなたを傷つける必要なんて本当は無いはずなのに…。
穂乃果「…ごめんね。」ガチャ
海未「………。」
本当におわりです…
海未「うっ……うぅ…………
うあ…あぁぁん…。」ポロポロ
その後も私の頭の中はもうグチャグチャで、ただ泣いて、泣いて…
それを慰める人も、罵倒する人もいない。
1人で泣き続けました。
泣き終わった後、私は心が空っぽになった、ただの置物のように壁にもたれかかっていました…。
今の私は…、誰にも近づくことのできない、空っぽの園田海未。このままここに居続ける意味なんて、
これっぽっちも無いです…………
第7話も終わりました。
希「いちご君はSだったんやね。」
シリアス物を書くのには、胃薬が必要ですね…
希「お、それなら良い薬持ってるよ?使ってみいひん?」
あ、ありがとう!ゴクッ
……バタッ
希「そのままずっと眠っとき。」