IS ~~お姉様と呼ばないで!?~~   作:Karadeniz

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 皆さんお久しぶりです。
とても短いですが投稿します。


二話

 

 「ねぇ、あの子が入試の時にISを動かした、男の子よね?」

 

と一人の少女がとなりに話しかける。

 

「男と聞いたから、どんな野蛮な子が来るのかと思ったけど、結構イケてるじゃない」

 

とその隣の子がふふんと言って男の子を評価している。

今は放課中でありその男の子を一目見ようと沢山の女子達が廊下に集まっていた。

 

とそのイケてる子として噂の男の子、一夏だが、今度もこの状況に緊張していた……なんて事は無く。

 

(華月姫さんに嫌われたか?)

 

とやはり華月姫のことを考えていた。

落ち込んでいるようだが何があったのかと言うと、

 

 

※※※※※※

 

放課になり、一夏は隣を向き華月姫に話しかけた。

 

「華月姫さん。

 えっと……あの……もっと話さn」

 

と言いかけていたが、華月姫が立ち上がった。

 

「織斑君、ごめんなさい。

 お花をつみにいってきますね」

 

一夏に立ち上がった理由を伝え教室のドアに向かおうとした華月姫だったが、

 

「え?どうしてそんなことをするんだ?」

 

と一夏が不思議そうに話しかけたので、華月姫は振り返る。

 

「もう、織斑君。

 デリカシーの無い人は嫌われますよ?」

 

とそのまま立ち去ってしまった。

 一夏は理由が分からず、デリカシーが無いと言われたこと、そして何より嫌われますよと華月姫の口から言われたことにショックを受けていた。

 

 

※※※※※※

 

 

 という理由である。

 さて一夏は気付いていないようだが、先程から一夏をチラチラと見ている少女がいたが、突然立ち上がり一夏の方に向かっていった。

 

「久しぶりだな、一夏。

 ちょっと来い」

 

と少女が、悩んでいる一夏に話しかけた。

久しぶりと言っているのだから、一夏と知り合いなのだろうか。

 

「あ、ああ」

 

と一夏は見覚えが無かったのか、そのまま戸惑いながら少女について行った。

 

※※※※※※

 

 

 一夏が連れてかれた先は、さっきまでいた校舎の屋上だった。

 

「改めて言う。

 久しぶりだな。一夏」

 

と突然少女は一夏に話しかけた。

 

「なぁ、さっきから気になってたんだが。

 箒か?篠ノ之 箒」

 

と一夏が嬉しそうに言った。

 

「ああ。

 覚えていてくれたのか一夏」

 

と少女ーーーー箒も嬉しそうに言った。

 

「ところでさっき何を考えていたんだ?」

 

と箒が不思議そうに尋ねる。

 

「ああ、華月姫さんにデリカs」

 

「待て、華月姫さんってさっきの西園寺のことか?

 いつの間に親しくなったんだ?

 さっき初めて会ったんじゃないのか?」

 

と一夏が話している途中に、箒が不機嫌そうに問いかけた。

 

「ああ、華月姫さんの勘違いでIS学園に入ることになったんだ」

 

と、その後ある程度事情を話した一夏だったが、

 

「西園寺のせいで女だらけのIS学園に入ってしまったが、嫌じゃないのか?」

 

と箒がすまなそうに言った。

 

「いやそんなことは無い。

 こうして、幼馴染みの箒と会えたからな」

 

と一夏が笑顔でいった。

内心では、

 

(それに……華月姫さんと再開できたしな。)

 

それが本心だろ。とツッコミたくなることを考えていたが、箒がそのことに気付くわけがなく。

 

「そ……そうか」

 

と照れていた。

 

「そ……そういえば、話をきってしまったな。何を言おうとしていたんだ?」

 

と話をすりかえようと箒が一夏に問いかける。実際は話を戻しているが。

 

「ん?ああ。

 華月姫さんにデリカシーが無いと言われたんだ」

 

「それは……当たっているんじゃないか?」

 

と箒が言った。

 

「うっ、箒もそう思うのか……」

 

と一夏が落ち込んでいるのを見た箒は、

 

「あっいやっまずは、話を聞かないと判断できないからな、どういう状況で言われたんだ?」

 

とそんな風に落ち込むと思っていなかったのかとりあえず事情を聞くことにした。

 

「どういう状況って言われてもな、確か華月姫さんが花をつみに行って来るだっけ?って言ってたから急にどうしたのかと思ってどうしてかと聞いたら……」

 

「デリカシーが無いと言われたのか」

 

「ああ、どうしてだかわかるか?箒」

 

「花を摘みに行くと言ったのに止めたからだろう……」

 

「だから花を摘みに行くってどういう意味なんだ?」

 

「……はぁ、何か噛み合わないと思ったらそういうことか……

お花を摘みに行くっていうのはな……」

 

「ていうのは?」

 

と一夏が続きを待ちきれないのか急かすように言う。

 

「トイレにいってくるってことだ!!

女の子にそんなことを言わせるな一夏!!」

 

「ぶふッ」

 

そう言って箒が一夏にアッパーを繰り出した。

そういう振る舞いをする女の子というのはあまりいない気もするが……

 

「な……なんで……?」

 

とそこで一夏が顔を抑えてうずくまった。

実の姉に何度も叩かれた頭に、箒のアッパーが決まっているためかなり来たのだろう。

 

「だ、大丈夫か?」

 

これには決めた本人も心配したのか箒が一夏に問いかけたが、

 

「………………」

 

と返事が無い。

 

「大丈夫か!?

すまない、今救急車を呼ぶ!!」

 

と焦った風に箒が言ったが

 

「ほ、箒!大丈夫だ!!」

 

と一夏が突然起き上がった。

 

「大丈夫か?一夏」

 

と箒がしょぼくれた風にいう。

 

「大丈夫だって、ちょっとびっくりさせようとしただけだ。

ほら、大丈夫だろ?」

 

と一夏が軽く体を動かしてみせた。

 

「心配したんだぞ」

 

と箒がボソッと呟き

 

「ん?何いってんだ箒?」

 

とそれが聞こえなかった一夏が箒に話しかけると

 

「心配したんだぞ!!この馬鹿!!」

 

「ぶふッ!?」

 

と今度は、顔を殴りを入れられて気絶した一夏だった。

 

「あ。やってしまった……」

 

と箒が呟いた。

 




 短い!!

今月中にはセシリア戦に突入すると思います(願望)




辛口でもいいので感想など頂けると嬉しいです。
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