お気に入りが50件もあって驚きました。これからまた投稿していきますが、時期は不定期になると思います。
惣助「やっと追いついた。早く戻っておじいちゃんとまた遊ばないと」
惣助がボールに追いついたところは公園の外の道路だった。
惣助は気づいていなかったが、カーブの先からトラックが来ていて運転手は急いでいたためスピードをおとさずに走ってきていた。
伸吾「いかん!惣助そこは危ないから早く戻るんじゃ!!」
公園の中から伸吾が声をかけながら走っていくが惣助は全く気付いていない
伸吾「間に合え。惣助っ!」
伸吾が駆け寄ったとき、もうトラックは目の前まで来ていてよける時間はなかった。
惣助「おじいちゃん?っ!!後ろトラックが」
伸吾「惣助、今から投げるからのぅ。気つけぇよ」
片手で惣助を持ち上げると公園のほうに向かって投げた。
伸吾「さて、つぎはトラックか。どりゃあぁぁ!」
トラックを正面から受け止める伸吾。そのまま道路の上をトラックに押されていく。
伸吾「うおぉぉ!!止められんか」
惣助は伸吾に投げられ公園の中に落ちた。
達也「惣助っ!大丈夫か?」
惣助「痛い。あっ、お父さんっおじいちゃんがトラックに」
達也「父さんが?ここで待ってるんだよ。彩夏さん惣助をお願いします」
最後まで言う前に、すでに走り出している達也
彩夏「任せなさい。 伸吾さん無事でいて」
惣助「おばあちゃん。おじいちゃんが、おじいちゃんが」
気が動転していてパニックを起こしかけている惣助
彩夏「大丈夫ですよ。伸吾さんがあんなトラックなんかに負けるわけないでしょう?さぁ、それよりケガをみせて」
伸吾「ぐうう!さっさと止まらんか!うっとおしいわ」
最初、トラックにあたった場所から30メートルほど進んだあたりで完全にトラックを止めた伸吾。
達也がトラックの前の伸吾のもとにたどり着くと
達也「父さん!大丈夫?って、トラック止めてるし!それよりケガは?」
伸吾「なあに、肋骨と腕が折れて折れた肋骨が肺にささっとるだけじゃよ。すぐに直せば問題ない。それより惣助はどうした?」
達也「惣助は擦りむいただけ。それよりそのケガ、全然大丈夫じゃないから!!普通の人なら死んでるから。早く病院いこ」
この二人の間にはいつもとあんまり変わらない空気が流れていたが、周りには公園にいた人や、工事関係者が集まって人だかりができていた。
そのせいで、工事車両が渋滞しその中に居た一台の車が渋滞を抜けようとし反対車線に飛び出し逆走してきていた。
???「さっさと行け!会議に間に合わないだろうが。邪魔ならクラクションでも鳴らしてどければいいだろうが」
後ろから怒鳴られた運選手はクラクションを鳴らしたまま猛スピードで人だかりの中に進んでいった。
伸吾「ん?なんじゃ、このクラクションの音は?」
達也「向こうから聞こえるけどなんだろうね?それより救急車呼ぶからここにいてよ。動かないでね」
伸吾「わかったわかった。ここにおるよ」
伸吾は苦笑いしながら地面に座った。
伸吾「にしても年をとった。昔ならこんなトラックぐらい止めてもケガなんかせんかったのにのぅ。年は取りたくないもんじゃ」
いろいろ無茶な設定がこれからも続きますが、そういう設定だと思って読んでください