信吾「たしか転生はしてはいかんことではなかったかのぅ。さっき、そう聞いたはずじゃったと思ったが気のせいだったか?」
??「はい、本来なら転生は許されないことです。しかし、先ほどもいったとおり現在地球の意識をなくしているためこのままでは信吾さんと同じような方が出てきてしまいます。そこで、地球の意識を一旦戻すことでこれ以上の死者を出さないようにします。ですが、意識が戻れば地球はまた暴走を始めるでしょう」
信吾「それで、どうするんじゃ?」
??「地球と私が契約をします。そうすることで地球の暴走を一時的に食い止めます。その間信吾さんには転生してしまった他の方々を元の世界に返すという仕事をしていただきたいのです。もちろん、ただでとは言いません。生き返りたいなど叶えられない願いもありますが出来うる限りで叶えさせていただきますし、必要な物資があれば用意します。」
信吾「ふむ。で、それをわしがしなくてはいけない理由はなんじゃ?」
??「理由はありません。これはただのお願い、というよりも私たち神からの頼みというべきでしょうか。神がこんなことを一個人に頼むのは恥じるべきことなのですが、そういうことにこだわっている場合ではないのです。」
信吾「そもそも、わし一人でそんなことをできるとでも思っとるんか?世界中から転生したものがおるんじゃろ。わし一人ではそんな人数救うのは何十年いや何百年かかるぞ。その間に死ぬものが何人出るかのぅ」
??「もちろん信吾さん一人にすべてを救ってもらおうとは思っていません。そもそも、転生した方々はいろいろな世界に散らばっています。転生を一度してしまうとその世界から離れることはできません。例外として元の世界に帰る時だけはその法則には当てはまりません。すでに、ほかの世界には何名かの協力者の方に手を貸していただき数名の帰還に成功しています」
信吾「ほぅ、しかしそんなに手を貸してくれるものがいるとはな驚きじゃ。何か理由でもあったのか?」
??「はい。手を貸していただいているうちの何名かは異世界に行ってみたいという理由から手を貸していただいています。その他の方々はある理由があるために協力していただいてます」
信吾「ある理由?それはわしと関係あるのか?」
??「ええ、その理由は親族もしくは親しくしている方が転生している方々です。」
信吾「っ!わしの場合はだれが転生した!!」
信吾は立ち上がりテーブルを二つに割った
??「(一応、ダイヤくらいの硬さはあるんですが)奥様とお孫様が同じ世界にいらっしゃいます」