キレたら怖い大妖怪   作:旅行好き

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六話

惣助の部屋

 

惣助「ここが僕の部屋だよ」

 

机とベットが部屋の隅にあり、その他のスペースは全て本棚で埋まっていた。

本棚の中には辞書や図鑑も入っているが、他の棚は全て漫画が入っている。

 

伸吾「ほぉ、マンガの量がすごいのぅ。これ全部読んだのか」

 

惣助「そうだよ。こっちがバトルで、あっちがスポーツ、その他のはそこの棚だよ」

 

伸吾「ふむ。ところでさっき言ってた漫画はどれなんじゃ?」

 

惣助「ちょっと待ってて。すぐとってくるから」

 

惣助が漫画を取りに行っている間、伸吾は下の階の気配を探っていた。

 

伸吾「まだ終わらなそうじゃのぅ。触らぬ神に祟りなしじゃ」

 

惣助「お待たせ。これがその漫画だよ」

 

伸吾「どれどれ。ふむ、妖怪の漫画か」

 

 

 

 

 

 

伸吾「これは確かに面白いのぅ」

 

惣助「そうでしょ。僕はこの漫画いちばん好きなんだ。早く続編出ないかな」

 

伸吾「この羽衣狐と戦って終わりなんじゃないのか?」

 

パラパラと流し読みしながら、惣助に尋ねる

 

惣助「うん。その羽衣狐の子供がまだ出てきてないからね。その話が次に発売されるんだよ」

 

伸吾「そうか。じゃあ、今日遅れたお詫びにそれはワシが買ってやろう」

 

惣助「えっ本当に!やったーー!」

 

跳び跳ねながら喜んでいると、くぅ~と小さいが響く音でお腹がなった

 

惣助「あっ、ちっ違うよ。今のは僕じゃないからね。本当だよ!」

 

伸吾「ほっほっほっ、分かっとる。鳴ったのはワシのお腹じゃ。一緒に食べに行ってくれるかのぅ」

 

惣助「うん。早くいこ」

 

部屋に来たときのように、仲良く手をつないで下へ降りていく二人

 

惣助「おばあちゃん、お腹すいた」

 

彩夏「はいはい、もう用意できてますよ。さぁ、椅子に座って食べましょうね」

 

伸吾「上手そうじゃのぅ。いただきます」

 

惣助・彩夏『いただきます』

 

3人はご飯を食べ始めた

 

達也「あのー、俺も食べたいなぁーなんて思ったりして。もう、正座やめてもいいでしょうか?」

 

彩夏「あら、まだ正座してたんですか?ご飯が冷めてしまうでしょう」

 

プルプル震えながら立ち上がり、椅子にすがり付く達也

 

伸吾「そうじゃ。惣助、達也から聞いたが、サッカーが好きらしいのぅ。」

 

惣助「うん。学校の授業で今やってるんだけど、面白いんだ!」

 

伸吾「じゃあ、このあと公園で遊ぶか?」

 

惣助「やったー!早く食べよぅ」

 

なるべく早く食べようとする惣助

 

伸吾「ほれほれ、そんなに急ぐと喉につまるぞ」

 

惣助「ぐっ、げほっげほっ」

 

彩夏「あらあら、はいお茶のんで落ち着いて。そんなに急がなくても公園は逃げませんよ」

 

 

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