惣助の部屋
惣助「ここが僕の部屋だよ」
机とベットが部屋の隅にあり、その他のスペースは全て本棚で埋まっていた。
本棚の中には辞書や図鑑も入っているが、他の棚は全て漫画が入っている。
伸吾「ほぉ、マンガの量がすごいのぅ。これ全部読んだのか」
惣助「そうだよ。こっちがバトルで、あっちがスポーツ、その他のはそこの棚だよ」
伸吾「ふむ。ところでさっき言ってた漫画はどれなんじゃ?」
惣助「ちょっと待ってて。すぐとってくるから」
惣助が漫画を取りに行っている間、伸吾は下の階の気配を探っていた。
伸吾「まだ終わらなそうじゃのぅ。触らぬ神に祟りなしじゃ」
惣助「お待たせ。これがその漫画だよ」
伸吾「どれどれ。ふむ、妖怪の漫画か」
伸吾「これは確かに面白いのぅ」
惣助「そうでしょ。僕はこの漫画いちばん好きなんだ。早く続編出ないかな」
伸吾「この羽衣狐と戦って終わりなんじゃないのか?」
パラパラと流し読みしながら、惣助に尋ねる
惣助「うん。その羽衣狐の子供がまだ出てきてないからね。その話が次に発売されるんだよ」
伸吾「そうか。じゃあ、今日遅れたお詫びにそれはワシが買ってやろう」
惣助「えっ本当に!やったーー!」
跳び跳ねながら喜んでいると、くぅ~と小さいが響く音でお腹がなった
惣助「あっ、ちっ違うよ。今のは僕じゃないからね。本当だよ!」
伸吾「ほっほっほっ、分かっとる。鳴ったのはワシのお腹じゃ。一緒に食べに行ってくれるかのぅ」
惣助「うん。早くいこ」
部屋に来たときのように、仲良く手をつないで下へ降りていく二人
惣助「おばあちゃん、お腹すいた」
彩夏「はいはい、もう用意できてますよ。さぁ、椅子に座って食べましょうね」
伸吾「上手そうじゃのぅ。いただきます」
惣助・彩夏『いただきます』
3人はご飯を食べ始めた
達也「あのー、俺も食べたいなぁーなんて思ったりして。もう、正座やめてもいいでしょうか?」
彩夏「あら、まだ正座してたんですか?ご飯が冷めてしまうでしょう」
プルプル震えながら立ち上がり、椅子にすがり付く達也
伸吾「そうじゃ。惣助、達也から聞いたが、サッカーが好きらしいのぅ。」
惣助「うん。学校の授業で今やってるんだけど、面白いんだ!」
伸吾「じゃあ、このあと公園で遊ぶか?」
惣助「やったー!早く食べよぅ」
なるべく早く食べようとする惣助
伸吾「ほれほれ、そんなに急ぐと喉につまるぞ」
惣助「ぐっ、げほっげほっ」
彩夏「あらあら、はいお茶のんで落ち着いて。そんなに急がなくても公園は逃げませんよ」