【書けば出る】ニコラテスラ奉納ss【かもしれない】   作:( ∴)〈名前を入れてください

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間違えて消してしまった頭庄司です


第1話

 

「ふんふっふーん、システームケラウノスー」

 

こつこつと廊下を歩く一人の少女、オレンジ色の短めに揃えられた髪を揺らしながら歩く。

誰かを探しているのだろうか辺りをキョロキョロと見渡しながら歩く姿は男であれば不審者扱い待ったなしである。

 

「むぅ…いないなぁ。もう、何処にいるの?」

 

そう言いながらプクーと頬を膨らまし私怒ってますよアピールをとっているが残念ながらこの場に彼女以外の姿は見えない。

よってその行動はあまり意味を成さない

暫く少女が歩いていると目的の人物が見つかったのかパアッと顔を明るくして走っていく。

 

「ハーカーセー!!」

 

「マスターではないか、如何したかな?」

 

片手にまるで機械のような物を取り付け長い髪をたなびかせ少女の方を振り向く

彼の名前はニコラテスラ。

19世紀中期から20世紀中期の電気技師であり発明家である。交流電流、空中放電実験で有名なテスラコイルなどの多数の発明、また無線送電システムを提唱したことでも知られる。磁束密度の単位「テスラ」にその名を残した偉人

ニコラテスラその人である

 

「今日のレイシフトの人員は博士とノッブとエミヤだよ?」

 

「おぉそうであったな!このカルデアを見物していてすっかり忘れていた」

 

「またカルデアを見ていたの?」

 

「このカルデアには私の技術が多く取り入れられている。気にならない筈があるまい?」

 

人理継続保障機関・カルデア

魔術だけでは見えない世界、科学だけでは計れない世界を観測し、人類の決定的な絶滅を防ぐために成立された特務機関であり、そこではサーヴァントと呼ばれる過去の偉人を呼び出しマスターと呼ばれる者がサーヴァントと共に世界の為に日夜戦っている本拠地なのである。

 

「ノッブが星5サバだからと言ってもそろそろ是非も無いネ!って言ってたから行こ?」

 

「是非もないのなら仕方あるまい、行くぞマスター!この天才に全て任したまえ!」

 

「あっ…待ってよハカセー!」

 

「雷電が君を呼んでいる、何やら新たな出来事だ。さぁ、行こう!」

 

バサリとマントをたなびかせ歩いていくニコラを追いかけその場を後にする二人急ぎレイシフトする場所まで移動するとそこには既に長い時間待っていたのか一人は苦笑しながらもう一人は笑いながら此方を見つめている

 

「遅かったなニコラよ!儂を待たすとは…さぁ行こうではないかマスター!儂の力をとくと見せてやろう!」

 

「儂だってやれば凄いんじゃからな!?沖田にいつもいつも、あっ…(察し)とかやられているが儂だってやれば凄いんじゃ!!」

 

「落ち着きたまえ、信長公よ誰もそんな事を言っていないぞ?…遅かったな雷電博士よ。」

 

「すまないな、だが来たからには全てこの私に任せるといい!!」

 

どや顔でふんぞりかえりながら此方を見つめてくる少女にツッコミをいれながら呆れた顔をして博士を見詰める白髪の赤い外套を待纏う男。

 

彼らも英雄と呼ばれる過去の存在であり、少女はかの第六天魔王と呼ばれ恐れられた戦国の風雲児こと織田信長で、赤い外套を纏った男は……エミヤと呼ばれる男である。

 

「えーとじゃあ今日行く時代は……」

 

マスターと呼ばれる少女の声に信長公が意気揚々と反応する

 

「特異点オルレアンじゃな!儂の三千世界の前にドラゴン共はひれ伏すしかないのじゃ!是非も無いネ!」

 

「弓兵の腕の見せ所と言った所か?任しておきたまえ、マスター」

 

「さぁマスターよ人類神話の力、刮目して見るがいい!」

 

そうして彼らは今日も己が指命を果たす為に過去へ、変わってしまった歴史を元に戻すために今日も歴史の中へと潜っていく。

 

そうして何時もの様に彼らは戦う。襲いかかる兵士をエミヤが切り伏せて行く

 

「死ねぇェェッ!!」

 

「甘いッ!!」

 

向かってくる敵を一刀両断、弓兵にあるまじき姿である。

 

「何か罵倒された気が……」

 

「何を言っておるかエミヤよ!まだまだ敵は山程おるのだぞ?」

 

信長が種子島…火縄銃をどんどん持ち替えながら敵を打ち倒していく。

その圧倒的制圧力、遠くから敵を打ち抜き決して手を緩めない姿、これこそ弓兵のあるべき姿だろう。

やはりノッブは他の星4弓兵の中でも格が違うと言わざるを得ない。

 

「フハハハ!放てぇい!!」

 

「グオオオッ!?」

 

魔王の面目躍如と言った所か八面六臂の大活躍、あっ…(察し)と言われようと強いのには変わりない

むしろ沖田が強すぎるだけなのである。

決して僻みなのではない、決して。

 

「フハハハ!これが電雷の力、我が生涯の叡智の結晶だ!!」

 

「ギャァァァッ!!」

 

雷を機械化された腕から敵に向かい発射して敵を打ち倒していく。

敵がコンガリウェルダンではなくその圧倒的な電流で形も残らず消し飛んでいく姿は中々に恐ろしいものがある。

 

そして辺りの敵を倒して一段落つく。

何故だかいないがそこの敵を倒せば次の場所に進むまで敵は現れない。

 

「見たかマスターよ!ノッブ大勝利!オッキなんぞ別におらんでも儂の力があれば十分よ!」

 

その辺にしておけよ信長公(ssn)と言うかどれだけ根に持っているのか、あのマンション事件の時には二人仲良く過ごしていたみたいだというのに

 

「それはそれじゃ!」

 

「時たまだが信長公は電波を拾うな…大丈夫かマスター無理はしていないな?疲れてきたらちゃんと言うんだぞ?」

 

「もー分かってるよ。エミヤは何かお母さんみたいだね」

 

「そうかそうか、エミヤ殿はマスターの母君でいらっしゃられたか!」

 

「違う!分かって言ってるだろう雷電博士よ!」

 

「ハッハッハッハッハ!!」

 

楽勝ムードで全員が先へと進んでいくと再び敵の気配を感じ戦闘体制をとる。

 

「ふぅむ……ドラゴンが、ひのふのよと…一杯じゃな」

 

信長が数えた様に先にある場所には数えるだけ億劫なドラゴンが彼等を待ち構えているかのように此方を睨み付けている

 

「これは面倒だな…マスター宝具の開帳を」

 

「待て待て!お前さんのより儂の宝具の方が効果的じゃ!エッミは下がっておれ!」

 

「誰がエッミだ!と言うかどっちもどっちだろうが!」

 

「儂の宝具は神秘絶対にコロスマンですからエッミの宝具よりドラゴンに良く効くんですー、分かったなら下がっておれエッミ!今日の主役は儂じゃ儂なのじゃー!」

 

「えっ…えーと、どうしよう博士?」

 

マスターの困惑した声にフッと微笑みながらニコラは語りかける。

 

「マスターよあやつの宝具より私の宝具を使うが良い、素晴らしき電雷の力お見せしようではないか!」

 

「神秘殺しならば私の宝具こそが最も優れていると言っても過言では無い!」

 

その言葉に今も口喧嘩をしている二人をちらりと見た後少しはにかみながら頷く

 

「うーん…じゃあお願いします!」

 

その言葉と同時に彼女の手に刻まれている令呪の一つが消えていく。

するとニコラに膨大な魔力が与えられ何時でも宝具を打てる状態になる。

 

「さぁ刮目して見るがいいマスター!」

 

その言葉に二人は対極的な反応をする。

信長は熱くエミヤはクールに。

 

「あー!ズルいぞニコラ!儂の出番を盗る気なのじゃな!ここらでマスターに儂の格好いい所を見せる予定だったと言うのにー!」

 

「あれを倒せるのならば…まぁいいか」

 

「フハハハ!さぁドラゴンよ貴様達も見るが良い!この身はサーヴァントであり電雷その物、その一撃を受けよ!」

 

天高く腕を掲げその掌に電雷が収縮していく。バチバチと黒い球体が掌に出来上がっていきマスター達がいる場所以外の辺り一面に余波の電流が襲う。

 

「グオオオ…」

 

「神の雷霆は此処にある。さぁご覧に入れよう! 『人類神話・雷電降臨』!」

 

その叫び声と共に放った一撃は最早只の雷電ではない。辺り一帯を破壊しながら巨大なドラゴン達を跡形残らず消滅していく姿は正しく神の一撃と呼べるものであった。

 

そして雷電が破壊の限りを尽くしドラゴンがいた場所にはドラゴンがいた痕跡一つ残っていなかった。

 

「人類神話、雷電降臨!」

 

「おぉ…すごーい、格好いい!」

 

「ハーハッハッハッ!当然だとも、私の産み出した電雷がこのような蜥蜴ごときに遅れをとる筈がない!」

 

戦闘が終わった後そこにはマスターに誉められて高笑いをしているニコラの姿と

 

「儂の…儂の出番…ノッブ大活躍でノッブ大勝利は一体……」

 

「まぁ…終わった事だ、また次の機会にでも期待しようではないか」

 

「……うむ」

 

そんな二人の弓兵の姿があったそうな。

 

 

おまけ

 

ニコラテスラは今テンション全開であった。

 

「マスター!これを見たまえ!これは一体何だ!?」

 

「見たところ火を使わずに焼いているがもしや…電気を使っているのか!?」

 

彼の目の前にあるのはなんてことのない只のIHのコンロそれでマスターがホットケーキを焼いているのだ

 

「はい!IHといって高周波電流を使っているんですよ!」

 

「私の技術ではないか!」

 

そう喜ぶ姿にマスターは思わず笑みを浮かべ一つ良い事を思い付く

 

「そうです博士!これから皆の分も焼く予定なんですけど、手伝ってくれますか?」

 

「任せたまえ!して何をすれば良いのだ!?」

 

「じゃあこのハンディミキサーでホットケーキの生地を作っていきましょう!」

 

「心得た!!」

 

そう言いながらいそいそと準備を始める二人、ホットケーキの甘い臭いが辺りに充満し始め二人を包み込む。

 

そんな午後の一コマ

 




取り合えず適当に思いついたFGOの小話はここに放り込んでおきますね
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