転生したから美佐枝さんと結婚したい 作:あいうえお
更新遅れてゴメンナサイ。免許取ってたんです!許して!久しぶりに書いたせいで短いのも許して!
美佐枝さん誕生日おめでとう!愛してる!
──夢を、見た。
遠い、遠い夢。小さいころの俺が少女と一緒に居る夢を。
前に見た夢では分からなかった。俺が彼女に何と囁いたのか。どうやって少女を笑顔にできたのか。けど俺はこう言ったらしい『俺がキミの父親になるから……』と。
そう、これは夢。でももしかしたら起こっていたかもしれない、そんな夢。
だから夢の最後でまた少女が泣いているのを見たら何故か胸が苦しくなって──
それから猫の鳴き声がして……ん?猫?
「なんだお前か」
目を覚ますと座った俺の上に猫がいた。
「な~ん」
「ゆっくり寝てたけど、いい夢見れた?」
「あっ、美佐枝さんおはよ。いい夢かは分からないけど、夢は見てたよ」
「そう。ねぇ晩御飯の支度まで時間あるし、散歩とかどう?」
そんな迷惑かけるみたいな顔されてもな……断れるはずがないし。
「よろこんで」
そう、いつものように返事をするのだった。
外は暖かいからだんだん暑いと言うのが似合う気温になりつつあった。まぁ、夕方だしそんなに暑くは感じないんだけど。桜の花びらもすっかり落ちきって今は葉桜になってしまった。
「それでどんな夢見てたの?」
ふと、美佐枝さんが尋ねてくる。
「多分、昔のこと、かな。あんまり覚えてないからはっきりとは分からないんだよね。前と同じで女の子が出てきたってだけでさ」
「そっか」
そう美佐枝さんが呟いたが、その後に言ったことは流石に驚いた。
「じゃあ、その子に『俺がお父さんになってあげる』って言ったのも覚えてない?」
「……え?なんで美佐枝さんがその事知ってるの?」
「ヒ・ミ・ツ。ヒントはいっぱいあるわよ?」
そう言い、妖しく微笑む美佐枝さんはホントに綺麗だった。ヤバかった主に下半身の制御が大変だった。
しかし、ヒントは出ているらしい。最初に感じたように夢の中の少女はことみなのだろうか……まぁ明日聞いてみればいいかな。
まぁ、今は美佐江さんとの散歩を楽しむことにしよう。いろいろと考えるのは後でいくらでもできるし。
その後はいつものように夕飯食ったり、春原の部屋でダベったりしたが、夜にことみのことをゆっくり考えることは出来なかった。なんでだろうね、不思議だね(白目)
今日の朝、ふと思いついたことがある。ことみと春原を会わせたらどうなるだろうか、と。
「思い立ったが吉日、いい言葉だよなホント」
「えっ、誰と喋ってるのアンタ。つーか僕をここまで連れてきて何させる気?図書室なんて初めて来たんだけど」
「いいか、春原よく聞け。この中になお前のことが好きで好きでしょうがない女の子が居るんだ。」
「マジっすか!待っててね愛しのエンジェルハーーート!!!」
そう奇声を上げながら図書室に特攻する春原……あっもう帰ってきた。
「なんなんスかあの人。なにやっても反応しないんスけど……ホントに僕のこと好きなの?」
「いや、そんなこと聞いたことないぞ」
「アンタ、ホントに酷いッスね……」
そう言い、春原は歩いていった。さて、俺も図書室に入るか……でも、夢の少女がことみじゃなかったら俺ヤバい奴だよな。つーか同級生を娘にする発想をした昔の俺も凄いけどな。
そう思い入った図書室は本が散乱していた。あのバカのせいか……
「よ、ことみ遊びに来たぜ」
「あっ、綱汰くん。おはようございます……綱汰くん、ご本散らかしちゃいけないの。」
「いや、俺のせいじゃなくてだな……まぁいいか片づけ手伝ってくれるか?」
それからことみと一緒に『春原が』散らかした本の片づけをした。アイツが本棚ごと倒してくれたせいで凄く時間が掛かった。
「ことみ、これで終わりか?」
「うん。もうこんなことしちゃいけないの」
「あぁ分かったよ。もうしないよ」
「それならいいの。……ご本、読む?」
そう言い、いつものようにクッションの半分を開けてくれる。
「いや、今日はさことみに聞きたいこと、あるんだ」
「聞きたいこと?」
「そう。俺さ、ことみに『お父さんになってやる』って言ったことあるかな?」
そう尋ねたのだが、ことみは俯いたまま返事をしてくれない。
「やっと……やっと会えたの。お父さん」
猫ってな~んてって鳴く、鳴かない?
秘密は女のアクセサリーらしいっすよ兄さん。
主人公の夜には秘密がいっぱい!(誰も得しない)
次はいつでしょうね
まぁできるだけ早く書きますが、大学始まるんでね……