転生したから美佐枝さんと結婚したい   作:あいうえお

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今回から原作に入ると言ったな、アレは嘘だ

次回から入ると思うので許してつかぁさい

評価、感想ありがとうございます!滅茶苦茶嬉しいッス!


第6話

美佐枝さんに気持ちの整理をしたいと言われてから、彼女の部屋に行く勇気が中々持てず、遂には春休みも終わろうとしていた

 

 

「はぁぁぁ、俺なんでお前の部屋に居るんだろうな?」

 

「そんなの知らないよ、美佐枝さんに振られでもしたんじゃないの?」

 

「うっせバカ原、振られてないし?気持ちの整理がしたいって言われただけだし?だから別に振られたことにはならないし?」

 

「じゃあ美佐枝さんに聞きに行けばいいだろ?別にそれで死ぬって訳じゃないんだからさ」

 

「俺が美佐枝さんに振られてみろ、お前死ぬぞ?」

 

「何で僕が死ぬんですかね!?それ絶対アンタの八つ当たりの所為ですよね!?」

 

「うるさいぞ~春原、綱汰に謝っとけ?そうすれば死ぬこともないぞ」

 

「うぐっ……何かよく分からないけど、ごめん」

 

「しょうがねぇなぁ~許してやんよ」

 

「何でそんなに上からなのさ……」

 

「まぁ、春原のことは置いといて、だ。綱汰、まだ美佐枝さんに告白してなかったのか?もう二年経つんだろ?」

 

「なんつーかな、決心できないって言うのかな……今のままでも良いんじゃないかとか考えちまうんだよな」

 

「今のまま、ねぇ。どっちにしろ後一年しかないんだから頑張れや」

 

「おうおう頑張る頑張る……で、お前らは好きな人とか出来ないわけ?」

 

そう聞くと春原が胸を張って答え始めた……あんまり期待できそうにないなこりゃ

 

 

「何言ってんだよ綱汰、僕が誰かを好きになっちゃったら全国に居る僕のファンの娘が泣いちゃうだろ!」

 

「はいはい、カッコいいカッコいい」

 

「ちょっ、さっきから僕の扱い適当過ぎません!?」

 

「春原、良いことを教えてやろう綱汰からの扱いが適当って言うのはいつものことだ」

 

「あっ、そうだったんスね……」

 

あれ?春原泣いてね?何でだろ

 

 

「それより、朋也は誰か良い女居ないの?お前なら二、三人引っ掛けそうだけど」

 

実際二、三人どころじゃないけどなコイツは

 

「ん?あぁ別にそういう奴は今んところ居ねぇな」

 

「ホントに?」

 

「あぁ、つーか出来たらお前と(多分)春原にも言うさ」

 

「じゃあ三年になってからのお楽しみ、か?」

 

「そうだな、出来るとは思えないけど……まぁその時はよろしくな」

 

「あぁ、任せとけアドバイスもしてやるぞ!伊達に二年も片思いやってねぇしな!」

 

「頼りがい有るのか無いのかよく分かんねぇぞ、それ」

 

「綱汰は二年も片思い出来て凄いよね~、僕なんて一ヶ月経ったら多分諦めるよ」

 

「そんなに凄いか?」

 

そう聞くと二人とも滅茶苦茶頷いていた

 

うーん、俺にとっちゃ当たり前だけど確かに普通の感覚だと長いよなぁ……

 

「まぁ、それだけ好きってこったよ」

 

「そう言うのを照れずに言える綱汰は凄いと思うよ、僕」

 

「そうか?好きだから当然だろ?」

 

「いやいや、普通は照れたりするもんだからね?そんなにおっぺけぺーと言えないよ」

 

「褒められるのは嬉しいけどお前おっぺけぺーじゃなくてあっけらかんな?」

 

「あれ?そうだっけ?まぁ、何はともあれ綱汰は凄いってこったよ、な?岡崎?」

 

「良い話にしようとしてるけど、お前ただ言い間違えた恥ずかしい奴だぞ?」

 

「何で今日はこんなに責められてるんですかね……」

 

春原っていつもは残念な奴だよなぁ

 

まぁ、春原の本気は芽衣ちゃんが居ないと見れないからな……つーか芽衣ちゃんが居ないと本気出さないって、コイツまさかシスコンか?

 

 

 

「まぁ、そんなことよりもだ、お前らよく進級出来たよな」

 

「あぁそれ僕も不思議だよ、どうしてだろうな?」

 

「ん?多分だけど幸村の爺さんが手回したんじゃないか?そうじゃなきゃ綱汰はともかく俺らが進級出来るわけないからな」

 

「お前ら幸村の爺さんにどんだけ借り作ってんだよ……」

 

「いや~それほどでも……」

 

「春原、褒めてないからな?」

 

 

実際コイツらは幸村の爺さんに世話になりっぱなしだと思うんだが……まぁ、俺もたまに世話になってるから強くは言えないけど

 

 

そう考えていたら朋也がさっきの話をぶり返してきた……

 

「綱汰って何で美佐枝さんが好きなんだ?」と

 

それに乗るのが俺の隣に座ってる金髪の奴なんだよな……はぁ

 

「やっぱりおっぱいだろ?そうなんだろ?そうだよな~あんなおっぱいそうそう居ないもんな~」

 

「なんでそこでおっぱいが出てくるんだよ……」

 

「え?綱汰って美佐枝さんのおっぱい見るために頑張ってたんじゃないの?」

 

「そんなこと頑張る奴いるか?お前じゃないんだしさぁ」

 

「お前!おっぱい馬鹿にしたらおっぱいに泣くぞ!」

 

「いや、泣かねぇからな?」

 

「いーや泣くね!その時になって『おっぱいショッーーーークッ!』って頭抱えて叫んでも遅いんだからな!?」

 

「んなこと頼まれてもしねぇし、お前にとって美佐枝さんの良いところ、おっぱいだけかよ……」

 

「んー……まぁ、そうなるのかな?」

 

「かな?じゃなくて、そうなってるからな……で、美佐枝さんの好きなところだっけ?」

 

 

春原のせいで話が大幅に脱線してしまった……何だよおっぱいショックって

 

 

「まず優しいところだろ、俺が最初に美佐枝さんに会ったときの話はしただろ?」

 

「あぁ、飽きるほど聞いたな……その様子じゃ春原も聞いてるっぽいな」

 

「うん、僕も飽きるほどっていうかもう夢で聞くぐらい聞いてるよ」

 

 

コイツらにはあの話を馬鹿みたいに話しているせいで若干呆れられている

 

美佐枝さんのことを話せるような奴はコイツらしか知らないし、それに俺に友達がこの二人しか居ないというのも原因になっている

 

べっ、別に友達作れないんじゃないし?作らないだけだし?ぶっちゃけ他の奴らと連もうとも思えないだけだし?

 

 

 

「で、次に好きなとこはなんだよ?」

 

「おっ、知りたいのかね朋也くん?」

 

「いや、別に知りたかないけどお前聞いて欲しそうにしてたからさ」

 

「ホント美佐枝さんの話してる時だけは、楽しそうだよな」

 

春原に茶化されながら言われると何か腹立つな……」

 

「アンタ声に出てますからね?……けど実際さ、学校にいるときの綱汰は目が死んでるし無気力、って感じが一目で分かるんだよ」

 

「目が死んでんのはいつものことだろ……それに学校糞つまんねーしさ」

 

「そう言いながら遅刻もしないし、ちゃんと学校行ってるじゃん?」

 

「アレは、一回昼頃に登校したら美佐枝さんに怒られて夕飯も作って貰えなかったからな……飯の為に行ってんだよ」

 

「ふーん……僕も三年になってからは遅刻しないようにしようかな」

 

「止めろ!春原!空から槍が降ってくるから!」

 

「そうだぞ春原!槍で済めば良いが、隕石が落ちてきたらたまったもんじゃない!」

 

「アンタら、ホントに僕の扱いに関してはブレないッスね……」

 

春原の目から汗が流れていたように見えたが、目の錯覚だろう

 

 

 

そんな事よりも、昨日の美佐枝さんの様子の方が俺は気になっていた

 

だから今日、春原の部屋に来たのだろう二年前と変わらず……彼女に会えるかもしれないと期待して

 

 

 

「はぁ、馬鹿らし……朋也、春原俺帰るわ」

 

「あれ?美佐枝さんに会っていかないの?てっきりその為に来たんだと思ってたんだけど」

 

「不本意だが、俺も春原と同じ考えだったぞ。美佐枝さんに会わなくて良いのか?」

 

「うーん、会いたいけど会いたくないって感じなんだよ」

 

「なんだよそれ、美佐枝さんに告白して花火みたい散にってこいよ」

 

「散ったら意味ないだろ、それ……まぁ、帰るわそれじゃまた新学期にな」

 

「綺麗だと思うんだけどなぁ……」

 

「おう、じゃあな綱汰コイツは俺がシメとくから気にしないでいいぞ」

 

 

 

そして心のモヤモヤを気のせいだと思いながら家に帰ろうというところで、会いたくも会いたくない人に出会ってしまった

 

 

「偶然ね、綱汰は今帰り?」

 

「ん、まぁそんなとこ……かな」

 

「これから時間ある?ないなら別の日にしようと思うんだけどさ……」

 

「何か用あるんなら今聞くよ、明日もどーせ暇だしね」

 

俺の言葉を聞いた美佐枝さんは、どこかほっとしたような、それでいて緊張しているような表情をしながら俺にこう告げた……

 

 

 

 

 

 

────答え、出たの

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その言葉を聞いた俺は頭が真っ白になって、不安で……でも美佐枝さんに受け入れてもらえるかもしれないと期待してる部分もあって……

 

 

 

「私の部屋で話、しましょ?」

 

 

そう聞かれれば頷くしか手段はなくて……

 

 

 

 

 

 

「ねぇ、綱汰……私、卑怯な女なのよ?綱汰が思ってるような良いヒトじゃないの……むしろ逆よ、だって私ずっとアナタの気持ち分かってたのにはぐらかして、逃げて……そのくせアナタに甘えて……だから幻滅するかもしれない」

 

「でも、それでも私で良いって言ってくれるなら……それでもこれは全部私の我が儘だから、だから」

 

「私と、付き合ってください」

 

 

そう言った美佐枝さんはとても綺麗で……言葉の表現力だけじゃ言い表せないぐらいに魅力的で、目を奪われてしまった

 

 

「…………美佐枝さん、結婚しよう」

 

「え?」

 

 

だから少しぶっ飛んだ答えを出してしまったのも仕方ないだろう

 

 

 

 

 

 

「は~それにしても美佐枝さんに告白されるとはなぁ~……俺からするつもりだったんだけど」

 

「ふふっそれよりも綱汰には驚かされるわ、まさかプロポーズしてくるなんてね……」

 

「それは……気持ちが逸ったっていうか、美佐枝さんが綺麗過ぎたって言うか……」

 

「ありがと、でも将来のことはまだ分からないわよ?こんなおばさんに飽きちゃうかもしれないしね」

 

「それはないよ、絶対に」

 

「そう?まぁこれからよろしくね?私の彼氏さん」

 

「うん、よろしくね美佐枝さん」

 

 

 

 

──こうして一組のカップルが誕生した

 

 

 

 

 

 

 

 

そして、この世界の物語も始まろうとしていた────

 

 




Q:寮母と生徒って付き合っていいの?
A:バレなきゃイカサマじゃあないんだぜ?

春原のおっぺけぺーはただの打ち間違いだけど春原だからいいやってことでセリフになりましたとさ
おっぱいショッークッ!は原作の美佐枝さんルートで過去編始まる前ぐらいでの春原のセリフ
確かアニメではカットされた幻のセリフ作者はこのセリフが大好きなので、今回出しました

原作前に二人がくっ付いたけどこの作品はあくまで『美佐枝さんとの結婚』を最終目標にしてるので大丈夫なはず…
未来の自分が苦しんでそうですが、まぁ…何とかなるはずです

CLANNAD AFTER STORYのOPで志摩の手で招き猫やってる美佐枝さん最高に可愛い…招かれたい
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