転生したから美佐枝さんと結婚したい   作:あいうえお

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なんかいつもより少ないし美佐枝さんに関してはちょっとしか出ないしでもうなんて言うか…

今回からやっとこの小説が始まります
プロローグが長い?…知らんなぁ(目逸らし)

章タイトルが良いの決まらない…


彼と彼女は惹かれあう(序章)
第7話


あれから俺は美佐枝さんと付き合い始めた

 

 

──夢、じゃないんだよな

 

 

 

 

 

 

 

 

俺がこの世界に来てから、もうすぐ二年経つ

 

その間にこの世界の自分に関して役所に行って調べたりしたが、出生日、住所などは判明したが、俺の両親に関しては俺を出産してからすぐに交通事故で死んだ事になっていた

 

それから、俺の後見人はどこに居るかも把握できないような状態だった。しかし、毎月住んでいるアパートの家賃と生活費が俺の預金口座に振り込まれるのは何というか薄ら寒いものを感じた

 

 

 

それでも、俺はこの町が好きだ。美佐枝さんと出会えたこの町が──

 

 

 

 

『転生したから美佐枝さんと結婚したい』

 

 

 

 

「三浦綱汰」について、ある人物はこう言う

 

曰く、寝てばかりいる……と彼は遅刻こそしないものの、体育など机で寝れない授業を除いて基本的に机に突っ伏して寝ているのである。そのため、成績不振に陥っていると考えるであろうが答えは否、と答える他ないだろう。しかし、彼が連んでいる岡崎朋也、春原陽平は遅刻とサボりの常習犯として知られており、彼も不良の仲間として周囲には認識されていた

 

 

 

「よぉ、朋也今日も遅刻か?」

 

「おう綱汰、おはよ。春原はサボりか?」

 

「ん?あぁ、だろーな。帰り寄るか?」

 

「あぁ、それは良いけど……昼飯奢ってくれねぇか?財布持ってくるの忘れちまってよ」

 

「500円で足りるか?」

 

「全然余裕だ……サンキューな」

 

 

そして午後の授業を寝て過ごして放課後に学生寮に行ったら、春原らしき物体がラグビー部にボール代わりにされていた

 

 

うん、多分気のせいだな

 

「ごめん、朋也俺ちょっと美佐枝さんに会ってから行くから先行っててくんね?」

 

「おーう、ゆっくりしてこいよ~」

 

「岡崎!綱汰!助けてッ!」

 

 

「……朋也なんか俺疲れてんのかな?幻聴聞こえんだけど」

 

「お前もか……こりゃ春原に八つ当たりするしかねぇな」

 

「八つ当たりって分かってんなら止めて貰えません!?」

 

「あれ?春原じゃん、何でこんなとこにいんだよ?」

 

「僕の聴いてた音楽が気に入らないって言われてね……」

 

「あぁ?どうせ大音量で流したんだろ。お前の自業自得だよ」

 

「身も蓋もないッスね……」

 

「まぁ、その話は後で聞くわ」

 

「ん?綱汰……あぁなるほどゆっくりしてこいよ」

 

「そのゲス笑い止めろ春原、危うく殴りそうになったわ」

 

ナチュラルに暴力振るおうとしないでくれません!?とか後ろで聞こえてるが無視だ無視、そういやあの時からまだ数回しか会えてないんだなぁと思いながら俺は美佐枝さんの部屋へと向かっていた

 

 

 

 

「美佐枝さ~ん会いに来たよ~」

 

「はいはい、今開けるから……いらっしゃい、綱汰。お茶飲んでくでしょ?」

 

「できたら夕飯も食べたいんだけど」

 

「綱汰、これからは自分で作るとか言ってなかった?……はぁ簡単なのしか出来ないわよ?」

 

「やった!美佐枝さん大好き!」

 

「何でこんなの好きになっちゃったんだろ、私」

 

そう言いながらも美佐枝さんの目は優しく微笑んでいて……俺はこの心地良い時間が一秒でも長く続くように神に祈るのだった

 

 

 

 

 

美佐枝さんとの飯を食い終わって春原の部屋へ行くと、先程の事について二人が話していた

 

 

「くそぅ、ラグビー部め……いつか目にもの見せてやる……」

 

「そんな声じゃ聞こえないだろ?」

 

朋也と俺は顔を見合わせて、笑顔で春原の代わりに『大声で』叫んでやることにした

 

「「くそぅ!ラグビー部めえぇぇぇーッ!」」

 

「ヒィィィッ!」

 

「誰だ今言った奴!」

 

 

「二人とも僕を殺す気なのか!?」

 

「ん?お前なら生き返りそうじゃん?」

 

「僕はゾンビですかね!?後、岡崎は何良い笑顔してんですかね……」

 

「春原、派手に散ろうぜ?」

 

「後、一年残ってるよッ!」

 

「でもまぁ、卒業間際になったら派手にやるのもいいかもね。そん時は岡崎、僕の背中はお前に任せるぜ!」

 

「ラッキー!ザックリいくな」

 

「じゃあ俺は春原の目に砂入れまくるわ」

 

「来るなよッ行けよ!後、綱汰はただの嫌がらせだからね?」

 

「いや~だって俺たち……な?」

 

「あぁ、ラグビー部側だぜ?」

 

「アンタら本当に……僕たちが一緒に過ごした二年間は何なんだったんですかね!?」

 

 

 

「春原~喉渇いたんだけどお茶飲みてぇなぁ」

 

「アンタさっき美佐枝さんとお茶飲んでたんじゃないんですかね……」

 

「悪い春原、俺にもお茶」

 

「出ねぇよ!」

 

「だから悪い、って言ってんじゃんか」

 

「いや、頭下げられても出ねぇよ!……アンタらここが食堂か何かだと勘違いしてない?」

 

「ここはお前の部屋だ」

 

「分かってるじゃんか」

 

「そして、お前は俺たちの小間使い、すなわち下僕だ」

 

「全然分かってないッスね……つーか僕の扱い酷すぎませんかね。それと自分で汲み行くっていう発想は無いんですかね」

 

「だってお前、俺に命を助けられてからというもの俺の役に立ちたくて立ちたくて、仕方なかったんだろ?」

 

「マジかよ朋也、お前こんな奴の命助けたのか!?良い奴だなお前」

 

「そんな裏設定は隠されていません!つーか綱汰の僕に対する認識やっぱそんなもんなんスね……」

 

「春原!お前、あの時俺に言った言葉は嘘だったのか?……春原という男は今、ここで死にました。ここに居るのはあなたにお仕えするただのお茶くみなのですって言ってたじゃん。はい、お茶」

 

「どんだけ壮大な嘘吐かれても出ないもんは出ないからな?」

 

 

それからはいつもの用にダベって過ごして、気づいたらもう日付が変わってしまっていた

 

「ふぅ、そろそろ俺帰るわ朋也はどーする?」

 

「んあ?もう、そんな時間か俺も帰るわ」

 

「そう?じゃあね二人ともまた明日~」

 

「ん、お前は学校来いよな」

 

「起きれたら行くさ、じゃあね~」

 

春原の部屋を出てからしばらく歩いて、朋也との分かれ道に差し掛かった。ここも、もう二年ほぼ毎日通っている

 

「じゃあまた明日な、朋也」

 

「おう、またな綱汰」

 

 

それから俺は足取り重く自分の家へ歩くのだった

 

 

 

 

 




次回!唐突に美佐枝さんとのデート回!…やりたいけど物語が進まなくなっちゃうんだよなぁ

付き合ってから数回しか会わないとかこの主人公頭おかしい→一応自活出来るぐらいの力は必要かな?とか唐突に思ったらしい、なお無理な模様

ストーリーに美佐枝さん絡めるのホント難しい…次回は渚ちゃん登場かな?かな?




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