真剣で俺たちで野球をしよう。チーム名はリトルバスターズだ!   作:あるく天然記念物

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あ、アヴェンジャーをください。
あれか? さらば諭吉ーを正月以来するべきなのか?!


フィリピン産バナナ

「バイトをしよう」

「いきなり唐突だねー」

 リトルバスターズで野球をしようと決め迎えた次の日の放課後。

 俺は先日言ったように全員をグラウンドに集めた。

「目下このリトルバスターズには問題がある。今回はその問題解決のために全員を召集した」

 俺が全員にそう告げると、はい、と“バンダナ”をつけた人物が手を挙げた。

「何か質問か?」

「質問つぅか……なあ棗先輩、リトルバスターズに問題があるのは分かった。それはいいが────なんでリトルバスターズのライバル的関係の俺たちを呼んだよ!!」

 文字通りの“全員”。

 そう、昨日依頼のメールを送った風間ファミリーのメンバーも例外なく俺は召集している。

 何故ならこの問題解決には風間ファミリーの力も必要だからだ。

 現在グラウンドにはリトルバスターズ六人。風間ファミリー七人がいる。ちょっとしたサッカーチームができそうだぜ。

「そう言うな風間。言うじゃないか、三人集まれば文殊の知恵。つまり、人数が多ければ多いほどいいって事だろ?」

「だとしてもだろ! どうしてリトルバスターズの問題を俺たちが解決することになるんだよ!」

「それに関しては俺も同意です。棗先輩、俺たちはあくまでも風間ファミリー。断じてリトルバスターズじゃない」

「僕もそうかな。棗先輩の事は嫌いじゃやいけど、ねぇ」

「だな。余所は余所、家は家、余所様の筋肉は余所様の筋肉ってな」

「────えっ、ダメなのか?」

「いいと思ってたのかよ(ですか)!!??」

 男性陣ほぼ全滅。

 女性陣からもツッコミを受けてしまった。

 どこの世界も集団の調和を乱したくないのは常。よってこうなるのはわかっていたものの、そこまで言わなくてもいいじゃないかと少しだけ思ってしまう。

 しかし、彼らは忘れてないだろうか。

「まあいいじゃねぇか、細かいことは気にするな。それにこれも依頼の一つだと思ってくれ」

「依頼? 棗先輩、依頼はあくまでも練習試合の相手役だったはずでは?」

「確かにそうだ。だが、詳しく話すのは今日だとも言ったぞ、俺は」

「…………あっ」

 しまったとばかりの顔をする直江。ようやく気がついたみたいだ。

「そういうことだ」

「…………姉さんの暴挙を止めようと即決即断したのが仇になったか……」

 俺の言葉に直江はがっくり肩を落とし、その場に手を突いてしまった。

 そう、俺は今日詳しく依頼について話すとメールに記入していた。

 にもかかわらず風間ファミリーはあっさりと引き受けたのだ。

 直江の言葉から察するに川神姉がなにやらしでかし、冷静に判断できる状態じゃなかったのだろう。

「なんだってー!! とんだ貧乏くじじゃねぇかっ!!」

 おっ、直江の様子を心配した風間が話を聞いて驚いてる。ようやく事態を把握できたようだ。風間ファミリー面々がてんやわんやであったり落ち込んでいたりしている。

「さーて、無事誤解も解けたようなので、本題に移るぜー」

「あれ無視してていいのー?」

「話進めないと帰れないからいい」

 小雪に言われてしまったが、俺としても風間ファミリーの心情は察する。だが、それで問題が解決するわけもないので話を進めるのだ。

「リトルバスターズはこの度野球をする事にした。それはいいのだが、ここで確認をしよう。まず真人」

「俺?」

「野球するには何が必要だ?」

「は? えっと、ボールとグローブ?」

「まあそうだな。他には?」

「うーん。バットはいるな。それからベースと筋肉だな。特に筋肉は絶対だ」

「筋肉に関しては微妙なライン故に保留とするが、だいたいはそれらの道具がいる。次に謙悟」

「なんだ?」

「ここ川神学園に野球部はあるか?」

「……いや、ないな。確か数年前に消滅したと聞いたが」

「そう。何故か川神学園野球部は部室の中身ごと数年前に消滅してしまっていた。まるで初めから何もなかったかのように。原因に関しては憶測だらけの上に調べでも特に意味ないので今回は放っておく。さてと、次でラストだ。由紀江」

「は、はいっ!」

「俺たちは先ほど真人が例を挙げた野球道具を持っているか?」

「い、いえ、多分何一つ持ってないかと……その、すみません」

「別に謝らなくていい。さてみんな、これで薄々気づいたと思うが、あえて言おう、道具がない。それとついでに金がない」

「なるほどー。それでバイトなんだー」

「そうだ。部室に関しては適当な部屋を学園長にお願いしたら快く貸してもらえたのだが、肝心な野球に関する道具が無かった。ついで揃えられるだけの金もない。これじゃあ野球どころかキャッチボールすらできねぇよ」

「でも恭介、野球道具が学園に無いっておかしくない? 部活とは別に体育の授業で使うでしょう?」

「いーや京、思い出してくれ。俺たちがこの学園に進学してから今日まで─────授業で野球したか?」

「……………あぁ、なるほどね。確かにそれなら野球道具なんてないか。だから恭介、結婚して?」

「前向きに検討するのを前提において考えるのを保留にしておこう。ということでバイトして備品を買おうってわけだ」

「考えてもらえる可能性すら少ない?! でもそんな恭介も好き!」

 授業で野球をするのであれば道具はある。

 だが川神学園の体育の授業は武道。当然ながら野球は愚かサッカーすら授業でしない。だが何故かプールの授業はある。これが教育方針の闇と言うものか。

 そんなわけで野球の備品のために金がいるのだ。

「そこでバイトをすることにしたが、ただバイトするだけだとつまらないだろ?」

「いや恭介よ、働くことにつまるもつまらないもないだろ」

「何言ってるんだ謙悟。たとえ話をするが、達成感も楽しさもなくただ悶々と仕事するのと、たとえ給料が少なくとも達成感と楽しさがある仕事をするの、どっちがいいと思う?」

「それは……断然達成感がある方だろう」

「だろ? だから俺たちもどうせバイトするなら楽しくやろうぜっ! ってわけだ」

「なるほど、恭介らしい理由だ。だから風間ファミリーのメンバーも今日呼んだのか」

「そういうこと。みんなでやれば楽しさも増えるからな! てなわけでこれから俺たちはバイトをする。あぁ、今回のバイトは備品のためであるが別にバイト代を全部くれってわけじゃない。貰ったバイト代は各々受け取っても構わない」

「マジでか! それはつまり、新しいトレーニング機を買ってもいいって事か?!」

「別にかまわないが、元々の目的をわすれるなよ? リトルバスターズは一割か二割は貰うからな」

「おう! それでかまわねぇぜ! 何買おうかなー……」

「まあこれも社会勉強の一環か」

「わ、私もできる限り頑張ります!」

『そうだぜーまゆっち、頑張っていいところを見せてやろうぜー』

「まま、松風! 余計なこと言わないで」

「私はバイト代全部でもいいわよ! そしてそして、その暁には恭介には私自身も貰って──」

「僕もいいよー」

「よしっ! 風間ファミリーもそれでどうだ?」

「ふーむ…………うしっ! 全員集合!」

「──ふふ、やっぱりスルーするのね。でも、最近それが恭介が私に対する愛って思ってるから全然苦じゃないわ!」

 俺がそう聞く頃には幾分調子を取り戻したようでメンバーが円陣組んで話し合いを始めた。約一名気になる人物がいるが。

「だ、そうだと。で、どうする? 結局これも依頼にふくまれるだろ、大和?」

「多分。というより今回の依頼は間違いなく練習試合までの期間だ。断ったら断ったで多分キャップみたいに潔く引き下がるなんて事はないだろう」

「おいおい、まるで俺が駄々っ子みたいな言い方止めてくれよ──事実だけど」

「……事実なんだ」

「さーて、目下の議題はバイトに関してだ。やるかやらないか。お前らはどう思う?」

「バイトに関してはバイト代は俺たちはそのまま受け取っていいんだよな? ならした方がよくないか? 金も手には入って依頼達成に繋がる。いいこと尽くしじゃねぇか。俺様の筋肉を活かしてやるぜ!」

「僕も賛成。ちょうど新しいPCパーツ欲しかったんだよね」

「私も賛成ー! バイトってやったことが無かったから、やってみたい!!」

「私も犬同様賛成だ。社会勉強を体験するのも悪くないだろう」

「これで過半数は確定か。一応全員確認するが、大和はどうだ?」

「俺は依頼優先って事で賛成。けど………」

「……………」

「ね、姉さん? 姉さんはバイトは────」

「……すまん。少しやることができた。あっ、ちなみに私は反対だ。今からそれを伝えてくる」

「あっ、はい。どうぞー」

 風間が見送り、歩き出す女性──川神姉。

 気がついてた。

 約一名が俺の方を鋭い眼光で見つめているのを。だからあえて絡まないでいた。バイトをするかどうかをさっさと決めたかったから。だが、避けては通れなかったみたいだ。

「よお棗、先ほどから私のラブコールを無視してくれたみたいだな?」

「無視はしてない。話しかけられなかったから話しかけなかっただけだ。他意はないぞ」

「まあ別に私はお前が無視しようとしまいと関係はない。ただ、お前と決着をつけれたらいいんだ」

「なんだ、また遊びたかったのか? ならつぎは缶けりでもするか」

「しない! まったく、いつもいつも遊びばかりしてきて。だが、今日こそそれもお終いだ。私川神百代は棗恭介に決闘を申し込む!」

 ベチンと地面に叩きつけられる川神姉のワッペン。

 ここ川神学園では決闘を行う礼儀作法として欧州で手袋を投げるようにワッペンを投げる。

 一度挑まれた決闘は特殊な事例を除いて受理しなくてはならない。そのため────

「うむ。この試合、学園長、川神鉄心の名において受理しよう」

 俺は川神姉と決闘しなくてはならない。

 ん、学園長!? い、いつからいたんだ。全く持って謎すぎる。

「……やれやれ。だが、やるからには楽しむとするか」

「ほぉ? ようやく私とまともに戦うつもりのようだな」

「あぁ。だが、ルールはこちらが決めさせてもらうぞ」

「好きにしろ。私はお前と戦えればそれでいい」

「両者同意だな。なら呼ぶか、ギャラリーは多い方がいいだろ」

 許可は得たので俺は手早く連絡を回す。川神姉との決闘手段は昨日のあれだ。

「なあ謙悟、これ川神先輩が知ったら絶対怒るよな?」

「多分な。だが、ルールを決めるのは挑まれた方なのだ。仕方なかろう」

「よーし、お前ら、来てくれ!!」

 メールを送信して待つこと数分。

 

『リトルバスターズのリーダー棗恭介と川神四天王最強の川神百代が決闘するぞー! お前ら、どっちに賭ける!!』

『俺は棗先輩に全財産を賭けよう。聞くところによると棗先輩と川神先輩の戦績は棗先輩の圧勝と聞いたしな!』

『なら私は百代お姉様よ! そもそも今回は決闘なのよ? 棗先輩が百代お姉様に勝てたの全部遊びだからじゃない。決闘ならお姉様の圧勝よ!』

『グッド! ならオープンザゲェィーム』

『棗先輩、頑張って下さい!』

『百代お姉様ー! 頑張ってー!』

 

 ────がやがやがやがやがやがや───

 

 放課後の校舎に残っていたほぼ全ての生徒がグラウンドに集まった。

 その数、目測で約五十人。どんだけ残ってるんだと言いたい。

「ほほぉ、おもしろいな。わざわざ負ける姿をみんなに晒すつもりか、棗よ」

「おいおい、まるで俺が負けるみたいな言い方じゃないか。勝負ってのはやってから勝敗を決めるんだぜ? さて、一応勝負の罰ゲームを決めておくか」

「罰ゲーム?」

「あぁ。あった方が燃えるだろ?」

「それもそうだな。なら、私が勝ったら棗、お前は私の舎弟となれ。いいな?」

「ああわ、かまわねぇぜ。なら俺が勝ったら俺たちとバイトをしてもらう。無論バイトの条件は変えるつもりもない。どうだ?」

「ふん、随分と優しいことだな。いいだろう、その条件を呑んでやろう」

「よし! なら勝負のルール説明とするか。お前ら! ちゃんと持ってきたな

ーー!!!」

 

 ────オオオオオッ!!!!!────

 

「ノリがよくて最高だぜ、お前ら! ルールは至ってシンプル。ここにいる生徒から投げ込まれた物だけを使って勝負だ。これは俺と川神姉の戦闘力に差がありすぎるためのハンデと思ってくれ。ただし、一度つかんだ物は交換は不可能。そして拾ったもの本来の使い方をする事。いいな?」

「……なんだかよくわからないルールだな。だが、勝負ということなら受けてやる。公平であっても私が勝つのは目に見えているからなぁ」

「なら、バトル────スタート! あっ、言い忘れていたが、負けたら不名誉な称号を与えられるから、そのつもりで」

「はぁ?! 棗、いきなりそんな事言うな!」

「皆の者、武器を投げ込むのじゃ!」

「お前も勝手に進めるんじゃねぇー! このくそジジイがぁー!!」

 

 受け取れー! これをくれてやる! 勝利の栄光を、君に! 掴み取れ! 未来を! 明日を! 武器であーーーーる!! 打ち抜け、その常識を!

 

 次々に投げ込まれる武器──という名のくだらない物。

 俺は心目を見開き、その中の一つを──掴む!!

「これは────なん…………だと?」

 黄色い房状の黄色い果物。人はそれをフィリピン産バナナと呼ぶ。なぜこの場にお前がいるんだよ。

 対する川神姉が掴んだ物は────おぉ。

「……………なぁ、棗。これをどう使えと言うんだ?」

「食べればいいんじゃないか?」

「はっ倒すぞ、お前」

 サクサクのパイ生地をうすく楕円形状に巻いて焼き上げた香ばしいく、甘いお菓子。みんな大好きその名は────うなぎパイ。事実うなぎ粉が入っていて似たような源氏パイとは違う。が、もう一度言いたい。何故ここに。

「……ふっ、食べ物勝負か。いいだろう。フィリピン産バナナの無限の可能性を見せてやる!」

「ちょっと待て! どうして決闘する空気になっているんだ! お互い武器じゃなくて食べ物だぞ!!?? 普通はやり直しだろうがーーーー!!」

 

 川神姉の言葉むなしく戦いは始まった。

 

 《バトルスタート!》

 

 「これは──深い。さすが新刊だぜ!」

 棗恭介は持っていた《学園スクレボ最新刊》によってステータスが上がる。

 体力、筋力、知力が少し上がった。

「これは────神だ」

 棗恭介は持っていた《謎の仮面》によってステータスが上がる。

 すべてのステータスが少し上がった。

「おい待て、なんでお前だけステータスが変わってるんだ。私にはそんな物無いぞ!」

「こういうシステムなんだ。仕方ないだろ」

「ふざけるなっ!! というかシステムってなんだ!」

 システムとはシステムだ。誰も逆らえない。

 恭介の攻撃。

「まずは材料だな。あぐ、はぐ、あむ──もぐもぐ……意外といけるな、これ」

 恭介は房から一本のバナナを取り出し食べた。

 恭介の体力が31回復した。

 恭介はバナナの皮を手に入れた。

「……まあいい、やってやる。私の番だ! いくぞぉ! うぉおおおおおっ!!」

 川神姉の攻撃。

 川神姉は手に持ったうなぎパイで恭介を連続で殴りつけた。

「い、痛い! 痛い! 地味どころか普通に痛ぇぞ────あっ」

「えっ……」

 恭介に21、24、19、18、25ダメージを与えた。

 しかし、うなぎパイは崩壊してしまった。

「あぁあああああああっ! 私のウナギパイがぁぁあああぁあああああああっ!!??」

「へっ、どうやらウナギパイにいっぱい喰わされたようだな」

「意味が分からん!!」

 恭介の攻撃。

「まだまだ材料が必要だ。はぐ、あむ、もぐもぐ……やっぱり旨いな」

 恭介は房から一本のバナナを取り出して食べた。

 恭介の体力が27回復した。

 恭介はバナナの皮を手に入れた。

「次は私の──って、武器が無いと何もできないじゃないか!! 本当にふざけるなよ、恭介!!」

「だからそういうシステムなんだって。恨むならウナギパイを手にした自分の手を恨んでくれ」

 川神姉の攻撃。

 しかし、武器が粉砕してるため何もできない。

「さーて、まだまだ材料調達だぜ! あむ、あむ、もぐもぐ……もぐ……うぅ、辛くなってきたぞ」

 恭介は房から一本のバナナを取り出して食べた。

 恭介の体力が11回復した。

 恭介はバナナの皮を苦労して手に入れた。

「…………」

 川神姉の攻撃。

 しかし、武器が無いため何もできない。

「よーし、ここいらが仕掛け時とみた!」

「─────もう我慢できない!! 恭介!! 私と真剣で勝負し──がふっ?!」

 恭介は持っていたバナナの皮を地面に仕掛けた。

 川神姉は我を忘れて突っ込んでしまい、罠に引っかかってしまい、後頭部を強打した。

「嘗めるな! このぐらいで私は────ごふっ?!」

 再び向かってきた川神姉はまたしてもバナナの罠に引っかかってしまった。

「な、なんのこれしき────ぐふっ?! ────きゅぅぅ……バタッ」

 再度諦めずに向かってきた川神姉はまたまたバナナの罠に引っかかってしまった。

 川神姉に107、124、217ダメージを与えた。

 川神姉は倒れてしまった。

「ふぅ…………危なかった。俺が手にしたのがフィリピン産のバナナじゃなかったら負けてたところだぜ」

 

《バトルフィニッシュ!》

 

「さてと、川神姉へ送る二つ名は────これだ!」

 

 川神姉は《川神最強の美女》から《川神最強の微女》に変更しました。

 

「うぅ────ウワァァァァァァアっ!! ヒドすぎるぅぅうううっ?!」

「な、なんて恐ろしい二つ名を授けるんだ、棗先輩は!

「美女でないことをいいつつ、さらに女性な面も軽く否定している…………これが屈辱的な二つ名の威力か。しかも少しだけ現実味がある分、余計にたちが悪い」

「うわぁぁあっ! 言うなぁあああ」

「お、お姉さま?! ちょっと大和、そんな冷静に分析しないでよ! いくら本当のことかも知れなくてもいわないでいいじゃない!!」

「いや、犬。犬が一番口に出して止めを刺しているぞ」

「…………ガクッ」

「おお、お姉さまぁあああああっ??!!」

 阿鼻叫喚。

 まさか二つ名一つつけただけでここまでの被害が生み出されるとは。

「とりあえず勝負に勝ったから全員バイト参加だな。詳細が決まったら、またグランド集合だ」

「はは、この状況でいえることじゃないねー」

 とりあえずこれでリトルバスターズと風間ファミリーによる合同バイトが決定したな。

 さーて、これから楽しくなるぞー!

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