ファイアーエムブレム~俺の系譜~   作:ユキユキさん

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活動報告にて、貴重なご意見をありがとうございます。

いつでも意見を求めてますので、何かありましたら足跡を残してください。

冷静になってみるとご指摘の通り、ダブルヒロインもハーレムみたいなもんじゃね?って俺も思い至りました。とりあえずは無しの方向で進みたいと思います。


まだ決まっちゃいませんが、ヒロインによって物語の進みが変わります。そして、オリジナルキャラを増やそうかと。それにより、メインキャラのクラスが変更になったり、生い立ちや血筋が多少変わったりします。

どうなるかは、作者にも分かりません。意見がある方は、活動報告に足跡を。

採用するかは分かりませんが参考にします。


第14話 ~素敵です、パメラさん

ーエシャルー

 

話を聞きたいとのことで、俺はパメラさんにシレジアに来てからのことを素直に全部話す。特にフュリーを庇う、…なんてことはしない。ぶっちゃけ、フュリーは悪い事をしたんだからな。罰は受けねばならない、これは当然のことだろう。

 

それに、パメラさんが俺に好印象を持ってくれたら嬉しい。彼女は真面目そうだからな、嘘とかも嫌いそうだ。だから正直に話す、少しでも好印象を持たれるように。…安心しろフュリー、過度な罰は無いと思うぞ。相応の罰で済まされる筈、たぶんだがな。

 

俺はとりあえず、全てを話したつもりだ。フュリーは固まったまま、パメラさんは目を閉じて腕を組んでいる。考え事でもしているのかな? そこから数秒後、パメラさんは目を開け一言。

 

「フュリー、貴女には相応の罰を与える。」

 

それを聞いたフュリーは、ガタブルと小刻みに震え始めた。絶望の顔で、もう終わりだと…。

 

「しかし、無事にペガサスを見付けることが出来たことは評価する。シレジア城に戻り次第、見習い天馬騎士の叙勲が行われるであろう。よって、今回のことは不問にする。」

 

そして、パァ~…と顔を明るくするフュリーだが、

 

「見習い天馬騎士になったら、この私が直々に鍛えてやる。その泣き虫で甘ったれな所業を粉砕し、立派な天馬騎士にしてやる。…ありがたく思え、なぁ…フュリー…。」

 

挑発的な笑みを浮かべ、フュリーにそう言ったパメラさん。明るい顔が真っ青になり、引っくり返って動かなくなった。…白目で気絶しとるし、そんなにヤバイんか?

天馬騎士の訓練。

 

 

 

 

気絶したフュリーをなんとかしようと思ったのだが、パメラさんに止められた。

 

「そこの泣き虫はほっといて構わない。雪に埋もれても大丈夫だったんだ、風邪はひかんだろ。」

 

…ごもっともで、この程度でどーにかなることはないか。色々と問題はあるが、タフだからなフュリーは。性格は置いといて、身体能力…タフさは騎士に向いているかも。なんて考えていると、ゴホンと咳払いしてからパメラさんが、

 

「この度は、フュリーを助けて頂きありがとうございます。面倒を見て頂き、ペガサスまで…。そこの泣き虫は、私の同僚の妹でして…。無事に連れ帰ることが出来るのは、貴方のお陰です。」

 

居住まいを正して、礼を言ってきた。真剣な眼差しで、丁寧な言葉使いで…。その姿もまた、美しい…。俺、見惚れています!パメラさん…綺麗だなぁ~…。

 

ずっと見続けていたいが、そうも言ってられませんな。ペガサスのことを聞かなければ、つーことで聞いてみたんだけど。

 

「そこまで気に入られた男性は初めての事例です。それも2頭、…貴方は相当稀有な方のようですね。そこまで気に入られた場合、引き離すのは難しいかと思います。…このまま引き取るのは如何ですか? 私が上に口利き致しますが?」

 

…え? 俺があの2頭を引き取るの? そんなことが出来ちゃうの? …引き取ってどうすればいいんだ? 誰が乗るんだ? …俺、乗れるんかな? 疑問が浮かんでは消えていく、そして出た結論は、

 

「その方向でお願いします、パメラさん。せっかくなついてくれたんだから、引き取れるなら引き取りたいかと思います。…男性初の天馬騎士って、なれますかね?」

 

引き取れるものなら、引き取るってことにしました。ディアドラにお土産をあげなきゃいけないからな、…ペガサスでもいいだろ。まだ、引き取れるかは分からんけど。それに2頭だからな、俺も乗れるかもしれん。現になついてくれたわけだし、俺がなれるかパメラさんに聞いてみた。

 

「さて…なれるか否か、私では判断しかねます。前例がありませんからね…、ですが。」

 

そう言って、ニコリと笑い、

 

「訓練の必要があると思いますが、貴方ならなれるかもしれませんね。ペガサスに愛される天馬騎士に。」

 

と言ってくれました。パメラさん、貴女にそう言われたら…。俺、目指しちゃいますよ! 単純なんで!!

 

 

 

 

ペガサスの件は、上に口利きをしてからってことになった。後は捕らえた賊のこと、ベオウルフを呼んで話を進めました。ヴォルツはどちらかというと戦闘タイプみたいで、こっちの方はベオウルフが担当なんだと。

 

そんなわけで、密猟集団の件をパメラさんに伝える。そして知った事実、奴等は密猟で指名手配をされていたのではなかった。ベオウルフはやっぱりな、って顔しとる。知らんかったのは、俺とフュリーぐらいか? …というか、知っとけよフュリー。最近報告にあったとか言っていたけど、ほぼ知らなかったみたいだし。知っていたら、突撃しなかったっしょ。たとえ、アホの娘だとしても。

 

…であの賊の奴等なんだけど、なんでも貴族襲撃・強盗・殺人・強姦等を繰り返していた凶悪な奴等だったらしい。…うん、凶悪だよね? なのにあの弱さ、なのにあの潔さ、謎だよね? アイツ等。

 

とにかく捕縛という形で引き渡すことになり、死体で引き渡すより賞金は高いみたい。情報やら何やらを調べてから、処刑されるみたいね。俺達にとっては雑魚だったけど、彼女達天馬騎士隊とシレジア軍にとっては強敵だったようだね。パメラさんに感謝されたよ、顔がニヤけるのは仕方がないよね!

 

賊の護送は、3日後ぐらいになるそうだ。今日中にフュリーを連れ帰り、手続きを済ませてから隊を引き連れて…、そんな手順になるようで。やっぱり日数があるね、こりゃあ大変だ。…これは俺の出番じゃね? 俺にはワープがあるじゃない。俺には、ミーズ北東砦での実績がある。集団ワープなんざ、おちゃのこさいさいよ!

 

「パメラさん、ご提案があるのですが…。」

 

俺はパメラさんに声を掛け、俺がワープを使えること、集団ワープに連続ワープも出来るってことを話した。少しでもいいから、俺を覚えてください!

 

「それは本当ですか? 素晴らしい力をお持ちのようで…。ご協力してくださる…、ということでよろしいのですか?」

 

「馬車馬が如く、使ってやってください!」

 

俺は胸をドンッ! と叩き、任せてくれと言わんばかりにアピールする。

 

「そうですか! ありがとうございます、…えっと。申し訳ないのですが…、お名前は…?」

 

………!? なんということでしょう、名乗ってねぇじゃん俺! 痛恨の極みだよ、痛恨の極み! このエシャル、ここぞという時にポカしとるがな!

 

「これは失礼、パメラさん。名乗り遅れました、私はエシャルと申します。私の名を貴女の心に刻んで頂けたら、この上もない程の喜びです!」

 

「エシャル殿…ですか。」

 

戸惑い顔のパメラさんも素敵です!

 

 

 

 

まず最初にパメラさんと数人の天馬騎士、そしてフュリーとペガサス。…パメラさんの他に、天馬騎士の方がいたんですね。どの方も美人さんですね、俺…張り切っちゃいますよ!

 

「では、パメラさん達を先に送ります。私の周囲に集まってください、シレジア城のことを考えるのを忘れずに。」

 

先に送ると言ったんだけど、俺も一緒にワープしますよ。シレジア城を覚えないと、賊達を送ることが出来ないしね。それと知らない場所に送るんだから、不安なんだよね。きちんと送れるかってね、ミスったらシャレにならないつーのもある。安全第一がこの俺、エシャルってわけよ!

 

「シレジア城の想像は出来ています。…エシャル殿、よろしくお願いしますね。」

 

パメラさんのお言葉、頂きました。では…、

 

「パメラさんが優しい…。このままじゃ婚期を逃すだけだから、エシャルさ…んぎゃっ!!」

 

フュリーがボソッと何かを呟いたような、…なんか泣いてるし…。

 

「お願いしますエシャル殿、…泣き虫のことはお気になさらずに。」

 

パメラさんがそう言うなら、気にしませんから! では、改めまして…、

 

「ワープ!」

 

俺はパメラさん達と共に、ワープでこの場から消えた。

 

それを間近で見ていたベオウルフは、

 

「すげぇなエシャル、ワープも使えんのか。…つーかエシャルの奴、ここに戻ってくんだよな? 賊のこととか賞金のこととかあるし。…置いていかれた感があるのは気のせいか?」

 

そう言って首を捻る。そして…、

 

「ん~…エシャル、ねぇ…。どっかで聞いたことあんだよなぁ~、何処だっけ? 俺の友人がそのことばかり気にして、嘆きまくっていたような気がするんだけど。…誰だっけか?」

 

ブツブツ考えながら、ヴォルツの下に戻っていったのであった。

 

 

 

 

とりあえず到着したんだけど、シレジア城…ですよね? パメラさん達も周囲を見回している。

 

「…シレジア城ですね。素晴らしいですよエシャル殿、本当に一瞬で…。」

 

ワープは初めてだったようで、パメラさん達は目を丸くしています。今の俺は、ドヤ顔をかましていることだろう。因みにここは、シレジア城内の調練場らしいです。まぁそれはいいとして、これでシレジア城は俺のワープ先メモリーに記録された。いつでもどこでも、MPがある限りワープで来ることが出来ますな!

 

「エシャル殿、私達は報告の為にこの場から失礼させて頂きます。申し訳ないのですが、暫くこちらでお待ち頂けませんか? 客間にご案内したいのですが、もてなす準備がされていませんので…。」

 

「気にしなくていいですよ! 俺はここで待ちますとも! お気になさらずに、パメラさん!」

 

俺の言葉を聞いて、パメラさんは微笑んでから一礼、他の方々と共に調練場から出ていった。フュリーは逃げようとしていたが、パメラさんに襟首掴まれてドナドナされてったな。フュリーのことはどうでもいいんだけど、パメラさん綺麗だよなぁ~…。めっちゃお近づきになりたい。なんてことを考える俺であった。




エシャル、美人と出会ってご満悦。目的を果たしたようなものですな。


ペガサスGETなるか!?というか、どうせ・・・ねぇ?


エシャル・ディアドラ、ペガサス系にクラスチェンジフラグ?

さて、どうなることやら。
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