ファイアーエムブレム~俺の系譜~   作:ユキユキさん

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投稿が遅れています。のんびりいきますよ。


KAORI@マークさん、Rion/いしゅたるさん、感想ありがとうございます!


第35話 ~顛末は聞いた、さて・・・

ーエシャルー

 

・・・そんなわけで、目覚めた俺は事の顛末を聞いた。俺がエルト兄様に恐怖し襲い掛かったのも、怒りと憎しみに心乱されてパメラさんとアイーダに牙を剥いたのも、全ては闇魔法の後遺症みたいなモノ、ロプト教団のせいではないかと。・・・つーことはですよ?やはりあの事件は、教団が絡んどる可能性が極めて高いと。

 

 

アイーダが知らぬ内に術を施されているってことは、ヴェルトマー・・・駄目じゃん!危険な場所ッスよ!う~ん・・・、元々帰る気は無かったけど、なおのこと帰る気が失せますな!・・・やっぱり俺ん中にいる男女の影、どちらかがファラってことだね?そう考えると、ヘズル・・・アグストリアも危険やな!エルト兄様に誘われても、きっちり拒否らなきゃ駄目だな。マディノは端の方だからまだ安全だろう、でも・・・エルト兄様のノディオンにイムカ王のアグスティ、中央付近は駄目ですな!安全が確認されるか、仕方がない状況以外は近寄るべからずってことで。

 

・・・アイーダの術が解除されたのは喜ばしいが、同じような術を施された奴も何処かにいるよな?平穏に生きるには、教団の排除が必要不可欠。最低限、トラキアだけは守る!俺自身も心を強く、闇に干渉されんようにしないとな!まぁ・・・今は無理だな、教団は様子見ってところか。とにかく、警戒はせねばならん。

 

レクスの話では、この見解は自分の予想であるが為に確証は無いと言っている。・・・が俺はレクスの見解を全面的に信じる、当事者だからね!現に闇魔法と言ったらロプト教団でしょ!他の皆はよく分かってないみたいだけどね、・・・教団ってまだ知られていないんかな?因みに他言無用、当然だわな!

 

 

 

 

 

・・・しかしまぁ、ロプト教団ねぇ。奴等と接点があったなんて、・・・俺自身もビックリよ?一時期前世のことを忘れかけていたけど、前世のことを考え、その言葉を使うようにしたらわりと思い出すもんだよね。あのまま気にしないでいたら、前世のことは綺麗さっぱり忘れてしまっただろう。

 

・・・何故突然、そんなことを言うのかって?そりゃあアレだよアレ、・・・思い出しちまったのさ。そう遠くない時期に動乱が始まり、その裏でロプト教団が蠢いていることを。そして奴等は兄貴んとこのヴェルダンを、そしてディアドラを・・・!考えるだけで腹立つし、何とかしたいとは思う。思うがしかし、二人共・・・前世と違うんだよね。まぁ・・・俺が原因なんですけど!兄貴は良い人だし、ディアドラは俺と共にいる。・・・故に分からんのですよ!この後の展開が!まぁ二人が無事なら・・・いや、俺に関わりのあるマーファの民が無事ならいいんだけど。既に原作ブレイクっつーの?そんな感じですけど、奴等は滅する!俺達の平穏の為に、時間は掛かっても殺ってやりますよ!

 

・・・そうは思うものの、とりあえずは現状維持で。だってこの先、分かんねぇよ展開。さっきも言ったけどさ、・・・ブレイクしとるし。なるようになるさ!しかし・・・、襲ってきたらぶっ潰しますから安心してください!・・・そういえば、イザーク辺りで何かあったような?内容は忘れたけど、・・・イザークに行ってみるかな?

 

 

 

 

 

これからのことを瞬時に考えた俺、・・・帰国したらイザークにでも行ってみようかと思う。勿論、トラバントに確認しますよ?後・・・少し休みます。兄貴にも会いたいです、・・・わりと予定がギチギチですね!そういうわけで、俺の予定は決まったのですが・・・、

 

「・・・なるほどな、俺がこの状態になったわけにはそんな理由が。確定したわけではないみたいが、そのロプト教団のことは頭の片隅にでも入れておこう。対処法が現状無いわけだから、とりあえずは今まで通りにだな。・・・して、アイーダはどうしているんだ?パメラさんと同じように殺意をぶつけ殺そうとしてしまった、・・・謝りたいんだが。」

 

アイーダがいないんですよね、なんか気を失ったとは聞いたんだけど。・・・無事なんだよね?彼女の術を解除したレクスに視線を向ける。レクスは無表情のまま・・・、

 

「アイーダは無事です、・・・無事ではありますが当分は目覚めないでしょう。術は解除しましたが、精神に多大な負荷が掛かっておりましたが故に・・・。今はまどろみの中、目覚めがいつになるかは分かりません。・・・もう一度申しますが、アイーダは無事です。ご安心を・・・。」

 

そう返してきた。・・・アイーダは無事か、・・・ならばいい。いつになるか分からんけど、目覚めたらきちんと謝らなければな。

 

アイーダの目覚めがいつになるか分からない、・・・アイーダをどうするかが問題ではあるが。このままこの宿に置くことは当然ながら出来ない、そう考えると必然的に・・・、

 

「アイーダはトラキアに連れていくしかないな、俺の館にて面倒を見るしかあるまい。トラキアが現状では一番安心であるからな、それに世話をしてくれる使用人もいるしな。無関係ではない、故にしっかりと守ってやるさ。・・・教団からな。」

 

俺はそう言ってディアドラに視線を向ける、ディアドラは・・・、

 

「はい、私も気に掛けるようにします。・・・少し複雑ですけれど。」

 

最後の方はよく聞こえなかったが、ディアドラも気に掛けてくれるなら安心だ。俺はお礼代わりに、ディアドラの頭を優しく撫でた。。

 

 

 

 

 

俺は無事、エルト兄様は元気過ぎる、パメラさんとアイーダも大丈夫、ディアドラは可愛い。・・・なんの問題も無い、・・・いやあったけど皆無事っつーことで海賊掃討戦は終了だな。

 

「さて、少し休んだらカナッツ君達を手伝わなければ。戦後処理で動き回っていると思うしな、いつまでもベッドにいるわけにはいかない。」

 

顛末を聞いてどうするか決めたわけだから、行動しなきゃならんだろ。

 

「私もシレジアへ戻る前に手伝いましょう、エシャル殿は一応病み上がりみたいなものですし。・・・エシャル殿、無理はいけませんよ?・・・では、私は先に外にて手伝ってきます。」

 

貴女は女神やで、パメラさん!パメラさんに感銘を受ける俺を見たディアドラは、

 

「私も、私もお手伝いします!」

 

パタパタとパメラさんの後を追っていった。

 

「確かに戦後処理は大切だな!まだまだエシャルと絡みたいところだが、マディノ城へと戻り兵を返さねばならない。苦渋の決断にはなるが・・・、エシャル!後でまた来る!イーヴ、行くぞ!」

 

「はっ!」

 

獅子王と従者のノディオンコンビも、ドタバタと出ていく。残っているのは俺とレクス、そしてホリンなんだが、

 

「・・・Zzz。」

 

ホリンの奴は、いつの間にか眠っとるし。まぁ聞くところによると、ディアドラに落とされたみたいだし、しょうがないっちゃあしょうがない。死ぬ思いをしたということで、ゆっくりお休みよ。・・・人のこと言えんけど。

 

結果的に俺とレクスだけになったんだが、・・・何を話そうか?久々だからね、色々とありすぎるんですよ。何から聞けばいいのやら・・・、やはりフリージの皆さんネタが一番かね?

 

「我が主レプトール様は、エシャル様のご生存を今日まで信じ続けておりました。エシャル様のお名前を耳にした時から情報を集め続け、私が今・・・ここにおります。ティルテュ様にエスニャ様・・・、レプトール様へ良いご報告が出来る、そう考えるだけで感無量でございます。・・・フリージ公爵家は色々とありますが、未だ健在です。」

 

・・・聞く前に教えてくれたよ、流石はレクス。色々ある・・・という含みもあるが、フリージは一応平穏ってなことなんだろう。めっちゃ安心したわぁ~・・・、フリージというかレプトールの親父さん。彼は俺の父親みたいな人だからな、実の父親であるヴィクトルをあまり知らない俺にはな。

 

・・・会って生存報告を自分の口で、・・・とは思うものの危険だよね?死人である俺がグランベルに行けるわけがない、ヴェルトマーがきな臭いわけだし。教団が人知れず跋扈している場所に、マジで行けるわけねぇッスよ。・・・もう闇に負ける気は無いよ?しかしフリージが標的になってしまったら・・・、そう考えるとね・・・。いずれはその毒牙が迫るとしても、きっかけが俺ってことになったら・・・マジでへこむんで。

 

・・・毒牙にと考えたわけだが、フリージが心配で仕方がない。・・・トラキアに戻ったら、色々と集めた物があるから厳選して渡してもらうか?いや・・・渡すと言っても、この後レクスはフリージに戻るだろうし、俺としても色々あるから戻る前にレクスへ託すことも出来ない。・・・どうしましょうか?と悩んでいると、

 

「エシャル様のご無事をレプトール様へご報告致しますが、その後再び・・・エシャル様の下へと参じることになるでしょう。トラキア王国へ参じる際、恐らく・・・いや確実にですが三名の同行者をお連れすることになるかと。故に何かしらのご用事がおありでしたら、その際にお申し付けくだされば・・・。」

 

話が早いぜレクス!流石よのぉ~・・・!トラキアに来るんなら、そん時に託すとしようか!フリージに対する俺的問題は一応の解決ってなわけですな!

 

・・・というか、同行者が三人?誰が来るの?たぶんだけど、ティルテュとエスニャは来るだろうと予想する。俺も会いたいし、恐らく二人も俺に会いたいだろうし、・・・自惚れでなければだけど。レプトールの親父さんは・・・、無理だよね?立場が立場だけに、此方に来たら混乱必至だよね?そう考えると誰ッスか?

 

「ティルテュ様とエスニャ様、さて・・・後の一名は何方になるでしょうか?一言添えるとしましたら、エシャル様の姉上のような者・・・とでも申しましょうか。」

 

二人は当たっていたけど、俺の姉みたいな人!?誰よ・・・それ、分からん。フリージで姉?・・・そんな風に考える俺を無表情ではあるが、レクスは嬉しそうに見詰めていた。

 

 

 

 

 

レクスと話した俺は、なんだかんだで気分爽快。モヤモヤ感が多少は消えた、故に俺も戦後処理へ。カナッツ君やパメラさん達と共に、街の被害等を調査した。まぁ調査の結果は、火計の残骸が港にある、各門に多少の損害、正面大門外の平原が焼け野原、各所に海賊の死体、ってなことで被害は最小限?で済んだわけだ。

 

被害内容を洗い出し、住民と数少ない警備兵、カナッツ君達トラキア兵と共に、燃えカスやら死体やらを処理していると、

 

「エェェェェェシャルゥゥゥゥゥッ!!」

 

と言う叫び声と共に蹄の音が。・・・エルト兄様が兵を返して戻ってきた、意外に早いですね?・・・最終的に何を言ってくるかは予想がつくけど、まぁ・・・話に付き合うしかないよね?剣で語り合ったとはいえ、久々の再会ってなわけだし、エルト兄様は俺に対して話したいことが沢山あるのだろう。

 

 

 

 

 

エルト兄様は饒舌だった・・・、話が止まらんのですよ。アレスが可愛いだの、ラケシスが愛くるしいだの、グラーニェとはいつも愛を確認しているだの、クロスナイツ最強だの、シグルドがお人好しで馬鹿だの、キュアンが悩み過ぎてハゲが見え隠れしているだの、他にも色々とネタがあるらしく本当に止まらない。聞きに徹してはいるが、いい加減疲れますぞ・・・。

 

そんな感じでいたら、カナッツ君から一言。

 

「ヴォルツ殿達は無事でしょうか・・・?」

 

それを聞いた瞬間、コレだ!と思った。エルト兄様の長話から逃げるチャンス、これを理由に戦略的撤退やで!

 

そういうわけで、エルト兄様に理由を話して俺はスコルと空へ。オーガヒル城へと向かうのだ!手紙は海賊に渡せたかな?ヴォルツ達は欠けること無く健在かな?・・・状況はどうなってんだろ。




エシャル、前世の記憶との違いに悩み始める。この先どうなるの?ってな感じ、でも・・・いつも通り動きまくるでしょう。


これから先、前世の言葉が増えるかと。トラキアにてエシャル語として広まる予定w


後、2話ぐらいかな?

第1章にいく前に、閑話が続くかと思います。


因みにアンケートは続いていますからね?

意外にアイラが人気ッスからね、登場はまだなんだけど。次章に出る予定ではあります。

もしかしたら、ディアドラとアイラの決戦投票をするかもね。


デマジオ


【挿絵表示】


裏設定

デマジオ実はエッダの血筋で、こんな顔だが回復魔法と相性が良い。エシャルとディアドラとの訓練で開花、プリーストウォーリアに。

なんて面白いかな?とか思ってみたりww

※意味がないので気にしないでください。
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