ファイアーエムブレム~俺の系譜~   作:ユキユキさん

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にゃ~ん()さん、A-ガーランドさん、ナヒーモフさん、ナナンブさん、感想ありがとうございます!

越伸さん、蒼月久遠さん、アンケートありがとうございます!

第1章に入りますので、アンケートを終了させてもらいます。


お陰様でインフルエンザ、治りました!

これからもゆるゆる逝きます!


第1章 ~イザークの乱
~プロローグ


大陸中央に横たわるイード砂漠の東方に辺境の国、イザーク王国がある。この国は、多数ある部族が一つにまとまった国であり、まとまったとしても日々・・・闘争が繰り広げられる修羅の国でもある。それを他国の者達は野蛮な蛮族と、イザーク王国の者達を蔑んできた歴史がある。

 

蛮族の国と呼ばれてはいるがこのイザーク王国、十二聖戦士の一人である剣聖オードが興した国である。その為か、イザーク王国の者達は蛮族と蔑む他国を嫌い、最小限の国交しか結んでいなかった。そして長い年月が経ち、聖者ヘイムの血を継ぐバーハラ王家を中心に、ドズル家、フリージ家、ヴェルトマー家、エッダ家、ユングヴィ家、シアルフィ家という、神々の血を継ぐ六つの公爵家による統治が行われているグランベル王国、彼の国の力が年々増していくことに危機感を持ったのがイザーク王家。彼等は国内で闘争を繰り広げる部族達を遂には統一し、蛮族の国から戦士の国へ、見事変えていくことに成功した。

 

 

 

 

 

生まれ変わったイザーク王国は、グランベル王国と周辺各国との間にある国交を大きく拡げ、外交を手広くする。そして徐々にイザーク王国が認知され、現イザーク王マナナンは賢王と呼ばれ、他国に広くその名を知られている。

 

王国としてグランベル王国と共に歩んできたイザーク王国ではあるが、多少なりとも昔の名残が残っていた。即ち他国嫌い、特にグランベル王国に対してそれは根深い。未だにグランベル貴族達は一部の部族を蛮族と嫌い、それに倣って一部の部族もグランベルを傲慢なる者達と嫌う。それらの感情は少しずつではあるが、イザーク王国内に広がっていき、確実に不満が溜まっていくのであった。

 

 

 

 

 

不満が燻るイザーク国内に、確かな闇が蠢きつつある。一部の不満を抱える部族が隠れ蓑となり、謎の黒衣集団が暗躍をする。彼等は甘い囁きで部族に取り入り、不満の芽を大きく成長させる。そしてある程度の成長を確認した後、闇の中へと消えていった。

 

彼等の存在が幻であったか、人々がそう思い始めた時に事件が起きた。イザーク王家よりリボー城を任せられ、代々治めてきたリボー一族に悲劇が・・・。リボー一族族長の長子ガルザスの妻が惨殺されたのだ。その死にはいくつもの疑念があるものの、犯人はグランベル王国の友好都市ダーナに属する者。それを知ったリボー一族は報復を計画する。

 

その恐るべき計画に待ったを掛けたのが妻を殺されたガルザス、しかし一度火の着いた負の心には届くことなく投獄され、着々とその計画に向けて動き出す一族。最早止めることが出来ぬところまで来てしまったこの事態に、イザーク王国はどうなってしまうのか?

 

 

 

 

 

不安定になりつつあるイザーク王国に南方より訪れる者あり、トラキア王国の英雄エシャル将軍である。彼の来訪により、イザーク王国はいくつもの選択肢を得ることになる。・・・始まりの地、イザーク王国。彼の地での物語が今、幕を開ける。

 

ーーーーーーーーーーーー

 

ー???ー

 

水晶より投影されるマンフロイ様のお姿、私は片膝を付きながら定期報告をする。

 

「イザーク国内での種まきは終わり、順調にその芽を成長させております。その中でもリボー一族は不慮の事故にて暴発寸前、此方はいつでも行動に移すことが出来ます。マンフロイ様のお声があれば、如何様にも・・・・・・。」

 

そのように報告すれば、マンフロイ様は満足そうな笑みを浮かべ、

 

『・・・結構、グランベル王国もヴェルトマー公爵家を中心に纏まりつつあり、ヴェルダン王国もまた・・・サンディマが上手い具合に暗躍している。・・・そしてイザーク王国はお前が暗躍し、私もアグストリア諸公連合での地盤は上々に纏め上げている。後は動くだけよ、・・・故にヴェダ。』

 

厳かな声で、マンフロイ様は私に問い掛けてくる。

 

『・・・失敗は許されぬぞ、・・・分かっているな?始まりの狼煙は、お前が上げなければならぬ。イザーク王国が全ての始まりになるのだから・・・。』

 

全ての始まりは私が担当するイザーク王国から、それは重々・・・承知している。

 

「・・・ご心配は無用です、イザーク王国内にて私の存在を知る者は極一部。その者達もまた、術に掛かっております。国境にも部下を配置しております、事が終わるまでは邪魔になりそうな者を国内には入れぬよう手配されております。故に・・・万が一も無いかと、具申させていただきます。イザーク王国の狼煙は、必ずやこのヴェダが・・・。」

 

蟻の一穴という言葉がある、私は確実にこの作戦を成功させねばならない。それを現実のものにする為、国外からの者達を監視している。今のところ、私達の邪魔をするであろう者の入国は一切無い。イザーク国内にも存在は無い、故に滞ること等あり得ぬのだ、・・・決して。

 

『・・・なれば良い、・・・我らの悲願は目前ぞ。・・・失望させてくれぬなよ?ヴェダ。』

 

「我らが悲願の為、一命を懸けましてもこの作戦、必ずや成功させると約束致しましょう。」

 

私は胸を張りそう言い切ると、マンフロイ様は先程と同じよう満足そうに頷き、その姿を消した。

 

投影を終えた水晶を見詰め、改めて決意する。

 

「・・・失敗は許されない、あり得ないことではあるがもし・・・邪魔立てしようものなら、・・・この命を代償として。」

 

例え何かしらのことが起きてしまっても、作戦・・・ダーナの虐殺は成功させてみせる。この地が始まりなのだ、・・・私が狼煙を上げなければ全てが頓挫してしまう。それだけは絶対に・・・、

 

「・・・ヴェダ様、我らの準備は整っております。後は・・・ヴェダ様の命ずるがままに。」

 

暗闇から声を掛けてくる部下に、私はいつも通りの平淡な声で、

 

「一月以内に実行する、いつでも実行出来るようにしておけ。・・・リボー一族が先走らないよう監視を怠るな、・・・国内の目も常に光らせておくのだ。」

 

「「「・・・はっ!・・・畏まりました。」」」

 

複数の声が部屋に響き、気配が消えるのと同時に部屋が静寂に包まれる。

 

「・・・・・・ロプト神様、・・・我らをお導きください。」

 

事が起きるまでは祈りを捧げるだけ、我らが悲願の成就をただ・・・願うだけなのだ。

 

ーーーーーーーーーーーー

 

ー???ー

 

俺は許さない、ダーナの者達を。俺は許さない、ダーナを庇おうとする息子を。俺は許さない、グランベルに対して融和政策を取るマナナン王が。俺は許さない、我らイザークを、リボーを蔑む全ての者が。

 

・・・イザークこそが大陸の覇者であるべきなのだ、我らリボー一族こそがイザークを支配するのに相応しい者達なのだ。我らの怒りが、復讐の刃になりて全てを斬り裂く。最初の生け贄になるのがダーナの者達だ、その命が神の供物となり、我らに力を授けてくれるのだ。その力さえあれば、イザーク王家を打倒し、我らリボー一族が国を治める。そこから他国へ侵攻し、イザーク王国が大陸の覇者となるのだ!

 

くくく・・・、くははははは!全てはリボー一族の為、我らの神の為に!全てを斬り捨て、修羅の道を辿るのみ!いざ往かん、我らの夢の先へ!

 

「・・・ゼノン様、ダーナ侵攻の号令はいつ出されますので?」

 

同胞が問い掛けてくるが、答えはただ一つ。

 

「・・・我らが神からの神託はまだ来ぬ、・・・暫しの間は刃を研ぎ澄まして待つといい。」

 

「「「「うぉぉぉぉぉ~っ!!!」」」」

 

血に飢えた獣の如き咆哮、我らは血を求めている。惨劇の日は近い、頸を洗って待っているといい、愚かなるダーナの者達よ。精々今は、平和なる時を楽しめ。その僅かな時の先に、死が待っていることも知らずにな。他国に尻尾を振るイザーク王家も同じよ、血に染めてくれるわ!妻も実家であるイザーク王家を見限っているからな、裏切り者である息子ガルザスとその血を引くマリータは牢獄に捕らえてある、一族以外に漏れること等無い。後は虎視眈々とその時を待つだけ、・・・・・・我らが神よ!神託を我らに授けたまえ!そしてリボー一族を大陸の覇者に!!

 

 

ーーーーーーーーーーーー

 

ーエシャルー

 

遥々来たぜ、イザーク王国!緑と砂漠な風景がまた何とも言えねぇ、戦士の国って感じがするぜ!・・・どこら辺が?と聞かれたら、知らん!と返すけども。まぁそれはいいとして、ここはイザークのどこら辺なんですかね?緑と砂漠が半々だから、・・・北側の方だとは思うけど。

 

「レイミア、・・・ここはイザークの何処なん?王都であるイザーク城近辺ではないよね?」

 

「・・・ここはイザークの北にある忘れられた地ティルナノグ、人の少ない場所なら・・・ワープで飛んできても人目に付きにくいからね。エシャル様は無駄に目立つんだからさ、ここで身仕度を整えた方がいいかと思って。・・・エシャル様達はここで服を買ったがいい。見た目から他国の者と分かるからね、イザークの民族衣装の方が目立たないよ?まぁ・・・仮面をしているから怪しいってのもあるけど、ましになるさね。」

 

・・・おぉ!ここが彼の有名な隠れ里ティルナノグ、前世知識によると第二部始まりの場所!ぶっちゃけ、全ての始まりの場所でもあるんだけど。・・・始まるか否かはまだ分からんけど、・・・つーかそれを見極めに来たんだっけ。服装を変えるのは仕方がないけど、・・・仮面はやっぱ怪しいですか。まぁ・・・外す気はないんですけどね!

 

そんなわけで服を買い、衣装チェンジをした俺達ですが・・・、

 

「ディアドラにティルテュ、そしてエーヴェル。・・・イザークの民族衣装が似合っているね!可愛くて綺麗だよ・・・!」

 

ディアドラとティルテュ、エーヴェルが目の保養になっとります!ティルテュはあまり変わらんけども、ディアドラとエーヴェルのスリット入り衣装は初めてなのです!おみ足が眩しいぜ!俺がそんな風に三人を褒め称えると、三人は顔を赤くしながらも満更ではなさそうだ。・・・とまぁ、こんな感じでイザークを調査したいと思います。イザーク組とティルテュ、頼りにしてますぜ!




やっとこイザーク編に入りました!

前書きにも書きましたが、病み上がりなんでゆるゆる逝かせてもらいますよ。

エシャルの嫁・最終アンケート

ディアドラ:24

アイラ:23

パメラ:20

エスニャ:16

ティルテュ:15

複数:22

・・・となりました。ディアドラ、アイラ、パメラは確実に嫁となります!

エスニャとティルテュは嫁にするか否か・・・。

物語的に二人を嫁にしたら、特にディアドラとアイラを嫁にしやすいかな?まだ・・・色々思案中ですが。

パメラは嫁にしやすい方かな?家柄や血の継承を考えなくて良いから。立場と国が離れすぎているぐらいでしょうね、それさえ何とかすればってヤツですね。



後は、子供の継承者を誰にするかですね。これについて、アンケート的に意見を求めるかもです、その時はよろしくお願いします!
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