これは全部夢の話   作:こつめ様

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一話

「二次元行きの切符?」

 

そんなもの、信じるわけがなかった。

 

 

 

 

 

プロローグ

 

 

 

僕は自分が嫌いで、自分に呆れていた。

 

 

 

得意なことがある訳でもない、だからと言って全くできない事がある訳でもない

 

長所がある訳でもない、だからと言って短所ばかりがある訳でもない。

 

人の何倍も好きな事がある訳でもない、だからと言って人の何倍も嫌いな事がある訳でもない。

 

顔が特別整っている訳でもない、だからと言って特別汚い訳でもない。

 

友達が多い訳でもない、だからと言って少ない訳じゃない。

 

 

 

 

僕にはないもない。

 

 

 

 

 

 

だから、僕は自分が嫌いで呆れている。

 

 

 

 

 

 

 

何かが欲しかった。

 

 

なんでもいいから、何かが欲しかった。

 

 

 

 

 

努力すればいいかもしれない。

 

 

 

 

だけど ……

 

 

 

 

 

 

 

僕は逃げた。

 

 

 

 

 

 

 

現実が怖いから?自分が嫌いだから?

 

 

 

 

 

 

だから、学校を休んだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

だから、部屋から出なかった。

 

 

 

 

 

 

 

無駄な時間をひたすら過ごした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

どれくらい時間が経ったのか、僕は一つの希望の光を見つけた。

 

 

その光のために生きようと思った。

 

 

辛いけど、頑張れた。

 

 

自然と生きようと思った。

 

 

だから、部屋から出た。

 

 

だから、学校に行こうと思った。

 

 

そう、ラブライブ!という作品のために。

 

 

 

9人の天使達に背中を押されて。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

第一話

全ての始まり

 

 

 

 

 

僕が学校に行くようになってからもうすぐ半年。

 

今は高校2年でもうすぐ3年になろうとしている。

 

引きこもっていた時期に比べるとだいぶ安定した生活ができていると思う。

 

 

毎朝しっかり起きて(遅刻しかけるため朝食を抜くこともしばしば)学校に行って友達と会話を楽しみつつ勉強する。

 

そんな充実した学校生活。

 

そして、

 

 

 

 

 

帰宅してからのラブライブ!を見る。

 

 

 

 

 

そんな幸せな時間を過ごす。

 

 

 

 

ラブライブ!を見れるだけで毎日幸せである。

 

 

 

 

 

そんな僕の自己紹介が遅れたが、

僕は佐々木 那貴(ともき)

少し女っぽい名前なのは自分でも悲しい部分があるので触れないでいただきたい。

 

そんな僕は東條 希という子を推している者である。

 

もう自分の語力では伝えられない魅力がある。

 

帰ってきてから希のソロ曲「純愛レンズ」という曲を聴き、心を清め、そして「あぁ、多分僕との恋愛について歌ってr」

とか頭を働かせたりしながらスピリチュアルパワーをいただいている。

それからラブライブ!を見る日課である。

 

 

 

 

 

でも、今日はというと日課を少し変えてショッピング(ただし外出するとは言ってない)をしようと思ったのでいつも通りPCを立ち上げam●zonを開いた。

 

 

それには理由があってなんと今日!希のフィギアの予約が開始されるため待機している!

 

でも予約開始の時間まで10分位あるので……

暇つぶしに商品を漁ることにした。

 

 

 

 

 

「は?」

 

そう、ぼくの目に入ってきたものは

 

「二次元行き切符?」

 

であった。

 

 

一言で言うと。

 

「行ける訳ないじゃん」

 

であった。

 

 

 

だけど少し興味があったので……

 

少しだけ……詳細くらいね……

 

 

 

 

 

 

「レビューなんもねぇじゃん」

 

そんなもんだと思ってたけどさ。

 

「枕元に置いて寝れば朝には二次元に!……ねぇ……」

 

無理無理

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

チラッ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

いやいや

 

 

 

 

 

 

 

 

 

無理無理

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

でも

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ポチッ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

買っちまったああああああああああああああああああああああああああ

 

 

 

だって!だって!手が勝手n

 

 

 

 

 

 

 

 

まぁ割と安かったし、いいかなって。

 

しかも気になったしね?!

 

買ったけどさ信じてないからね?

 

お試しだよ、お試し!

 

もしかしたら、ねぇ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ーー3日後ーー

 

あ、あ、届いちゃったわ。

 

「はぁ……」

 

いや、後悔はしてないけどさ。

なんかあっさり騙されたみたいな感じがする。

 

実際、買ってから今まで沢山検索かけて疑ったからね?!

 

なにも商品に関するヒットはなかったし。

 

なるようになれだよなぁ。

 

まぁ今更何もできないし……

 

 

 

開封するか

 

 

 

 

 

なんか

 

 

 

 

 

普通。

 

 

どこにでもありそうな切符が出てきた。

ただ行き先が……

 

「二次元行き」

 

うわぁ……本当に書いてあるし。

 

 

どうするんだよこれ。

 

「あ、説明書」

 

どうもご丁寧に。

 

 

 

 

 

「枕元に置いて寝れば朝には二次元に!

ー注意事項ー

枕元に置いて使用してください。

ベットや布団からおとさないようにしてください。(効果がでない場合があります)

水に浸ける、燃やすなどすると使用できません。

こちらは片道切符です。

二次元に行った後などに起こった事などの責任は負いかねません。」

 

うわぁ、なんか色々書いてあるし……

 

いくつか不吉だなぁ、おい。

 

 

 

でも、買ったしな。

 

 

 

使うしかないか。

 




投稿し直しました。失礼しました。






後書きは特にありません。













わざわざ読んでいただきありがとうございます。最初は連載の予定だったのですが短編に変更させてもらいました。一応前編です。後編はありますよ。前編→後編→日常になる予定ですので気長に待っていてください。
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