部活・・・高一の秋まで野球、高二の春から高三の県駅伝まで陸上。一般団体でマーチング
得意科目・・・日本史、世界史、現代社会、現代文
苦手科目・・・数学、古典
クラス経路・・・二年の最初2-B、ある事情で2-F
欠点・・・ネーミングセンスの無さ
「「は?」」
俺と雄二は呆気に取られ、無言になる。
そして1分後に
「そっか、ムッツリーニはエッチな小暮先輩と付き合ってるみたいなんだね〜」
「そうか、俺も信じ難い話だがな」
「そうかそうか」
「それは面白い話だな」
「「はっはっは」」
俺達は大声出して笑う。
そして俺は携帯を取り出して
「もしもし亮?実はさムッツリーニっていう馬鹿が小暮先輩と付き合ってるみた」
言い切ってないのに電話を切るなんて、せっかちだなぁ。
「雄二?スタンガンを持った?」
「当然だ。俺を見くびるな」
「ならいくか!」
「「Year!!Let'sParty!!」」
さあ今日も楽しいパーティーになりそうだ!!
「っことで俺達ムッツリーニを殺さないと行けないからまた後でね!」
「いや!違うよ!?付き合ってるかもだからね!?付き合ってない可能性があるんだよ!?」
「付き合ってない可能性は何割だ?」
と雄二が問いかける。
「…………1割半」
「「よっしゃぁ!!楽しい祭りの開催だ!!」」
「嘘だって!!9割は付き合ってないと思う!!」
…………なーんだ。
「なら言わない方が良かったかもよ」
「…………そーだな」
「え?どーして?」
「あれをみてごらん?」
と俺は校庭を指さす。
『ムッツリーニ!!お前の命はこれまでだ!!大人しく捉えられ、紐無しバンジーをやれ!』
『…………誤解だっ!』
…………と、FFF団とムッツリーニの命をかけた追いかけっこを工藤に見せた。
「…………これはムッツリーニ君に悪いことしちゃったかな……は、はは……」
工藤の目が虚ろになっていく。
ごめんな。俺は他人の幸福を祈るが、リア充が大嫌いなんだ。
「とまあ、付き合ってない証拠があればいいがな、工藤、お前ムッツリーニがデートする情報とかなにか知らないか?」
「…………ボクが聞いた話に寄れば、今週の土曜日に駅前っていう情報が……」
「そうか、工藤、お前はもう鹿谷体育大の推薦は決まってんだよな?」
インターハイの切符を掴んだ工藤は、鹿谷体育に推薦で呼ばれた気がして、一緒に話を聞いたような気が……。
「まあ決まったよ!あそこは神咲クンも呼ばれたのになんで行かなかったの?」
「まあタバコ吸ってるし、大学で駅伝すんのももう飽きたしいいかなって思っちゃってさ」
まあ、あながちあってる。
てことは工藤は土日の模試が免除されるってことか。
「ふーん勿体ない。まあ土日休みだし、偵察には行けるよ?」
「なら偵察いくか。あ、去年言い忘れたけど、俺のことは下の名前で呼んでいいぞ」
「了解。詳しいことはまたラインするね竜馬クン!」
「うん。頼むぞくどぅー」
「おい、お前らずるいぞ」
あ、雄二を忘れてた。
まあこいつは模試だし仕方ないか。
「まあ結果わかれば連絡すっから、模試がんばれ」
「…………ったく。わかったよ」
こうして、俺らはムッツリーニを死刑にかけるかの判定を週末に判断することとした。
正直言って竜馬クンを頼っていいのかどうかわからなかったけど、Dクラスのある人にムッツリーニクンのことを聞きに行った時にこう言われたんだよね。
『困った時は竜馬に頼るべきですね!あの人なら割と解決してくれますから。暇なら屋上とかに行ったらいます!』
と、聞いて言ってみたらほんとに居て、なにかと親身に受け付けてくれた。
なんか雰囲気は吉井クンに似てるけどね!
けど心当たりなのは……
(…………ネーミングセンスの無さはAクラスだね……)
彼のネーミングセンスはなさ過ぎることだね。