お楽しみください
オリ主side
「クロ~待って~」
黒髪の少女が俺を追いかけてくる…はぁ…またか…
「ニャーニャー」
「捕まえたっ!」
彼女の名は遠坂桜、俺を拾った少女の妹にあたる女の子だ…この家に来て1ヶ月になるが、なかなかどうして…すげー金持ちだ…
「こら桜っ!!クロを追いかけちゃかわいそうじゃない!!」
「姉さんだってこの間寝ているクロを無理やり起こして追いかけてたじゃないですか」
ちなみにクロというのは俺の今の名前だ、この姉妹が名前で揉めていた所を彼女達の母親、遠坂葵が「黒なんてどう?」と言ってつけてくれた名前だ
「そ、それはクロが遊んで欲しそうにしてたから起こしてあげたのよ!」
「でも嫌がられて逃げられてましたよね?」
あ、今回は桜優勢か
「~~!?桜のクセに生意気~!!!」
どこのガキ大将だよ…
「ニャー…」
呆れたように鳴くと俺はなるべく足音を立てないように逃げていく、やれやれだ
「あっ、クロが逃げた!!」
「!?」
バレたか、ま…もういないんですがね
こんなこと以外にも収穫はあった、1つは聖杯戦争が実際に行われていること、2つ目は遠坂の家は魔術師の家系であること、3つ目は…どうやら俺の結果を想像する能力は相当優秀であること
例を挙げると自分の身体に魔術を弾くイメージをした場合それが現実になる、これは凛の授業にコッソリ侵入した際にガンドをくらいそうになり咄嗟に発動したものだ、多分だが俺に魔術は通用しない
他にも少し怪我をした時に強力な再生能力を手に入れた、これでどれだけの大怪我をおっても精神さえイカれなきゃ生きていける、余談だが…炎や雷…ビームも出せた
マジで俺化け物じゃね?と思わなくもない
まぁその時点でこの家にいる意味も無いんだが…ここの生活も悪くないしいることにしている
「クロ、凛と桜がどこにいるかわかる?」
そんな事を俺に聞いてくるのは俺の名付け親?でありこの家の良心、遠坂葵である
「ニャー」
一声鳴くと、葵を姉妹の所まで案内する
「あ、見つけた!」
「クロ、遊ぼ」
「本当にクロに夢中なのね、でもクロと遊ぶ前にお茶にしましょ」
「はーいお母様」
「はい」
さすがの姉妹もこの人にはかなわないみたいだな…助かった…
その後…お茶を飲んでベランダで遊んでいる時に事件は起こった
「あっ…」
ハシャぎすぎた凛がベランダの隙間から落ちる
「凛!!!」
「ニャー!」
俺はベランダを駆け抜けて一気に凛に追いつく、想像するは衝撃を全て吸収するスライム
フヨン…
そんな音を立てて落ちる凛を想像したスライムが受け止める、怪我は無いみたいだな
「クロ…助けてくれたの?」
「ニャー」
こうして遠坂家の平穏は守られている
ヒゲのオジサンは今回は出番なしです