①この作品はSF要素が含まれています。
②この作品はμ'sのメンバーがスクールアイドルグループを結成しなかった世界のお話です。
③この話はオリキャラが含まれます。
それではお楽しみ下さい。
私は…
なんのために戦っているのだろう。
私がもう少ししっかりしていれば、翔ちゃんは死なずに済んだなのに。
守るって言ったのに。
私が弱かったせいだ。
強くなれたと思った。
でもホントはなに一つ変わっていなかった。
あの頃の私と同じだ。
伝説のパイロットの南ことりは生きていた。
彼女さえいればもうオトノキ勢力の勝利は言うまでもない。
私はもう必要ない。
私がμ'sに乗ってるとみんなを不幸にしてしまう。
みんなの…大切なものを壊しちゃうんだ。
私たちは音乃木坂学院の地下にある基地に戻った。
私は部屋の中に閉じこもった。
ことり「穂乃果ちゃん元気ないね。」
絵里「無理もないわ。
翔くんがいなくなってしまったんだもの。」
にこ「穂乃果ー!あんたの気持ちもわかるけどねぇ、あんたがしっかり前を向かなくてどうするの!」
花陽「ちょっとにこちゃん?!」
にこ「花陽はだまってなさい!今のあなたをみたって高崎がうれしいとでも思ってるの?!」
南司令「そうよ、あなたは前に進まないといけないの。どんなことがあってもね。」
ことり「お母さん!」
南司令「そのためにもここから出てきなさい。今から緊急会議をするわ。」
穂乃果「はい…。」
仕方なく部屋から出た。
これからどうするのか、私も気になってたから。
南司令「あら、思ったより素直ねぇ。」
南司令「では会議室へ移動しようかしら。揃い次第、会議を始めるわ。」
しばらくしてクルー全員が会議室に揃った。
南司令「全員揃ったわね。では今後の方針について話していきます。」
南司令「ニシキノ勢力のμ'sとは今まで通り戦っていくつもりよ。でも今後は倒して鹵獲・撃退するためではない。」
にこ「それ以外にどんな方法があるっていうのよ。」
絵里「口の聞き方に気をつけなさい、にこ。司令、それはどういう意味なのでしょうか?」
南司令「μ'sコアの破壊よ。」
みんな「えっっ!?!」
花陽「μ'sコアの破壊…。μ'sはそもそもコアを軸にして動いています。その中心とも言えるコアは特殊かつ膨大な力を秘めていて、その力で世界のバランスを均衡に保っているとか。」
にこ「でも前にコア剥き出しになるくらい機体が損傷したことがあったけど、コアだけ傷一つつきやしなかったわ。あんなの壊せっこないわよ!」
ことり「…織姫が隕石をくい止めたあの時は、コアにヒビが入ってたよ。」
にこ「うそっ?!」
ことり「それでね、気づいたの。」
にこ「スルーゥ?!」
ことり「μ'sコアは、世界の均衡もそうかもしれないけど、人の心の均衡も保っているんじゃないかって。」
ことり「でなきゃニシキノ博士…あんなに優しかった真姫ちゃんのお父さんがこんな争い起こすわけないもん!!」
南司令「私語はそこまで。そのμ'sコアの破壊についてはこちら側で対応するわ。だからあなたたちにはそれまで足止めをお願いしたいと思うの。」
絵里「破壊した後はどうするのですか?」
南司令「こちらのμ'sコアも全部破壊するわ。」
みんな「えっ?!」
ことり「お母さん!それはいくらなんでも…!」
南司令「ニシキノ博士がおかしくなったのはμ'sコアのせいじゃないわ。そんなこと信じられないわね。」
ことり「でも世界の均衡が…」
南司令「そんなの信じちゃダメよ。何れにせよニシキノ博士の手に渡らせてはならないし、この先それ以外の組織に狙われるかもしれないわ。」
花陽「つまり…。」
絵里「この争いを終わらせるための戦い。」
にこ「でもそれは同時にμ'sの終わりも意味するわね。」
南司令「反対の人もいるだろうけど、この戦いを終わらせるためには最良の手段だと考えているわ。」
穂乃果「…戦いを終わらせてどうするの?」
みんな「えっ…?」
花陽「た、戦いを終わらせれば平和な毎日を過ごせるんだよっ!?」
穂乃果「平和な毎日?何人も傷つけて何人も私目の前に消えてくるのを見て、そんな人たちの犠牲に成り立つ平和に一体なんの意味があるの?」
絵里「この戦いでなくなった人たちだって、きっと私たちが幸せになるのを望んでいるわ。」
穂乃果「そんな幸せ…私はいらない。
それに終わらないよ。どちらかが退かない限り。壊しても作って、でもまた傷つけて壊して…その繰り返し。」
絵里「じゃあほのかは…どうすればいいと思うの?」
穂乃果「私は……。」
もう、これ以上戦う意味がない。
もう、私は必要ない。
だから私は…、
穂乃果「辞めます。」
穂乃果「私、μ'sのパイロット辞めます。」
ことり「穂乃果ちゃん…!」
南司令「そう、いいわ。今からあなたはもうμ'sのパイロットじゃない、無関係な人だわ。」
ーーカシャン。
拳銃のコッキッングする音がした。
そしてその銃口を私の額に向けた。
南司令「でもここは軍の機密組織なの。組織の情報を知ってる以上外で生かしておくわけにはいかないわ。」
にこ「ちょ…司令っ!」
ーーバシュー!!
突然あたりが煙で覆われた。
南司令「煙幕?!」
ことり「穂乃果ちゃん、こっち!」
ことりちゃんが私の手を引いて部屋から出た。
そして私たちはヘリオスがある格納庫へ走った。
穂乃果「どうして助けたの…?」
ことり「殺されるくらいなら逃げた方がいいと思ったから。」
穂乃果「ことりちゃん…。」
ことり「私もね、好きだった。翔くんのこと。」
ことり「穂乃果ちゃんが翔くんのこと想っているのを知った時、私も胸が痛くなった。」
ことり「だけどね、私はそんな2人がまた会える日を楽しみにしてるの。それが私の今の願い。」
穂乃果「ことりちゃん何言ってるの!だって翔ちゃんは…」
ことり「生きてる。…って私は信じてる。」
穂乃果「断言しないんだね。」
ことり「ホントに生きているかどうかはわからない。だけど穂乃果ちゃんが
亡くなったらそれを確かめることすらできないんだよ?」
穂乃果「…。」
ことり「穂乃果ちゃん、信じてみよ?そのためには今はここを抜けなきゃ。」
穂乃果「でも私、これならどうすれば…。」
ことり「それは穂乃果ちゃん自身が決めることだよ。」
花陽「あ、いたよ!あそこ!」
にこ「ちょっと!ほのかぁー!!あんた裏切る気ィ?!」
絵里「司令にはうまく言っておくから戻ってきなさい!穂乃果!」
煙から抜け出した他の人たちが追ってきた。
ことり「行って。穂乃果ちゃん。できたらまた…。」
穂乃果「ん?」
ことり「いや、なんでもないよ。気をつけて。」
穂乃果「うん。ありがとう。」
その一言を残し、ヘリオスを発進させた。
出撃デッキを壊し、出来るだけ遠く、遠くへ移動した。
こうして私はμ'sのパイロットを辞めた。
私はこれからどうすればいいの?
ただそれだけを考えていた。
どうも!ハイネ1021です!
ホントにお久しぶりですね!
実はいろいろと路線変更したためペンが止まってました…(笑)
そのため結構キャラの人間関係が複雑になっているかもしれません。また少し短いなと思ったそこのあなた!ご安心を!
次回分も近頃投稿する予定ですので!
それでは次回またお会いしましょう!