ラブライブ!〜only desire〜   作:ハイネ1021

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*注意
①この作品はSF要素が含まれています。
②この作品はμ'sのメンバーがスクールアイドルグループを結成しなかった世界のお話です。
それではお楽しみ下さい。



第2話 隣の芝生は青くて茨

???「見つけたわ。海未。μ'sの最後のパイロット。高坂穂乃果。」

 

???「ええ、引き継ぎ尾行調査を続けるわ。海未は校外の調査をお願いする。ええ、調査が終わったらまた落合いましょ。」

 

???「ふぅ…。なんで私が尾行なんてやんなきゃならないわけ?…。そうね、これはお父様からの命令だから仕方ないわね…。」

 

???「それにしてもあのパイロット…。まさか…ね…。」

 

ーーー

ーーーー

ーーーーー

 

私、高坂穂乃果は突然の廃校の知らせとその本当の訳とともに告げられた、人型高機動兵器μ'sのパイロットに指名されて頭の中がごちゃごちゃになっています。もう何がなんだが……。

まぁ、とりあえず…。

 

穂乃果「あの場所に…行ってみるか。」

 

そして走り出して階段の降りた角を曲がった次の瞬間、

穂乃果「ほわぁ…!」

 

???「わっ…!」

 

ドン!。何かにぶつかった。いや、この場合誰か…かな。私は尻もちをついちゃった。

 

穂乃果「くぅぅ〜。いったーい!」

 

???「いてて…。ちょっと!廊下は走らない!それにちゃんと前を見……てって…。あれ…?」

 

穂乃果「あ、ごめんなさい!

ん?どうかした?あなた、一年生?」

 

???「そ、そうよ!あなたは二年生の高坂穂乃果さんね。全く、上級生なんだからしっかりしなさいよね。」

 

穂乃果「へぇ。よく私の名前知ってるねぇ。」

 

???「あ、当たり前よ!私を誰だと思ってるの?」

 

穂乃果「えっとぉ…。あなたの名前…、私知らないのだけど…。」

 

???「あっ…!」

 

彼女は急に顔を赤られた後、そっぽを向いて、キレイな赤毛の髪を人差し指でクルクル。

 

穂乃果「あなたの名前、良かったら聞かせてよ。」

 

???「(面倒なことになったわね…。私が西木野財閥&西木野博士の娘、なんてことがバレたら…。と、とりあえずここは…!)」

 

真姫「わかったわ。真姫よ。北条真姫。」

 

穂乃果「へぇ、北条さんね!よろしくね!」

 

真姫「(ふぅ…。偽名でなんとか誤魔化せた。苗字しか違うけど。)」

 

穂乃果「ところで北条さん、こんな時間まで何してたの?」

 

真姫「ゔぇぇ⁈」

 

真姫「(す、鋭いわ…。なんで言い訳しようかしら。まさか、『敵対勢力であるオトノキ勢力の幹部南理事長に突然呼び出しくらった高坂さんのことを不信に思って尾行調査してましたー。』なんて言えるはずない…!こ、ここはとりあえず…。」

 

真姫「わ、私は別に!教科書を忘れて自分の教室まで取りに行って、それでたまたま音楽室通りかかったからそのついでにピアノでも弾いていこうかなー、って思ってピアノ弾き終わった帰りにあなたにぶつかっただけよ!」

 

真姫「(うわぁ…。我ながら下手な嘘…。

ていうか、教室から昇降口に行くまでに音楽室なんか通らないわよ!これ完全に怪しまれる…!)」

 

穂乃果「………。」

 

真姫「こ、高坂…先輩??」

 

真姫「(やばい。やばいわ、マジで。勘付かれたわ…これ。”」

 

穂乃果「…。なーんだ♪そうだったんだぁー♪」

 

真姫「え?」

 

穂乃果「ピアノ弾けるなんてすごいねー!私なんかこれといった特技なんてないのに。」

 

真姫「(ああ、馬鹿で良かった。確信。とりあえずバレずに済んだわね…。)」

 

真姫「ピアノ?ピアノなんて、覚えちゃえば誰にだってできるわ。」

 

穂乃果「その覚えるのが難しいんだよ〜。それは北条さんの立派な特技、才能だよ。自信持っていいと思う。」

 

真姫「…。そんな面と褒め言葉言われたの、初めてだわ。」

 

北条さんはまた指で赤毛の髪をクルクル。

 

穂乃果「私なんて…特技や才能なんてなくて…どこにでもいる普通の女子高生なの。でも、なのにどうしてあんなことに…。」

 

私はだんだん声が小さくなっていく。

ああ、それが今私の心の声なんだ。

私じゃあ、ごく普通の女の子なんかにパイロットなんか務まるはずない。

でも…なんで…!

 

真姫「んー、よくわかんないけど…。まぁ、これだけは言えるわ。『隣の芝生は青い』。あなたにとって私はいいように見えるけど、実際たいしたことないわ。私だって、あなたの羨ましいところ…なくはないわ。いつも元気いっぱいなところとか。それに特別な人ほど、普通の人に憧れるもんなの。自分には持ってないものに憧れる、そういう生き物でしょ。人間って。」

 

穂乃果「真姫ちゃん…!」

 

真姫「わ、私は別に!あなたを励ますたもに言ったわけでじゃないんだからね!」

 

でた!ツンデレ少女!いいよね、ツンデレ。みんなは好き?穂乃果は好きだよ!だってかわいいもん!!

 

穂乃果「真姫ちゃーん!!」

 

初めて話す人にも関わらず、私は真姫ちゃんに飛び込んだ。

 

真姫「ゔぇ⁈な、何するのよ!」

 

穂乃果「だって嬉しいんだもん!真姫ちゃんが穂乃果のために励ましてくれて!それと、レアなツンデレが見れて!」

 

真姫「な、なにそれ!イミワカンナイ!!それに!下の名前で気安く呼ばないでよー!」

 

穂乃果「いいじゃーん別に♪

ほーれ、真姫ちゃん真姫ちゃーん♪」

 

真姫「いいから!離れなさいよ!穂乃果!!」

 

穂乃果「おお!真姫ちゃんも下の名前で呼んでくれたの?嬉しいっ!」

 

ちょっとかわいそうだったからもう真姫ちゃんから離れた。

 

そういえば、昔もこんなふうに…

誰かとじゃれ合ってた気がする。

時々だけど、こう、なんかもやもやした気持ちが湧いてくる。

なんなんだろう。この気持ち。

 

真姫「穂乃果?」

 

穂乃果「ああ、真姫ちゃんごめん。少しぼーっとしちゃって。」

 

真姫「別に気にしなくていいわ。それよりあなたも自信もちなさいよ?元気いっぱいが取り柄、なんでしょ?それに、ピアノ教えて欲しかったら、まぁそのうち教えてあげるわ。」

 

穂乃果「うん!ありがとう!真姫ちゃん!あ、そろそろ行かなきゃ。またね、真姫ちゃん!」

 

私はそう言って、走って学校を出た。

 

真姫「…。まぁ、あなたがパイロットとして生きていれば…だけどね。」

 

真姫「言い忘れちゃったわね…。私たちの場合、あれだけじゃ足りないの。」

 

真姫「隣の芝生は青くて…」

 

真姫「茨。」

 

2話完 to be continued…

 

 




どうも!ハイネ1021です!
いかがだったでしょうか?
今回はなんかほのまき要素が強い回でしたね(笑)
僕は穂乃果推しのホノキチなのですが、カップリングでいうとほのえりですね!あの「えーりちゃーん!!」て叫びながら抱きつく穂乃果と姉のように受け止めてくれる絵里ちゃんが…さ、最高です!(昇天不可避)
ちなみにこの物語をより一層楽しみたい方は
「some day of my life」を聴きながら機動戦士ガンダムシリーズ(特にseed)のOPの映像をみるといいでしょう。
だいぶイメージがわいてくると思います。少なくとも僕は
そのイメージも材料にして執筆しています(笑)
さて次回はいよいよ登場!になるといいな。オリキャラ。
今回も誤字・脱字等ありましたらご指摘くださっていただけると嬉しいです!
ではまた!
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