ラブライブ!〜only desire〜   作:ハイネ1021

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①この作品はSF要素が含まれています。
②この作品はμ'sのメンバーがスクールアイドルグループを結成しなかった世界のお話です。
③この話はオリキャラが含まれます。
それではお楽しみ下さい。


第4話 戦火の咆哮

???「穂乃果っ!!」

 

突然叫ぶ声がまわりに響いた。

周囲には私と翔ちゃん、それと声を上げた一人の少女以外誰もいなかった。

 

穂乃果「あなたは…誰?」

 

???「…やっぱり覚えていないのですね…。まぁ、いいでしょう。」

 

海未「私は園田 海未。訳あってあなたをとある場所にお連れするためにやってきました。事情は後で話しますから、私についてきてください。」

 

私…この人を知ってる気がする。でもいつどこで会ったのか、思い出せない。それに、私に何の用だろう?

 

そんなことを思っていると…

 

翔「そのワッペンッ…!君は西木野勢力の人間だな!穂乃果を君たちの世界に巻き込むのは僕が許さない!」

 

と、翔ちゃんは怒鳴りながら私を庇う姿勢をとった。

 

海未「あっ…!あなたは…その態度からすると、音の木勢力の人間…!」

 

海未「穂乃果は私たち西木野勢力には欠かせない存在なのです!あなたは下がってなさい!」

 

穂乃果「西木野勢力…。もしかして海未ちゃん、あなたは理事長…南さんの敵ってこと?」

 

翔「えっ…。なんで穂乃果がそんなを知ってるんだ…?」

 

翔「…!まさかμ'sシリーズ最後のパイロットって…!」

 

海未「ずいぶん勘がいいのですねあなたは。」

 

海未「そうです。彼女が…彼女こそがμ'sシリーズ最後のパイロットに選ばれし少女なのです。」

 

海未「現在、μ'sシリーズ最後の機体は音の木勢力が所持しています。しかし、いずれは私たち西木野勢力が手中に収まることでしょう。そう、その機体のパイロットである高坂穂乃果とともに…!」

 

翔「誰がそんな好き勝手させるか!」

 

翔「穂乃果、彼女の言葉に耳を傾けちゃダメだよ!はやく僕と一緒に逃げよう!」

 

海未「へぇ、いいのですか?そんなことしちゃったら…穂乃果。私たちがあなたの学校、滅茶苦茶にしちゃいますよ?」

 

穂乃果「そんな…!それだけはやめて!お願いっ!!」

 

海未「では私たちのもとへ来てください。今からまだ間に合います。さぁ、いらっしゃい…。」

 

私が行けば…学校が無事に済んで…廃校じゃなくなる?

 

だったら、私が…彼女たちのところに行きさえすれば…学校は…。

 

それで済むのなら…私は…!

 

そう思い足を踏み出そうとした瞬間、

 

翔「チッ……!穂乃果っ!伏せて!!」

 

穂乃果「えっ…!」

 

翔ちゃんに言われて私はとっさに顔を隠すように伏せた。その次の瞬間、

 

海未「はっ…!」

 

ーーズガンッ!ズガンッ!!

 

という銃声が鳴り響き、あたり一帯が眩しい光に包まれた。閃光弾だ。

 

海未「ああああああっ!!!」

 

海未ちゃんは不意を突かれて反応しきれなかったのか、眩しい光を見てしまったようだ。直視は避けられたみたい。

 

翔「穂乃果!こっちへ!!早く!!」

 

私は翔ちゃんに手を引かれるままに森の方へと走っていった。

 

海未「うぅ…。逃がしませんよ…!」

 

海未ちゃんはもう私たちを見つけたのか、私たちの方へ追いかけてくる。

これじゃあ追いつかれる。

 

翔「くそっ…!こうなったら!」

 

翔ちゃんはポケットの中から手のひらくらいのサイズの端末を取り出し…、

 

翔「来てくれ…!ルシファーー!!!」

 

翔ちゃんがそう叫んだ瞬間、

 

ーーズゴゴゴッ!!

 

空から巨大な機械が降ってきた!

 

翔「さぁ!穂乃果もはやく乗るんだ!

急いで!」

 

言われるがままにその機体のコクピットに乗り出した。本来は一人乗りなのだろうか、コクピットの中は少し狭い。

翔ちゃんはその機体を起動し、空へ向かって機体の高度を上げた。

 

穂乃果「もしかしてこれってμ'sシリーズの機体?」

 

翔「いや、少し違うよ。これはただの量産機。だれにでも乗れる機体だよ。」

 

穂乃果「へぇ…。それでこれからどうするの?」

 

翔「とりあえず本局に通信をとった後、音の木坂学院の地下基地に向かうよ。」

 

私がほとんどパニック状態であった反面、

翔ちゃんは恐ろしいほどに冷静だった。

 

でももう追われる心配はないかなと安心したその時…、

 

穂乃果「あっ!あれみて!あの機体って…!」

 

翔「あれは…!μ'sシリーズNO.6…白夜(びゃくや)…っ!!」

 

穂乃果「あれが…μ'sシリーズ…。」

 

その機体…白夜は背中には大きな対艦刀を背負っていて、右肩にはその対艦刀と同じくらい大きなシールドが付いている。そして名前に”白”ってついてるが割に全体のボディカラーは黒寄りの藍色で染まっている。

 

翔「あの機体…おそらく対μ'sシリーズ用で一騎討ちに特化した近接戦型の機体みたいだね…。全く、厄介なものに捕まっちゃった。」

 

翔「できればやりあいたくなかったけど、この機体性能じゃ振り切れないし…仕方ない、か…。

穂乃果、しっかり掴まってて!」

 

穂乃果「ええっ⁈ちょっと!戦う気なの⁈」

 

翔「残念だけど…、今はそれしか手がないんだ!今救援信号を出してるし、それまでこいつが耐えてくれれば…!」

 

海未「ふふっ。舐められたものですね。その程度の機体で私の白夜に勝てるとでも…」

 

ーーバッ!!

白夜が対艦刀を抜刀し、

 

海未「思ったのですかっ!!!」

 

出力を上げてものすごいスピードでこちらに接近してきた。

 

翔「くそっ…。耐えてくれよ…ルシファー!!」

 

そう言って、翔ちゃんも簡易式のビームサーベルを抜刀する。

 

ーーバチィィィ!!!

激しい轟音とともに、剣同士が衝突した。そのあと鍔迫り合いが続くが…

 

海未「どうしました?やはりμ'sシリーズの前では量産機など無力に等しいのですよっ!!」

 

海未「さぁ、はやく穂乃果を渡しなさい!」

 

やっぱりμ'sシリーズ相手だとこの機体のパワーとの差がありすぎる。

このままだと押し負けてしまう。

さすがにこれはダメかも…!

 

そう思った私のそばにいた彼が、

 

翔「ふっ…、確かに性能は桁違いだ…。君の機体の出力も相当だね。」

 

翔「だけどね…単なる力比べだけが、勝負の全てじゃないっ!! 」

 

するとルシファーの両腰から、

 

ーーガチャンッ!!

二つの銃砲が白夜に向けられた。

 

海未「…⁈。これは…!レールガン⁈」

 

翔「遅いっ!!」

 

ーーバンッッ!!

ほとんどゼロ距離からの発射だ。

 

海未「うっ…あああああっ!!」

 

ーースドドドッ!!

 

レールガンに直撃した白夜は体勢を崩してそのまま地面に叩きつけられた。

 

これでおとなしくなればいいんだけどな…。もうこんな戦い…みたくないよ…。

 

しかし砂埃が治まると、そこには既に白夜が体勢をたて直して、対艦刀を構えていた。

 

海未「あなた達…、もう私は許しませんよ…?覚悟はいいですか?」

 

ーーブォォォォオン!!!

 

白夜のスラスター部分から出る音が次第に大きくなっていく。そして、それに呼応するかのようにだんだんと機体が光を集めて…、

 

海未「いざっ!!」

 

という声とともに機体が…消えた?

 

と思った次の瞬間…、

 

穂乃果・翔「「…!!」」

 

ーーズバァンッ!!!

ビームサーベルを持ってたルシファーの右腕が切断されていた。

さらに、気づいたときには白夜はもうルシファーの背後にいた。

 

海未「先ほどは少し驚きましたが…。

もうあなたがたに勝ち目はありません。おとなしく投降するか、ここで首を斬られるか…選んでください。量産機のパイロットさん。」

 

翔「…。僕は…!」

 

もうやめて…。翔ちゃんも、海未ちゃんも、私なんかのために争わないで!

お願いだから、もう…!

 

そんな気持ちが胸の奥からこみ上げてきた。本当にもうこんなことやめてほしい。だから私は…!ーーー

 

穂乃果「「「喧嘩やめぇーー!!」」」

 

ーーードオオオォォゥン………。

 

突然、ルシファーと白夜の両機とも何故か急停止した。まるでその叫びに応えたかのように。私のその願いを受け入れたかのように。

 

翔「システムダウン⁈

どうしたんだ、ルシファー!」

 

海未「なんで動かないんですか⁈

白夜!しっかりしてください!!」

 

穂乃果「なに…これ…。何が起こってるの…?」

 

突然の事態に私は呆然としていた。

 

しばらくしてようやく、さっき翔ちゃんが要請してた救援がやってきた。

システムが回復したらしい白夜はそのままどこかへ逃げていってしまった。

 

 

南理事長「…無意識とはいえ、両機体の強制システムダウン…。あれをやったのは私が見た限り、今までに一人しかいなかった…。」

 

南理事長「高坂穂乃果。やっぱりあの子は…。」

 

南理事長「今は亡き私の一人娘…、」

 

南理事長「南ことりの…再来だわ。」

 

第四話 to be contined

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




どうも!
ハイネ1021です。
やっとSFっぽい要素を出すことができました!
とはいえ、初めて描いたので描写や表現が下手だったり、まだまだ素人丸出しの面がでちゃってるかな、と正直自分では思っています。中には、「これ全然戦闘シーン盛り上んねー。」とか、「ガ○ダムまんまじゃん。」とか思ってる人がいるかと思います。実際、「ビームサーベル」とか「レールガン」とか見慣れてる用語使っちゃってますしね…。(笑)うん、これは叩かれ覚悟で描きました。それは僕の未熟さ上の話なんで、もうこの際割り切ります。「でないと…死ぬぞ…。」という繋ぎを連想するのは僕だけでしょうか?(笑)まぁとにかく、「ビームサーベル」みたいな単語はこれから結構使っていく予定です。その時には皆さんの心の中で軽くツッコミでも入れといて下さい。
ちなみに高崎翔くんは今回の話でお気づきの方も多いかと思いますが、彼はテクニシャンといいますか、ああいった奇抜な攻撃や回避を得意とするパイロットなんです!
そんな器用な機体操作をする彼を意識して描きました。
この先、そんな翔ちゃんの活躍にも注目です!
今回も誤字・脱字等ありましたら、ご指摘していただけると嬉しいです!
では次回もお楽しみに!
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