ラブライブ!〜only desire〜   作:ハイネ1021

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*注意
①この作品はSF要素が含まれています。
②この作品はμ'sのメンバーがスクールアイドルグループを結成しなかった世界のお話です。
③この話はオリキャラが含まれます。
それではお楽しみ下さい。




第6話 想いの在処

6話

 

翔「(μ's…それが君の応えなのか…?)

 

翔「(それになんで…。関係ない穂乃果をμ'sのパイロットなんかに選んだんだ…?)」

 

翔「(僕はまた…彼女のように誰かを傷つけてしまうのだろうか…?)」

 

穂乃果「えぇ⁈翔ちゃんもμ'sのパイロットに?」

 

にこ「さすが伝説のパイロット、ミナリンスキーの元パートナーね。」

 

絵里「でもいいの?高崎少佐。あなたはまだあの出来事を…。」

 

翔「僕は…どうでも構わない。

だけど…。」

 

翔「だけど、穂乃果は…μ'sのパイロットにするのは納得できません!」

 

一同「え…⁈」

 

翔「穂乃果を…関係ない人を巻き込むのは僕は反対です。」

 

理事長「気持ちはわかります。ですがこれはμ'sの意志なの。私たちはμ'sの意志には逆らえない。敵勢力解体のためにも。」

 

翔「黙って見ていろと言うのですか!

普通の女の子が戦場に足を踏み入れるその姿を!」

 

理事長「仕方ないのよ!それしかもう方法がないのだから!」

 

理事長「それに、μ'sのパイロットはみんな…初めは特別な子たちじゃなかった。それでも、μ'sに選ばれそして戦う理由と意志があってここにいるの。」

 

理事長「彼女たちはもう、生まれながらにして関係者よ。そう、これは運命だったのよ。だから、本人の拒否権は一応あるけれど、私たちにはどうすることもできないわ。」

 

理事長「それを聞いた上でまだ納得できないとでも?」

 

翔「それは…。」

 

翔ちゃんは黙り込んでしまった。

私のために翔ちゃんは…。

理事長「いずれにせよ、決めるのはμ'sとそのパイロットである高坂さん自身よ。あなたは自分がμ'sに乗るかどうかだけ、決めて頂戴。」

 

翔「はい…。了解しました。」

 

翔ちゃんは手を握りしめ、うつむきながらそう答えた。

 

理事長「高坂さん。あなたはどうするの?聞いての通り、拒否権は一応あるわ。」

 

穂乃果「私は…。」

 

私は…どうしたらいいのかわからない。

わからないよ…。真姫ちゃんや翔ちゃんが励ましてくれたおかげで、なんとなく

だけど…私にもできるかもって自信がついときた。

 

でも、さっきの戦闘をみて…いきなり襲われて…まだ私の手足が恐怖で震えていた。

 

だけど、私が思い出そうとしてる…大切な約束、大切な想い。大切な願い。ここにいれば、それらを思い出せることができるかも知れない。そう思うから…。

 

私は確かめたい、私の知らない真実を!

 

ーー私、μ'sのパイロットやる!

やるったらやる!!

 

穂乃果「私…やります。」

 

理事長「覚悟…できたのね。」

 

穂乃果「はい。私、μ'sのパイロットやらせていただきます!」

 

理事長「あなたならそう言うと思ってたわ。ありがとう。」

 

理事長「それと、これからは南司令官ね。よろしく。」

 

南司令「はい、話は以上よ。それでは解散。」

 

南司令官の号令の後、みんなはそれぞれの持ち場に戻っていった。

 

ただ翔ちゃんだけ、辛そうな顔をしていたのであった。

 

 

 

私はその後の翔ちゃんの様子が気になったので、艦内で彼を探し回った。

その探している途中、

 

陽介「あ、高坂さん。もしかして、高崎のヤツを探してるの?」

 

と、花陽ちゃんのお兄さんである小泉陽介さんが声をかけてきた。

背は翔ちゃんより少し高く、いかにも「お兄さん」て感じ。

口調は少し軽いけど、すごくいい人だ。

 

穂乃果「あ、陽介さん。そうなんですけど、どこ探しても全然いなくて…。」

 

陽介「高崎なら自分の部屋にいるよ。ここからまっすぐ行って奥から2番目の部屋。」

 

穂乃果「ホントですか⁈」

 

陽介「ああ。でもあいつ、さっき俺が声をかけたとき全然返事がなくてな…。」

 

穂乃果「そうなんですか…。私、ちょっと行ってきます。翔ちゃんに話したいこと、ありますから。」

 

陽介「おう。そしてやってくれ。」

 

へへっ、と笑いながら陽介さんはそう言った。

 

穂乃果「ありがとうございます!」

 

穂乃果「それと、私のことは穂乃果と呼んでいただいて構いませんよ。」

 

陽介「じゃあ、今後からそう呼ばせてもらうぜ。よろしくな、穂乃果!」

 

穂乃果「はい!」

 

陽介さんに教えてもらった道を進み、

翔ちゃんのいる部屋の入り口にたどりついた。

 

穂乃果「翔ちゃん?入っていい?」

 

翔「穂乃果か。うん、いいよ。中に入って。」

 

穂乃果「お邪魔します。」

 

翔ちゃんの部屋にはパソコンが乗った机と布団、それといくつかの荷物があるくらいの小さな部屋だった。

 

翔「どうしたの?急に。」

 

穂乃果「翔ちゃんにちょっと話したいことがあって…。」

 

翔「そうか…。」

 

翔「…木の上で相談したあれ、μ'sパイロットのことだったのか」

 

穂乃果「うん、黙っててごめん…。」

 

翔「いや、いいんだ。別に…。」

 

翔「でも、μ'sのパイロットになるっていうと…話は違う。」

 

翔「穂乃果、やっぱり君はここにいちゃいけないんだ!理事長はあんなこと言ってたけど、僕は…っ!」

 

翔ちゃんは涙を必死に堪えている様子だった。

 

私のために、まるで自分のことのように考えてくれている。怒ってくれてる。そして…泣いてくれているんだ。

 

穂乃果「…翔ちゃんは…優しいね。」

 

翔「そんなこと…ない。」

 

穂乃果「そんなことあるよ。だって、

もしそうじゃなったらこんなに…今日初めて会った人に、こんなに一生懸命にならないもん。」

 

翔「……。」

 

穂乃果「その堪えてる涙だって、私のために流してくれてるんでしょ?」

 

穂乃果「ホントはね、怖いよ。今すぐにでもここから逃げ出したいくらい。さっきの戦いを間近で見て、より、そう思ったの。」

 

穂乃果「それと、なんで私が選ばれちゃったのかもまだはっきりわからないし…。とにかく今はすごい不安だし、

こわいよ…。」

 

翔「だったら…!」

 

穂乃果「でもね…。私、できたの。私の戦う理由が。」

 

翔「戦う…理由…?」

 

穂乃果「うん。私は知りたい。私とμ'sのすべてを。そして、応えたい。仲間の、みんなの期待に。だから…。」

 

穂乃果「決めたの、私。戦うって。」

 

私がそういうと翔ちゃんは微笑し、

 

翔「…強いんだね。穂乃果は。」

 

翔「なら、僕も決めた。」

 

そう言って、

 

ーーガバッ!

 

穂乃果「……!!」

 

翔ちゃんは私を抱きしめた。

 

翔「僕も戦う。君を守るために。穂乃果は僕が絶対に守る。どんなことがあっても君を死なせたりなんかさせない。」

 

なんて…温かくて、優しいんだろう。

すごく心地いい。胸の奥がすごい高鳴って…翔ちゃんの想いが私に伝わっていくのがわかる。

 

そうか…。私と同じだ…。翔ちゃんも苦しくて悲しくて…気持ちは私と何一つ、変わらないんだ…。

 

今ならわかる。これが…二人ではんぶんこすることなんだって。そして、翔ちゃんの想いを受け止めてあげることが、今私ができる精一杯のことなんだって。

 

穂乃果「翔ちゃん…。」

 

翔「あ…!ご、ごめんっ!いきなりこんなことしちゃって…。嫌…だったよね。

今日初めてあったばかりなのに…。」

 

翔ちゃんは慌てて私から腕を離してた。

 

穂乃果「ううん、そんなことないよ。」

 

穂乃果「むしろ、とっても嬉しかった。

ずっと、そうしていかったくらい…。」

 

穂乃果「ありがとう。私、頑張るから!!」

 

穂乃果「私も…ずっとあなたのそばにいる。これから私たちは二人で一つ、一心同体…だねっ!」

 

翔「一心同体か…。うん、そうだね。」

 

穂乃果「えへへ…。」

 

なんだかとってもこそばゆい。

こんな時間がずっと続けばいいのに。

 

私…もう何もこわくないよ。

翔ちゃん、あなたがいるから。

背中を守ってくれるあなたがいるから。

ーーそして…私たち、一心同体だから。

 

穂乃果「私、もう行くね。」

 

翔「うん。パイロット実技テスト、頑張って。ファイトだよ!」

 

穂乃果「うん!頑張るね!行ってきます!」

 

そう言って私は翔ちゃんの部屋を後にした。

 

翔「そうだ…。穂乃果は俺が守る。絶対に。」

 

翔「もう二度、誰もあんな目にあわせないために…。」

 

翔「ことり…。お前は今、どこにいるんだ…?」

 

私、頑張るよ。あなたの想いが、わたしを守ってくれるから!

 

係員「それでは高坂二等兵、発進の準備、お願いします!」

 

穂乃果「はい!よろしくお願いします!」

穂乃果「高坂穂乃果、いきますっ!!」

第6話 想いの在処 to be contined

 

 

 

 

 

 

 

 




はい、どうも!ハイネ1021です!

今回は随分内容かくのに悩みましたが、
その分結構自信ある回に仕上がりました(笑)
結構2人の間がいい感じでしたね!(誰とは言わない)

すみません…明日(正確に言えば今日)旅行に行くので、今回はもうこのへんでしめたいとおもいます。
今回も誤字・脱字等ありましたらご指摘くださると嬉しいです!
それではまた!


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