ラブライブ!〜only desire〜   作:ハイネ1021

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①この作品はSF要素が含まれています。
②この作品はμ'sのメンバーがスクールアイドルグループを結成しなかった世界のお話です。
③この話はオリキャラが含まれます。
それではお楽しみ下さい。


第7話 出陣の狼煙

第7話

 

人型高機動兵器、通称μ'sに乗ることを決めた私高坂穂乃果二等兵はパイロットになるための実技テストをしている。

 

とはいえコンピュータを用いたシュミレーション形式のテストで、私は今そのテスト用機体のコクピットの中にいる。

 

テストする前に操作方法は簡単に説明してもらったのだが…

 

 

穂乃果「あそこにある砲台、狙い撃つよ!それ!!」

 

ーーバンッ!!

 

亜里沙『ハラショー!命中しました。3点獲得です!』

 

穂乃果「やったー♪まだまだいくよー!」

 

ーービュン!!

 

穂乃果「うわぁ!ミサイルがだんだんこっちに近づいてくる!」

 

穂乃果「えっとえっとぉ…、確かここを動かせば左に動かせば…」

 

ーーガチャ!!

 

穂乃果「あ、間違えた!機体の高度あげてどーするのーー!!」

 

ーーバンッ!!

 

亜里沙『機体大破!はい、そこまでです。おつかれさまです。』

 

穂乃果「あーあ、当たっちゃった…。」

 

穂乃果「ありがとう、亜里沙ちゃん。

そちらもおつかれさま♪」

 

ようやくテストが終わった。

射撃は自信あるが、回避操作が難しい。

 

亜里沙『はい、テストの速報結果をそちらに転送しておきますね。』

 

コクピットのモニターに映し出さたそのデータをみてみると…

 

 

高坂穂乃果 二等兵

 

近接戦闘成功率 68%

 

射撃命中率 90%

 

回避率 40%

 

遠距離攻撃被弾率 60%

 

μ's粒子供給量 ランクS(98.5%)

 

テスト結果…合格

 

と記されてた。

 

穂乃果「合格…。なんとかできたぁ〜」

 

南司令『合格おめでとう。高坂二等兵。

これであなたは正式にμ'sのパイロットよ。』

 

艦のCIC(戦闘指揮所)にいる南司令から

マイク通信が届いた

 

穂乃果「ありがとうございます!」

 

南司令『さっそくだけど、あなたと高崎少佐のμ'sの試乗、お願いできるかしら?』

 

穂乃果「はい!わかりました!」

 

ついに私、乗ることになるんだ。

私と翔ちゃんの…専用機。μ'sNO.9。

不安もあるけど、頑張る。

翔ちゃんと約束したから。

一心同体で、翔ちゃんも一緒だから。

 

私のテスト結果はテスト会場のモニターにも開示されていた。それを見ていたにこちゃんと花陽ちゃんが何やら話していた。

 

にこ「ふん!確かにあの子の射撃センスには驚いたけど、弾を避けられないんじゃ話にならないじゃない。」

 

花陽「だけどにこちゃん、μ's粒子の供給量でも穂乃果ちゃんに負けてるよね?」

 

にこ「う、うるさいわねぇ!粒子量が少なくたってある程度機体は動くし、操縦の腕の方がモノを言うのよ。」

 

花陽「それもそうだよね。μ'sの粒子量は人それぞれうまれながらにして決まっちゃうけど、操縦の腕はこれから身につけられるから。」

 

にこ「そうよ。それに…。」

 

にこ「粒子量が多くたって、ろくなこと…起きやしないんだから。」

 

にこ「そういう花陽はどうなのよ。μ's粒子の供給量。」

 

花陽「私は…ランクA+だったよ。」

 

にこ「い、意外と高いのね…。」

 

花陽「まぁ私の場合、それを活かした機体らしいから…。」

 

にこ「ふーん。どんな機体になるのか、楽しみね。」

 

花陽「そうだね。」

 

私は司令の言われた通り、μ'sの格納庫に行った。そこにはもう南司令と翔ちゃんが待っていた。

 

南司令「待ってたわ。それじゃあ、こっちにいらっしゃい。」

 

格納庫入り口の扉が開き、照明がついた。

 

その照らされた部屋の中に、太陽のように輝くオレンジ色の機体があった。

 

穂乃果「これが…。」

 

翔「μ'sシリーズ最後の機体…。」

 

南司令「そう。これがμ'sシリーズNO.9

『ヘリオス』よ。」

 

翔「ヘリオス…。」

 

南司令「この機体は汎用機体だけど、近接戦闘から遠距離攻撃までどれも対応できるようになってるわ。」

 

南司令「おまけに機動性・パワーも最高クラスで、装甲と武装も特殊なものを施してあるの。」

 

穂乃果「特殊なもの?」

 

南司令「そうよ。装甲には被弾時のダメージカットはもちろん、μ's粒子からエネルギーへの変換効率が上がるわ。」

 

南司令「しかも太陽光電池が搭載されていて、それを陽電子リフレクターのエネルギーにも回せるようにできてるの。」

 

穂乃果「エネルギーとμ's粒子にずいぶん気を使ってるみたいだけど…なんでなんだろう?」

 

翔「それは多分、それだけこの機体に掛かる負荷が大きいからだと思う。ただでさえ、基本性能に欠点のない機体なんだからね。」

 

南司令「さすが少佐。やるわね。」

 

南司令「彼が言ったことが大きな一つの理由ね。」

 

南司令「もうひとつは、能力強化システムと大型武装を搭載する予定だからよ。」

 

穂乃果「予定??」

 

南司令「ええ。残念ながらまだ完成できてなくてそれらをいれることができないの。そういう意味ではまだ未完成なね。」

 

翔「しかし、このままでも十分に強い機体かと思われますが…。」

 

南司令「その通りよ。だから二人にはしばらくこのままで出撃してもらいます。」

 

南司令「あ、その前に試乗してもらわないかしら。ヘリオスと二人の相性、それからOSの書き変えとかいろいろやらないと…。」

 

翔「そうですね…。じゃあ早速その作業に取り掛かりましょうか。」

 

翔「穂乃果。よろしくな。」

 

穂乃果「うん!よろしくね!」

 

私がそう返事をしたそのとき…、

 

ーーヴィーン!ヴィーン!

 

と警告が鳴った。

 

亜里沙『緊急事態発生!接近する機体あり!数は…3機、いずれもμ'sシリーズと確認!光学映像、出ます!』

 

モニターに映し出された機体の中に、見覚えのある機体がいた。

 

翔「あれは、白夜…っ!」

 

翔「南司令!直ちに出撃命令を!」

 

南司令「ええ、わかってるわ!」

 

南司令『各員に通達、コンディションレッド発令。ブリッジ閉鎖。これより艦は基地から離脱し、浮上します。』

 

南司令『小泉二等兵と絢瀬大佐以外の各機体のパイロットは、直ちにコクピット内にて待機。』

 

花陽「えぇ⁈私だけ待機命令デチャッタノォ⁈」

 

陽介「お前と大佐のμ'sはまだ最終調整が終わってないらしいからな。

それが終わるまで待ってろよ?」

 

花陽「うん…わかった。行ってらっしい。気をつけてね、お兄ちゃん。」

 

陽介「ああ、それじゃ!」

 

翔「穂乃果、準備はいいか?」

 

穂乃果「うん。大丈夫。私はいつでも。」

 

翔「よし、じゃあ乗るか。」

 

穂乃果「了解!」

 

そう言って、私たちはコクピットに乗った。

 

亜里沙『ヘリオス、カタパルトデッキに移動。システム、オールグリーン。

発進…どうぞ!』

 

穂乃果「高坂 穂乃果、」

 

翔「高崎 翔、」

 

穂乃果・翔

「「μ'sヘリオス、行きますっ!!」」

 

亜里沙『続いてシャドー、フォルト・スプレンダー、カタパルトデッキに移動。システムオールグリーン。

発進…どうぞ!』

 

にこ「矢沢にこ、シャドー、出るわよ!」

 

陽介「小泉陽介、フォルト・スプレンダー、いくぜぇ!!」

 

海未「あれが噂のμ's最後の機体…。」

 

海未「気をつけてください。凛、真姫。」

 

凛「テンション上がるにゃー☆」

 

真姫「うるさい。撃つわよ…?」

 

凛「まきちゃんこわいにゃー…>_<」

 

海未「私と凛は前線へ。真姫は後方支援を頼みます。」

 

凛・真姫「「了解!」」

 

海未「穂乃果…、覚悟っ!!」

 

穂乃果「…!翔ちゃん、くるよ!」

 

翔「わかってる!粒子の供給を頼む!」

 

穂乃果「了解!」

 

さっき南司令に教えてもらった。

 

μ's粒子はいわば『想いの力』。

μ'sは主にそれをエネルギー源として稼働している。

 

ーーだから想いの力が強ければ強いほど、

 

ーーμ'sはより輝く!!

 

穂乃果「届け!私の、想いっ!!」

 

ーーピピピィ!!

 

ヘリオス『μ's粒子伝達率100%』

『excellent!!』

 

声にはなってないが、コクピット内の画面にそう表示される。μ'sにも意思があるのは本当みたい。

 

ヘリオスは上昇し、

機体の高度が白夜と並んだ。

 

翔「よし!上出来だよ、穂乃果!」

 

翔「後は僕に任せて!」

 

翔ちゃんはヘリオスを前進させ、白夜に急接近する。

 

海未「白夜相手に接近戦を挑むとは…。

身のほどを知りなさい!!」

 

白夜が加速し、対艦刀を振るモーションに入る。

 

海未「たああぁぁ!!」

 

翔「やれるな…、ヘリオスッ!!」

 

翔ちゃんがそういうと、ヘリオスはそれに応えたかのように、

 

ーーガチャンッ!!

 

複数の可動式噴射口が一斉に白夜に向けられた。

 

海未「遅い!それでは攻撃にはーー」

 

海未「…!消えた⁈」

 

翔「いいや、君の…真後ろだ!」

 

海未「まさか!さっきのは剣の軌道に沿って移動した回避行動⁈」

 

そう。今翔ちゃんがとった回避行動は、

可動式噴射口の推力で対艦刀を振る刹那にその軌道を読んで、機体を倒す姿勢にし、

その後も噴射し続け、白夜を軸に360度回転した、というわけだ。

 

これは技量の高い翔ちゃんだからできる技なのかもしれない。

 

翔「これで…おちてくれ!!」

 

ヘリオスがビームサーベルを引き抜いた。しかし、

 

穂乃果「…!」

 

穂乃果「両方向から熱源反応!避けて!翔ちゃん!!」

 

次の瞬間、ビーム射撃が両方向からヘリオスに向けられた。

 

ーービシィィ!!

ヘリオスの腹部に単発の一番速いビーム射撃がわずかに被弾した。

 

真姫「…かすっただけね。まぁ次こそ当ててみせるわ。」

 

凛「海未ちゃんばっかりずるいにゃー☆」

 

穂乃果「μ'sシリーズが…」

 

翔「もう二機…!」

 

第7話 to be contined

 

 

 

 

 




どうも!ハイネ1021です!
いかがだったでしょうか。
今回の話は旅行の温泉先などで考えてました。
しかし一番思いつくのは自分の家のお布団の中ですな。(笑)
ちなみに今回の翔ちゃんがやった回避行動を図に表すとこんな感じです。

(ヘリ) \(白夜) → ||| \ (白夜)
→ \(白夜)
三(ヘリ)

→\(白夜) (ヘリ)
|||

少しでも伝わればいいかなと思って描きました。
ちっともわからない?うん、そうだね☆(泣)
今回も誤字・脱字等ありましたらご指摘いただけるとありがたいです。
では次回もお楽しみに!
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