①この作品はSF要素が含まれています。
②この作品はμ'sのメンバーがスクールアイドルグループを結成しなかった世界のお話です。
③この話はオリキャラが含まれます。
それではお楽しみ下さい。
第8話
穂乃果「μ'sが…」
翔「もう2機…」
翔「(カラーは黄色と赤…。
黄色は新入りか…。)」
翔「(遠距離射撃をしてきた赤の機体のパイロットはおそらく…)」
翔「(『フィールドの令嬢』の異名を持つ西木野博士の娘…西木野真姫!)」
翔「(機体の狙撃性能と彼女の射撃能力は優れていて、戦場の中であればどこにいようとすべて彼女の狙撃範囲内だといわれている…)」
翔「(近接戦の白夜と遠距離戦を同時に相手するのはさすがに…)」
にこ「あそこにいる赤色は私に任せなさい!」
どこからかにこちゃん声が聞こえる。しかし、どこにも見当たらない。
穂乃果「にこちゃん?」
にこ「穂乃果。みてなさい。これが…私の戦いよ!」
穂乃果「にこちゃん⁉︎何する気なの?」
翔「いや、いいんだ。穂乃果。
今この状況こそ…、彼女の機体の真価を発揮する時だよ…!」
真姫「オレンジ色の機体が止まっている?チャンスだわ!」
真姫「次弾装填!目標オレンジ色!
ファイ……!」
にこ「あんたの相手は私よ!真姫!」
真姫「…⁈しまった…!」
穂乃果「あ!赤色の機体の目の前にシャドーが!」
翔「そうだ、あの機体にはあらゆる通信妨害を同時に行い機体を一時的にステルス化させ、且つ機体を透明化させるシステムが搭載されている。それを機体の名前通り『シャドー・システム』と呼ぶんだ。」
穂乃果「すごい…。すごいよ!にこちゃん!」
多分声は届いてないけど、
にこちゃんを褒める。
にこ「もらったわ!」
シャドーは刃の部分がビーム状になっている鎌をスナイパーライフルに向けて振り上げた。
真姫「そうは…させない!」
ーーガチャガチャガチャン!!
赤色の機体のスナイパーライフルが瞬時に大斧に切り替わった!
ーービシィィ!!
2つの刃が激突する。
にこ「ちっ…。やっぱり、そんなに早くはやらせてくれないわね。」
真姫「当然よ!不死身の252ーっ!」
にこ「あなたにそう呼ばれるのは光栄だわ。フィールドの令嬢さんっ!」
黒と赤の光の、激しい衝突が続く。
とりあえず向こうの敵はにこちゃんに任せてもらう。
海未「よそ見は感心しませんねぇ!」
凛「まだまだ行くにゃー!」
翔「くっ…!」
にこちゃんがあの狙撃手を相手してくれてるおかげでだいぶ楽にはなったが…まだ数としては2対1でこちらが不利だ。
そう思った時…、
ーーババババンッ!!
凛「びにゃっ!」
黄色の機体に小型ミサイルが被弾した。
陽介「高崎っ!俺も加勢するぜ!」
という声が聞こえた。
量産機のルシファー、それの深緑色のカラーリングが施されている機体。専用機だ。
陽介くんが救援に来てくれたみたい。
翔「サンキュー、陽介!」
陽介「おう!黄色の機体は俺に任せな!」
海未「くっ…!また一対一になりましたね。ですが…前のようには行きませんよ!」
白夜がヘリオスに向かって突進してくる。
それに対し翔ちゃんは回避行動をとった。海未ちゃんが何度も近接戦闘を試みるが、翔ちゃんはそれを読んだのか接近してくる度に間合いを取ってくる。
海未「なんで逃げてばかりなんですか!戦う気はないのですか?」
翔「…いくらμ'sの機体とはいえ、近接戦闘に特化した白夜に対し、接近戦は不利だろう。」
翔「それに僕は今回、これ以上戦う意志はない。しかも今の状況では君の方が分が悪い。剣を退くんだ!」
海未「何を言ってるんです!私は諦めません!あなたたちから穂乃果を取り戻して、さらに私たち3人で失われた穏やかな日常を手に入れるその時まで!」
失われた…穏やかな日常…?
何を言っているの?海未ちゃん。
穂乃果「私と海未ちゃんとの…日常?」
海未「そうです!思い出しましたか穂乃果?私たちは小さい頃よく三人で遊んだじゃないですか。私と穂乃果と…。」
海未「南ことりとで!」
翔「…っ!!」
穂乃果「ことりちゃん…?理事長の…娘さん…?」
海未「そうです!私たちは幼馴染で昔はよく遊んだんですよ。あの時は楽しかったです。」
幼い時の記憶。どういうわけか私はそれを全然思い出せない。思い出そうとすると激しい頭痛に襲われる。でも今は大丈夫みたい。
ただ翔ちゃんが俯いたままだったのが気になった。
穂乃果「それで…その後私たち三人はどうしたの?」
私は開けたい。私の中で閉ざされている記憶という箱を。
そして知りたい。南ことりの存在を。
海未「それは……。」
ーーーパパパンッ!!
色とりどりの花火みたいなものが上空に光った。
海未「撤退命令と休戦信号ですか…。希、あなたは何を考えて…。」
海未「穂乃果。次におとされるか、こちら側に来るかはあなた次第です。私は待ってますよ。」
と言い残し、去ってしまった。
穂乃果「翔ちゃん?」
翔「……。」
穂乃果「翔ちゃん!大丈夫?」
翔「あ…ああ。大丈夫。ただ、少し疲れたかも。」
穂乃果「私も〜。」
翔「初出撃にしては上出来だったよ。
頑張ったね。お疲れ様。」
穂乃果「えへへ。ありがとう!
まぁ私はあまり操縦してないけど…。」
穂乃果「それにしてもすごいね翔ちゃん!あんな操縦の仕方できる人他にいないよ!」
翔「そうかなぁ?まぁ僕は割と操縦歴長いし。」
穂乃果「へぇ…。じゃあ私が海未ちゃんたちと一緒に遊んでた頃にはもうやってたのかな…?」
翔「まぁ…その歳くらいにはね。」
穂乃果「そっか…。」
穂乃果「私ね、その頃の記憶が全然ないんだ。それだけ、私、空っぽで…。」
翔「穂乃果…。」
翔「僕も穂乃果の記憶を取り戻す方法考えてあげる。だから空っぽだなんて言わないで。その時抱いていた想いはきっと、胸のうちに秘めているはずだから。」
翔「だから慌てずゆっくり、僕と一緒に探そう。」
穂乃果「翔ちゃん…。」
穂乃果「うん!そうだね!ありがと。」
そして私たちも自分たちの基地に帰還した。
???「…ふふっ。海未ちゃんは穂乃果ちゃんを追いかけて、うちは翔ちゃんを追いかける…。」
???「二人の仲を引き裂いて、私たちがそれぞれの夢を実現する…。…カードもそう告げてるんやね。」
???「これは、ホントに…、」
???「スピリチュアルやね!」
第8話 to be contined
どうも!ハイネ1021です!
いかがだったでしょうか?
海未ちゃんの幼馴染設定は変わらないのですが、ある事件の後は家庭の事情で引っ越して、穂乃果とは違う中学校・高校に進学したという設定です。その設定についてはまたお話の中でも触れられるかもしれません。
そして、最後に台詞を言った人は一体誰なんでしょうか?(しらばっくれ)
まぁお察しの通りのお方ですよ(笑)
ヒントは、ドm…ゲフンゲフン!…ではなくスピリチュアルガール!
次回は、相棒のピンチ!と新人の覚醒⁈それとともに迫りくる真実とは…!(予告風)
今回も誤字・脱字がありましたらご指摘していただけると嬉しいです。
それでは次回もお楽しみに!