艦隊これくしょんーDeep Sea Fleetー   作:きいこ

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あけましておめでとうございます、今年もDeep Sea Fleetと台場の連中をどうぞよろしくお願いします。

駆逐艦のレベリングしようと久々に1-5行ったら二戦目のカ級と三戦目のヨ級が突然eliteになっていた、お前ら何がどうしてそうなった。


第126話「大演習祭6」

次の対戦カードは佐世保鎮守府VS大湊鎮守府だ、両艦隊が入場し、電光掲示板に艦隊の情報が表示される。

 

 

 

○佐世保鎮守府

・艦隊名:艦載機絶対落とすマン

 

・正規空母:サラトガ Lv.110

・正規空母:牙龍(がりゅう) Lv.100

・戦艦:水剱 Lv.99

・戦艦:神忌(かむい) Lv.99

・駆逐艦:雪風 Lv.88

・駆逐艦:秋月 Lv.85

 

 

○大湊鎮守府

・艦隊名:古参舐めんな

 

・正規空母:瑞鶴 Lv.105

・正規空母:翠龍(すいりゅう)Lv.103

・航空戦艦:伊勢 Lv.100

・航空戦艦:日向 Lv.99

・水雷巡洋艦:(ひかる) Lv.159

・水雷巡洋艦:夕顔(ゆうがお) Lv.158

 

 

「えっ…!?雪風!?」

 

 

佐世保側に雪風がいることに吹雪が驚く。

 

 

「どう言うことですか司令官!?」

 

 

元室蘭(こっち)の雪風が轟沈した後に佐世保(あっち)の雪風が建造されたんだろうな、轟沈したらダブり禁止のルールは無くなるわけだし、秋月がいるのも納得だ」

 

 

そう言って海原は佐世保の雪風と秋月を見る、どちらも自分が知っている姿とは全く違うし、当然自分のことも知らない、雪風は吹雪たちのおかげで再会できたが、秋月もどこかで会えるのだろうか…?。

 

 

 

「それよりも、あの水雷巡洋艦ってのは何なんだ?そんな艦種聞いたことも無いんだが…」

 

 

「水雷巡洋艦というのは、簡単に言えば駆逐艦の前身のような艦種だよ」

 

 

海原が首を傾げていると、榊原がやってきて海原の隣に座る。

 

 

「所長も来てたんですね」

 

 

「もちろん、大演習祭(バトルフェスタ)は毎年見に来てるよ、艦娘開発者としては見逃せないからね」

 

 

榊原は楽しそうに言う。

 

 

「それで所長、駆逐艦の前身と言うのは…?」

 

 

「元々は最初期に水雷…雷撃専門の艦種として何体か建造されたんだけど、その後に火砲と水雷兵装を併せ持つ駆逐艦が開発されたからそれ以降の水雷巡洋艦は全て駆逐艦や軽巡洋艦、重雷装巡洋艦に艦種が変更されたんだよ」

 

 

「つまり…艦娘の試作機のような存在なんですか?」

 

 

「そうなるね、水雷巡洋艦は10体くらい建造されたんだけど、今残っているのは大湊にいる光、夕顔、(あおい)の3体だけだ」

 

 

榊原が当時を懐かしむように言う、すると話を聞いていた吹雪が疑問をぶつける。

 

 

「ということは、水雷巡洋艦は駆逐艦にすら劣る艦種って事ですよね?こう言ってはナンですが、かなり弱いのでは?」

 

 

「確かに水雷巡洋艦の基礎能力(ステータス)は他の駆逐艦や軽巡洋艦には劣る、でも水巡には彼女たちだけの専売特許があるんだよね」

 

 

「専売特許…?」

 

 

「まぁ、見てれば分かるさ」

 

 

榊原は至って楽しそうな表情で演習場を眺めていた。

 

 

 

 

 

 

 

「さぁ翠龍!艦載機発艦行くわよ!」

 

 

「分かったわ!」

 

 

瑞鶴と翠龍が艦載機を発艦、それに続いて伊勢、日向が砲雷撃戦を開始する。

 

 

「秋月!雪風!対空射撃始め!」

 

 

「了解!」

 

 

「はい!分かりました!」

 

 

佐世保の雪風と秋月も対抗するために行動を開始、防空砲を構えて一斉に射出する。

 

 

「何っ!?」

 

 

「攻撃隊の3割が撃墜…!?」

 

 

駆逐艦の対空射撃のみで航空隊の3割が落とされた事に瑞鶴と翠龍が目を剥く。

 

 

「あの子たちには防空技術を目一杯叩き込んでるからね、これくらいは朝飯前です!」

 

 

水剱が得意げに言うと神忌と共に砲撃戦を開始、ここからは戦艦の砲撃や空母の空撃が肝になる。

 

 

「光!夕顔!最古参の実力を見せてあげなさい!」

 

 

「かしこまりました!」

 

 

「我ら水雷巡洋艦の力…見るがいい!」

 

 

しかし、それだけが艦隊戦の全てとは限らない。

 

 

「夕顔!雷撃開始です!」

 

 

「御意!」

 

 

光と夕顔が前に出て雷撃を開始、魚雷は牙龍とサラトガに向かって真っ直ぐ向かっていく。

 

 

「前方から魚雷接近中!避けて下さい!」

 

 

水剱は牙龍とサラトガに向けて警告を促す、2体も魚雷の存在に感づいてかわそうと横方向に少し動く。

 

 

「残念でした」

 

 

するとそのとき、サラトガにかわされた魚雷が()()()()()()サラトガに向かって突撃していく。

 

 

「なっ…!?」

 

 

サラトガがその異常に気づいたときにはすでに手遅れで、雷撃がサラトガに直撃する。

 

 

「サラトガ!」

 

 

牙龍がサラトガに駆け寄るが、すでに戦闘不能状態になっていた。

 

 

「お仲間の心配をしている場合か?」

 

 

夕顔が牙龍を見ながら不敵な笑みを浮かべる。

 

 

「っ!?まさか…!!」

 

 

牙龍が後ろを振り向くと、夕顔が()()()()魚雷が迫ってきていた。

 

 

「ぐああああぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!」

 

 

強力な雷撃が牙龍に命中、機関部に直撃し戦闘不能状態になった。

 

 

 

 

 

「…なんじゃありゃ」

 

 

光と夕顔の雷撃を見た海原は口をあんぐりと開けていた。

 

 

「あれが水雷巡洋艦の専売特許、遠距離操作(リモートコントロール)型の酸素魚雷…『回天(かいてん)』だよ」

 

 




次回「旧式が弱いとは限らない」

水雷巡洋艦や回天は一応Wikipediaなんかで調べてはいますが、作中の設定はそれをもとにした自分のオリジナルなので史実などとは異なります、なのでつっこみは勘弁(汗
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