艦隊これくしょんーDeep Sea Fleetー 作:きいこ
史実では叶わなかった「お帰り響」を是非ゲームで!と思ったけど需要あるのだろうか…
「何よあの
「ケッコンカッコカリをしているのか…すごいな」
「てか、暁もケッコンカッコカリをしているなんて、いつの間にあそこまで上げたのですか…」
「ダテに吹雪さんの地獄入隊訓練を受けてないわよ!」
先に動いたのはDeep Sea Fleet、手にした主砲で正確無比な射撃を行う。
「うわっ!!」
「痛っ!?」
吹雪たちの弾幕が舞浜艦隊に着弾してダメージを受ける。
「これでも食らえぇ!」
神無月は主砲から砲弾を撃ち、一番
「はっ!」
しかし、マックスの
「はぁ!?何よあれ!?」
いきなり攻撃を防がれて神無月は目を剥いて驚いた。
「やっぱり台場艦隊の深海棲器は厄介ね…」
「接近されたらこっちは終わりだと考えた方がいいかな」
「ならば、あれの出番なのです!」
電がそう言うと、第6駆逐隊の面々はあるモノを取り出した。
「…それは?」
「こっちも白兵戦用の得物をこしらえたんだよ」
そう、響たちが出したのは深海棲器対策として用意した白兵戦用の武器だった、当然深海棲器ではなく普通にホームセンターなどで買えるような武器ばかりだが、白兵戦には参加出来るだろう。
ちなみにそれぞれの武器だが、響が“
「…これ艦隊戦だよね?」
「そのはずだけど…」
もはや自分たちの知っている艦隊戦とは別物の光景になっていて戸惑う神無月と朝潮だった。
「向こうも白兵戦を仕掛けるみたいですね」
「それなら、私たちも行きましょう!」
「そうね、総員、白兵戦用意!」
「「了解!」」
台場艦隊全員が深海棲器を構える、その光景に神無月たちはひいいぃぃ!と甲高い悲鳴を上げた。
「てやあああぁぁ!」
響が
甲高い金属音と共に響の
「てやっ!」
吹雪が鍔迫り合いの状態で響のわき腹に回し蹴りを食らわせる。
「うぐっ…!」
その衝撃で響はバランスを崩し、
「ゲホッ!オボェ…!」
胃の中をぶちまけそうになったが何とか堪え、素早い動きで
「
そんな状態でまともに艦隊戦が出来るわけもなく、吹雪の右ストレートが顔面に直撃する、その反動で響は海面を3バウンド、本来なら頭骨全体が粉々になるようなダメージだが、演習モードによる艤装の加護のおかげでそれは免れた。
ただし、それに伴う痛覚までは消し去ってはくれないのだが…
「あっ…うっ…!」
想像を絶する激痛に響は倒れたまま動けなくなってしまった、そんな響に吹雪は容赦なく砲を向ける。
「…こ……こ……うさ……ん……降参だ…よ…」
響が
○現状戦況
・Deep Sea Fleet
・吹雪 :
・伊8 :
・暁 :
・三日月:小破
・Z3 :小破
・舞浜艦隊
・響 :
・雷 :中破
・電 :中破
・神無月:小破
・朝潮 :小破
○艦これDSFこぼれ話
・初期設定ではこの小説の主人公は不知火だった。
短いですがここで一度切ります。
戦闘となると容赦がない吹雪ちゃん。