艦隊これくしょんーDeep Sea Fleetー 作:きいこ
感想、メッセージ、活動報告の返信のどれに書いても受け付けます。
そういえば一昨日大鯨をドロップでゲットしました、深海運河海域第1ステージのボスドロで出るという情報だったので、ボスの水母棲姫を狩ってたら二回目の出撃でゲット、割と出るんですね。
「しっかし、こりゃ死屍累々な光景だな…」
海原は演習から戻ってきた舞浜艦隊の様子を見て言う、響、雷、電は、ソファに座り込んで意気消沈としているし、神無月と朝潮に関しては完全に
「うーん…まだ頭痛い…」
「これ本当に骨繋がったの?まだ感覚変だし少し痛いんだけど…」
「大丈夫だよ、高速修復材まで使ったんだから、ちょっとは台場のドックを信用しなって」
「「誰のせいだと思ってんのよ!!」」
全く悪びれない吹雪の発言に2体が起き上がって文句を言うが、その直後に頭と顔に激痛が走ったので再びうめき声をあげて寝込む。
((いつか絶対仕返ししてやる…))
そんな事を考えながら…
◇
次の日、Deep Sea Fleetは出撃任務で海に出ていた、しかし今回はいつもとは違う編成で出撃している。
・吹雪
・三日月
・マックス
・響
・雷
・神無月
と、舞浜艦隊も加わっている。
「別に響たちはお客さんなんだから台場でくつろいでれば良かったのに」
「いや、いくら遊びに来ているとはいえ、こういう任務に手を貸すのは仲間として当然のことだ」
吹雪の言葉に響はそう返す、律儀だなぁ…と吹雪は感心しつつ航行していく。
「それにしてもこの海域に入ってから一時間近く経つけど、敵の気配が全くないね」
「電探には何も反応が無いから、会敵はしばらくなさそうだね」
索敵係の響が電探の反応を見ながら言う、このまま戦闘無しで終わるかもしれない、などと考えながら10分程進んだとき…
「っ!!電探に敵艦隊の反応あり!数は4体、12時の方向!」
響の電探が敵艦隊の接近を知らせる、距離から考えて会敵まで20秒といったところか。
「じゃあ作戦はさっき打ち合わせたとおりで」
「吹雪たちが白兵戦で弱らせた敵を私たちが砲撃で仕留める…だね」
「うん、もしくはBパターンとしてその逆も視野に入れといて」
「了解」
手短に打ち合わせを終えると、敵の艦隊が姿を現した。
◎重巡棲艦
○重巡棲艦
○軽巡棲艦
○駆逐棲艦
「敵はたいした強さじゃないね」
「そうですね、これなら簡単に片付きそうです」
「重巡棲艦が2体もいるのにたいしたことないって言える吹雪たちって一体…」
相変わらず台場組の感覚に首を傾げながらも、戦闘が始まった。
まずは吹雪たち台場組が敵に接近する、ケッコンカッコカリの恩恵もあり、敵の砲撃準備が整う前に肉薄する事が出来た。
「ていっ!」
まずは吹雪が駆逐棲艦に
続けて三日月が
「っ!!まずっ…!?」
しかし敵もやられてばかりではない、重巡棲艦が腕の主砲で三日月を狙う。
「させないっ!」
重巡棲艦の主砲が火を噴く瞬間、マックスがワイヤーを伸ばして重巡棲艦の主砲に巻きつけ、思い切り引く。
「ーっ!?」
ワイヤーに引かれた重巡棲艦の主砲は明後日の方向を向き、何もない場所に砲弾を撃つ。
「ありがとうございます!」
「お安いご用よ」
マックスはそうクールに返すと、もう一方の…
マックスが
「響!」
「全主砲、斉射!」
マックスの合図で響たち舞浜艦隊が主砲を撃つ、発射された砲弾が重巡棲艦に命中、それぞれ小破と中破になって一瞬だけ怯む。
「
「
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その隙を台場組が見逃す訳がない、吹雪は中破になった重巡棲艦に渾身の右ストレートを、三日月は小破になった旗艦の重巡棲艦に自身の全体重を乗せた斧の一撃を、マックスも旗艦の重巡棲艦に素早い剣の連続斬りをそれぞれお見舞いする。
台場組の深海棲器による猛攻に耐えられるわけもなく、残りの重巡棲艦2体が海の底に沈んでいく。
「…戦闘終了、辺りに敵艦の反応なし」
響は電探に意識を集中させたが、敵が迫ってくる気配はなかった。
「…改めて台場の戦闘見たけど、すごいね」
神無月が手を振りながらこちらにやってくる吹雪たちを見て言う。
「私も最初見たときは目を疑ったよ」
「本当にびっくりよね」
響と雷も口々にそう言う。
「神無月、雷、今回の戦闘を見て思ったことがあるんだ」
「奇遇ね、私もよ」
「私も、多分響と同じ事を考えてるわ」
自分たちから付いて来ておいて言うのもアレだが、今回の任務について3体とも同じ事を考えていた。
「「「今回の任務…
深海中枢海域で「戦艦ル級改」というブラックロックシューターみたいな目をしたル級に遭遇、HPが130まで上がっていて「なんじゃこりゃ!?」でした、てか改って何だよ。
…てことはル級改二もいるの…?