H×H  『Brother's complex』   作:CAGED-BIRD

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なんでかな?

なんでかな?

なんでこんなに壊れやすいのかな?

なんでこんなに簡単に崩れるのかな?

なんでかな?

なんでかな?

なんでこんなにすぐに終わっちゃうのかな?

なんでこんなにすぐに潰れちゃうのかな?

なんでかな?

なんでかな?

なんでそんなに泣きそうなの?

なんでそんなに涙を流してるの?

なんでかな?

なんでかな?

なんで今日はこんなに雨が降るんだろ?

なんで今日はこんなに視界がゆがむんだろ?

なんでかな?

なんでかな?

なんでかな?

なんでかな?





―――――わかんないよ。そんなこと。だって君ももうすぐ……


・third

 というわけで『水見式』というものをやってみた。

 

 なにがというわけかっていうと、一通り基本ができるようになり練の持続時間が1時間程度を超えるようになったことと、年齢が7歳となり学校に通うようになり勉強(こちらの文字とか)をしててなかなか『水見式』をすることができなかったというか忘れてたのでそろそろ発を考えた方がいいのではないかと考えたからである。まぁ、錬の持続時間が1時間越えてからなかなか伸びないことも理由なのだけど。

 

 まぁ、いつかはやるべきだろうと思っていたんだけど、やろうと思うごとに兄様~♪とか兄様は変化系だったよね♪だとか考えてしまって先に進まなかったのも一つの理由として挙げられるだろう。

 

 念能力者とは通常6つの系統に大別され、その系統は先天的に決まっている。それぞれの系統は固有の性質を持ち、自分の系統に近いものほど会得しやすい。そして自分のオーラがどの系統であるかを調べる方法こそが『水見式』である。できることなら兄様とおそろいの変化系がほしいところである。

 

 コップに液体を入れ、その上に葉っぱ―――なかったので髪の毛―――を置き『練』を行う。その時の変化の様子で、自分がどの系統に属しているかが分かる、はずである。きっと、たぶんそうだったような気がする。最近自分の知識に靄がかかってきた、というか兄様で頭の中があふれて他のことを忘れていってるような気がする。

 

 

 ―『強化系』ならば水の量がわかる。兄様が興奮する!

 ―『変化系』ならば水の味が変化する。兄様と一緒! 

 ―『放出系』ならば水の色が変わる。兄様に私の愛を!

 ―『操作系』ならば葉っぱが動く。兄様に操作してもらう!

 ―『具現化』ならば水に不純物が生じる。兄様にしてもらう道具を出す!

 ―『特質系』ならば不思議な現象が生じる。兄様のことを考える!

 

 で、ある。

 

 変化系だったらなぁ~、兄様と一緒がいいなぁ~とか考えながら『練』を行うと、

 

 

 

 

 

 

         『コップが液体化した』

 

 

 

 

 

 

 

 え?これは特質系?……コップが「変化」したから変化系?あれかな?葉っぱじゃなくて(兄様の)髪の毛を使ったから罰があたったのかな?かな?それともひたすら(兄様の)髪の毛とか置いてあった(兄様の)下着とかの臭いを嗅いで『ピー』とか『ピーピー』とかやったあとにでた『分泌物』を水の代わりに使用したからかな?……でも、兄様が使ってたこのコップ(私が使用済み)が無くなったのは痛い、そしてなにより悲しい。でも、残りカスようになったこのコップでも兄様が使っていた物なんだから大切にとっておこうと思う。

 

 コップの残り(べたついていたが)を私の宝箱の中に大切に入れたあと、私は大変困った。困ったのである。

 

 なぜなら特質系とは、『他の5系統に分類できない特殊な能力。血統や特殊な生い立ちによって発現する。他の系統に属する者でも後天的に特質系に目覚める可能性がある。特に特質系と隣り合う操作系と具現化系の能力者が特質系能力に目覚める可能性が高いとされている。』と、ある。wikiにそう書いてあった。(メタ発言とか言わないで欲しい。)

 

 別に特別な血統でも特殊な生い立ちも無い、私は健全で普通な女の子である。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「まぁ、いいか」この一言で考えるのを放置してしまったのは秘密である。




とある一日。

弟「あのさ」
友「どうした?また姉か?」
弟「あぁ、うちの姉がさ」
友「ん?」
弟「俺の兄が通ってた学校に行きたいっていう理由で某××高校の推薦蹴ったんだって」
友「・・・」
弟「・・・」
友「・・・」
弟「・・・」
友「もう、なにも考えないようにしたらいいよ」
弟「うん、そうする」
――――――――――
*どこの高校かはご想像にお任せします。



ごめん、後悔してる。

さて、能力どうしよか

本文には後悔はしてない。
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