コードギアス 反逆のルルーシュ ~全ての命に祝福を~ 作:あーさぁ
ガラの悪い連中と学生の間に起きた争いを仲裁したスザク、そしてユフィ。二人の間に会話はない、時おり風に煽られた木々のざわめきが響くだけの静かな時間。
「そう、僕にはどうすればいいか分からない──」
だが、ふとスザクが呟いた。懐から針が止まった懐中時計を取り出し、手の中に収まったそれを通して、過ぎ去った過去を思い出しながら。
「でも、目指すことを止めたら、父さんは無駄死にになってしまう」
「枢木首相の──?」
ユフィの問い掛けに、スザクは答えない。
「あの宣誓で、父さんは死ななければならなかった──ッ!!」
──怒りを携えた
──強い語気で言い放たれた言葉
──しかし、スザクは
──その言葉の続きを吐露することはできなかった
突如として二人の耳へ、爆音が飛び込んできたから。
「─────ッ!?」
「────ぇッ!?」
音がした方を見ると、ドーム状の廃墟から黒々とした煙が上がっている。爆音の正体は分からないが、黒々とした煙の脇で、衝撃と轟音に驚いたであろう鳥たちが逃げるように飛んでいく。
何が起こっているのか分からず、放心したまま光景を眺めていた二人だったが、ふとこちらへ向かってくる何かに気付く。見れば、木々の間を縫うようにして爆走してくる巨大な車両。
それは、スザクに見覚えのある車両。大きな車体に地味な茶色のカラーリングが施されたそれは、特派が所有するヘッドトレーラーだ。
「──スザク君ッ!!」
土煙を巻き上げながら二人の近くへ停車したヘッドトレーラーの運転席から顔を出したのは、一人の女性。彼女は特派所属の開発メンバー、セシル=クルーミー。
「セシルさん──ッ!?」
「ここは危険よ、乗ってッ!!」
見知った顔を見てヘッドトレーラーへ駆け寄るスザク、ユフィもそれに続く。しかし、二人が運転席の近くまで来ると別の人物がセシルの奥から顔を覗かせた。
微笑を浮かべる、独特な雰囲気を醸し出す白衣の男性。彼はロイド=アスプルンド、特派を纏める主任でありながら卓越した知識と技術を持つ嚮導兵器"ランスロット"開発者である。
「純血派の内ゲバなんだよ、とっとと逃げよう──」
巻き込まれるのは得策ではない、と黒煙が上がるドーム状の建物を一瞥したロイドは、「フフッ」と不敵に微笑む。
しかし、何かを思い出したように彼は「あ」と呟くと、流し目を車上からスザクへと送った。どこか芝居がかっているロイドの言動に、スザクは少し身構えてしまった。
「それと、釈放残念でした。また付き合ってもらうよォ──」
その言葉を受け取ったスザクは、わざわざそんなことを言ってきたロイドの内心を探る。言葉の使い方が不自然なところもあるが、社交辞令とも取れる一言。
まだスザクはロイドという人物を知って日が浅い、しかし"意味のないこと"は言わない人物であると感じている。シンジュク事変で敵の追走よりも人命救助を優先した時、ロイドからは「変わってる」と言われたが「次はするな」とは言われなかった。
では「また付き合ってもらう」という言葉の真意は?
(そもそも、釈放された後の身元引き取りを買って出てくれたのはロイドさんだ。そして、さっきの言葉。つまり、僕はまだデヴァイサーとしてだけど、ランスロットに乗れる。なら、僕は──ッ!!)
あのドーム状の建物で起こっているのは純血派同士の内ゲバと聞いた、つまりは内輪揉め、仲間割れということ。状況は分からないが、黒煙が上がった規模は爆弾の類いではない。
おそらく、ナイトメア同士の戦闘によるもの。
そうだという確証はない、もしかしたらロイドの真意は別にあるのかもしれない。しかし、スザクには"何もしない"という選択肢はなかった。誰かが誰かを傷つけようとしていて、自分にはそれを止めれる力がある。
ならば、迷ってなどいられない。
「待って下さい、ランスロットの戦闘データを取るチャンスではないでしょうか?」
「────えッ!?」
「────ほっほォ?」
一歩、ヘッドトレーラーへと歩み寄ったスザクは毅然と言い放つ。
予想外なスザクの言葉に、セシルは驚いた様子で息を飲む。それに対してロイドは、楽しそうに口を弧に歪めた。スザクの行動を予見し言葉で誘導したのか、それとも本当に何気なく言っただけだったのか、ロイドの表情から読み取ることはできなかった。
「おっけェ、すぐに調整しようねェ──」
「ロイドさんッ!!」
運転席から荷台の方へと消えていくロイド、それを追うセシル。
残されたスザクとユフィ。
どこか心配そうにスザクを見つめるユフィへ、スザクは振り返る。その瞳には、先ほどまでの迷いは見られなかった。
「スザク──」
「ごめん、ユフィ。ここでお別れだ。僕は行かなきゃならない。ランスロットなら、止められるはずだから──だから、僕は行くッ!!」
堂々と、彼は言い放つ。
スザクは日本人でありながら、ブリタニアに仕えることを選んだ。それは同じ日本人からは白眼視され、ブリタニア人からは差別される険しき道。
しかし、たとえ白眼視されようが、差別されようが、今が苦しくても構わない。成し遂げるまで、何度でも罵声や不等な仕打ちを受け入れよう。その先にある"優しい世界"を実現するために、彼は抗い続けることを選んだ。
その
スザクの決意を聞いたユフィは、一度だけ目を閉じる。
これから戦場へ赴くスザクの無事を、彼が進む
「自分を信じ、お行きなさいスザク──御武運を」
「ありがとう、ユフィ──」
──スザクは、走り出す
──後ろを振り返ることなく
──ユフィの視線を背中へ感じながら
──目指すはヘッドトレーラーの荷台
大きく口を開けたハッチ、そこへ飛び込むとランスロットが膝を折り座しているのが見える。その傍らを全力で駆け抜けると、進路上にセシルを見付けた。
「スザク君、装備は標準。あとMVSも積んであるわ、使って──ッ!!」
速度は、緩めない。
「──はい、分かりましたッ!!」
セシルの前を駆け抜け、目指すは階段。それを2段飛びで跳ね上がっていく時、横目にランスロットを見ると操縦席のハッチが開いているのが見えた。
そして、その向こうには、ロイドの姿。
「いつでも行けるよォ、さっさと搭乗しちゃってェ──ッ!!」
「──はいッ!!」
──言葉と共に、スザクは階段の手すりへ足を掛ける
──走る勢いを緩めることなく
──一切の迷いもなく、彼は宙へ身を踊らせた
「────えぇッ!?」
「──わァ~お──」
セシルが目を見開き、ロイドが笑みを深くする。
スザクは数メートルはあろうかというランスロットの背中、突き出た操縦席へ大跳躍。十分な余裕をもって着地した彼は、すぐさま操縦席をランスロット内部へと引き込むスイッチを押す。
シートが収容箇所へ到達すると、スザクはキーをコンソールへ差し込む。すぐさまディスプレイへが灯り、周囲からランスロットの駆動音が聞こえてくる。
『スザク君ッ!! 危ないことは──』
『はいはい、お説教なら後、後──』
電源が入った通信機の向こうで、怒り心頭のセシルと楽しそうなロイドが話している。それを見て苦笑を浮かべたスザクは、手元のパネルへ指を這わせる。
ロイドの言う通り、すでに全ての準備は整っていた。
(よし、行ける──ッ!!)
スザクが握る操縦幹を通して、ランスロットに命が吹き込まれていく。ランドスピナーが下り、ランスロットが上体を落としクラウチングスタートに似た構えを取った。
そして──
「──ランスロット、MEブーストッ!!」
──ランドスピナーが、火花を散らす
──突風が、ヘッドトレーラーの荷台へ吹き荒れる
──同時に、凄まじい速度をもって
──ランスロットが、地を駆ける
ヘッドトレーラーの荷台から外へと飛び出したランスロットは、砂塵を巻き起こしながらドーム状の建物を目指し剥き出しの地面を駆け抜ける。
途中、スザクはヘッドトレーラーの傍らへ佇むユフィの姿をディスプレイ越しに見た。ランスロットが生んだ風を受け、それでも微笑みながら送り出してくれる彼女を見たスザクの表情には喜色が伺える。
だが、それも一瞬。
木々の間を抜け、障害物となる瓦解した建物を飛び越え、あっという間にドーム状の建物まで到達したランスロットはスラッシュハーケンを射出した。
撃ち込まれたのは、ドームの頂上部。
ワイヤーを引きランスロットが壁を駆け上がった時、ドーム内へ見えたのは5機のサザーランド。対ナイトメア戦闘用大型ランスを持った4機が、1機のサザーランドを取り囲んでいた。
どうやら、囲まれているサザーランドは脚部を損傷している。だが片膝を着いた状態で動かないサザーランドは、絶体絶命の窮地に立ちながらもスタントンファを構え戦闘意欲を失っているようには見えない。
とはいえ、スタントンファを構えてはいるものの敵は四方。一斉に攻撃されては、反撃どころか抵抗できぬまま対ナイトメア戦闘用大型ランスに刺し貫かれるだろう。
──その予想は、的中する
『オォォル──ッ!!』
──対ナイトメア戦闘用大型ランスを構えた4機に動きが見えた
──雄叫びと共に、正面のサザーランドが動く
『ハイルゥ──ッ!!』
──同時に、背後のサザーランドと
『『ブリタニアァ──ッ!!』』
──左右のサザーランドも、それに続く
片膝を折るサザーランドへ対ナイトメア戦闘用大型ランスの切っ先を向け、突進する4機のサザーランド。
ランスロットはドームの頂上部から、眼下へ体を向けると左腕を大きく振りかぶる。狙いは最初に動いた正面のサザーランド、その足元。
ランスロットの左腕が翻ると、手の甲からスラッシュハーケンが迸る。それは一直線に正面のサザーランドの足元、スザクが狙った場所へピンポイントで着弾した。
『やめてください、同じブリタニア人同士で──ッ!!』
それにより出鼻を挫かれたのか、突進しようとしていた4機全てのサザーランドが動きを止めランスロットを見上げてくる。
射出したスラッシュハーケンを引き戻すと、眼下のサザーランドの一機からスピーカー越しの警告が聞こえた。
『特派が何用だッ!? 介入するなら、誰であろうと討つッ!!』
だが、スザクも引き下がらない。
『駄目です、意味のない戦いは、見過ごすわけにはいきません──ッ!!』
ランスロットの両腰部へ装着されていた二対の剣が、引き抜かれる。抜いた直後は鋼色の刀身は、エネルギーの供給を受けて紅へと染まる。その武器の名はMVS、いまだ試験段階ではあるが従来装備以上の切れ味を誇る最新鋭のナイトメア用近接武器である。
それをランスロットが構えた瞬間、4機のサザーランドは示し会わせたかのように肩口からスラッシュハーケンを射出してきた。
しかし、標的であるランスロットは跳躍。
『──仲間同士で──ッ!!』
いくつかのスラッシュハーケンは回避したが、遅れて射出されたスラッシュハーケンが空中のランスロット目掛けて殺到してくる。
だが、迫り来るスラッシュハーケンの軌道を読んだスザクがランスロットを操りMVSを一閃させると、間近まで迫っていたスラッシュハーケンのワイヤー部分が断たれる。
一つを斬り落とすも、二つ、三つと続け様にランスロットへと襲い掛かってくるスラッシュハーケン。だがスザクの超人的な反応速度は、迫り来る複数のそれを完全に見切っていた。
ランスロットがMVSを翻す度にスラッシュハーケンは先端部を弾き、ワイヤーを断ち斬られ、一つ、また一つと落とされていく。
最後のスラッシュハーケンを斬り裂いたランスロットは、脚部を損傷しているサザーランドの近くへと着地した。しかし、それを予見したサザーランドが隙を突こうと、対ナイトメア戦闘用大型ランスの切っ先を繰り出してくる。
だが、その切っ先はランスロットへ届かない。ランスロットの左腕、二の腕部分へ装着されているブレイズルミナスが極小のシールドを展開し翻り迫り来る切っ先を受け止めた。
攻撃を防いだことにより生じた一瞬の隙を突いて、着地した時に屈んだ状態であったランスロットの右足がサザーランドの脚部を払う。
倒れ込んでいくサザーランドの結末を見届けることなく、ランスロットは折っていた膝を伸ばし立ち上がると同時に──横合いから奇襲を仕掛けてきたサザーランドの対ナイトメア戦闘用大型ランスを、文字通り真っ二つに瞬断した。
その時、ランスロットの背後で耳障りな金属と金属が衝突する不協和音が響く。ふと見ればサザーランドの一機が、脚部を損傷したサザーランドへ襲い掛かっているところ。
辛うじて対ナイトメア戦闘用大型ランスをスタントンファで受け止めてはいるものの、いつ貫かれてもおかしくない。
『──クッ──ッ!!』
体を反転させたランスロット走らせるスザク、しかし、その途中に彼は見た。組み合う2機のサザーランドへ、また別のサザーランドが突っ込んでいくところを。
乱入したサザーランドは一直線に対ナイトメア戦闘用大型ランスを突き出すサザーランドへ、突っ込んできた勢いのままに膝を叩き込んだ。
『──ジェレミア卿ッ!!』
『ヴィレッタかッ!? すまん──』
横合いから膝蹴りを受けたサザーランドは、攻撃を受けた衝撃で対ナイトメア戦闘用大型ランスを取り落としていた。武器を失ったと見て後退、乱入してきたサザーランドから大きく距離を取った。
(──よしッ!!)
スザクが駆るランスロットは、そのまま2機のサザーランドの前へ立ちはだかる。相手は武器を失い、他の3機もランスロットによって満身創痍。これだけ戦力を削げば停戦に応じるかもしれない、そう考えたスザクは回線を開く。
『────まだやるつもりですか?』
しばしの沈黙、その後、示し会わせたように周囲のサザーランドが後退し距離を取った。ランスロット達と相対するのは、リーダーと思われる機体、対ナイトメア戦闘用大型ランスを取り零した以外は健在なサザーランドのみ。
『──分かって頂けましたかッ!?』
『キューエル──』
──だが、サザーランドは動きを見せる
──腰部から、何やら円筒型の機械を取り出したのだ
『────ケイオス爆雷を使うッ!!』
『──えッ!?』
投げられる円筒型の機械、その名はケイオス爆雷。投擲すれば一定時間後に空中で展開、その後は内部へ搭載された薬莢部が回転することで弾丸を四方へ一斉に発射する広範囲兵器。
緩やかな弧を描きランスロット達の方へ向かってくるケイオス爆雷、展開と発射までの猶予は少ない。どう対応すべきか、ランスロットの内部でスザクが思考するも──
──どこからともなく聞こえた声が彼の思考を遮った
「──お止めなさーいッ!!」
(─────え?)
ディスプレイ越しに見えたのは、ランスロットの足元を駆ける女性、ユフィの姿。声を張り上げ停止を訴えるも、すでにケイオス爆雷は展開を終え発射態勢にある。
──選択肢は、一つしかない
スザクはランスロットの腕を胸の前で交差させ、両腕に装備されているブレイズルミナスを開放し最大範囲でシールドを展開した。
さらには、ブレイズルミナスだけでなくコアルミナスもフルパワーで起動させ、ランスロットが持つ全エネルギーをシールドの展開へと回す。
──瞬間、ケイオス爆雷から光が迸る
雨のように降り注ぐ無数の弾丸はシールドを撃ち、標的から逸れた弾丸は地面へと殺到し容赦なく大地を抉る。そんな中、シールドで防ぎ切れない部分、ランスロットの足先へ着弾した弾丸が乾いた音を響かせた。
時間にしてみれば数秒ほど、弾丸に身を晒していたスザク達には、とても長く感じれる数秒。その時、唐突に弾の雨が止む。どうやら、ケイオス爆雷に搭載されていた弾丸が底を突いたらしい。
発射の際に発生した熱によるものか、発煙しながら地面へと落ちたケイオス爆雷。それを確認したスザクは、ランスロットの頭を巡らせた。見たところ、どうやらユフィだけでなく、ランスロットの背後へ控える2機のサザーランドにも大きな被害はないようだ。
スザクはランスロットの中で大きく息を吸い、安堵の息を吐き出した。なんとか全て防ぎ切った、死なずとも良い命を守れたという、心の底からの安堵だ。
「双方とも、剣を収めなさいッ!」
そんな中、ランスロットの足元に居たユフィが歩み出る。
「我が名において、命じさせて頂きます。私はブリタニア第三皇女、ユーフェミア=リ=ブリタニアです──ッ!!」
(───え? ユフィ──?)
その言葉に、スザクは耳を疑った。
「この場は私が預かります、下がりなさい──ッ!!」
──しかし、毅然として言い放つ彼女と
『──ま、誠に──申し訳ございません──ッ!!』
──ランスロット達と敵対していたサザーランド達が
──片膝を折り頭を下げる姿が
──それは真実であると告げていた
あまりにも突然のことに思考が追い付かないスザク、そんな彼の脳裏を過ったのは昼間からの出来事。知らぬとはいえ、皇族である彼女へ取った態度を思い出した。
居ても立ってもいられないスザクは、ランスロットのハッチを開け地面へと降りていく。その途中、幾度となく彼女の姿を確認しても──その姿は、先ほどまで共に居たユフィそのもの。疑うまでもない。
「──皇女殿下ッ!! 知らぬこととはいえ、失礼しました」
彼女へ駆け寄ったスザクは、開口一番で謝罪した。昼間からの行いを、馴れ馴れしい態度を詫びた。その言葉を聞きスザクへと振り向いたユフィ、いや、ユーフェミアの瞳には悲しみが見て取れる。何かを憂うように、何かを思い出すような、悲哀に満ちた表情。
「スザク、貴方が父を失ったように、私も兄のクロヴィスを失いました。これ以上、大切な人を失わなくて済むよう力を貸して頂けますか?」
だが、その悲哀に満ちた表情は微笑みへと変わる。
ユーフェミアも同じように大切な人を亡くしたのだと、そして自身が抱く理想に賛同してくれたことを理解したスザクは、片膝を折り彼女へ頭を垂れる。
ブリタニア皇女へではなく、ユーフェミアという人に対して彼は心から感謝し頭を下げた。同じ理想を持ってくれたことを、自分と同じ痛みを知る彼女が、スザクには誰よりも尊く見える。
「ハッ、勿体無き御言葉──ッ!!」
──燈色に染まる世界
──幼き頃は悲しいと思っていた世界で
──白き騎士は理想を共有できる主君と出逢った
──そして、彼は胸中で一つの誓いを立てる
──自分のためにも、そして、主君のためにも
──大切な人を失わなくて済む世界の創造を
──必ず理想を実現する、と
~scene out ~