砕蜂のお兄ちゃんに転生したから、ほのぼのと生き残る。   作:ぽよぽよ太郎

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第21話

 

 

 

         +++

 

 

 中央地下議事堂。尸魂界(ソウルソサエティ)の最高司法機関、四十六室が存在するその施設へ続く入り口は、一番隊の面々が守護していた。

 

 「――これより先は審議中のため何人も立ち入りを禁じられている」

 

 「誰だか知らぬが、お引き取り願おう」

 

 俺の前に立つ二人の隊士は、入り口を塞ぐように細長い特殊警棒を交差させてそう言った。今の俺は布を巻いて顔も髪も隠していて、死覇装(しはくしょう)の上には外套も纏っている。怪しいことこの上ないだろう。

 

 彼らの声は緊張と警戒心からか少し震えており、警棒を持たない手は斬魄刀を探すかのように腰の位置に置いてある。だが、ここでの斬魄刀の使用は第一級禁則事項であり、守護する隊士たちは帯刀してすらいない。否、させてもらえないのだ。四十六室の猜疑心がなせる業である。

 

 なにより彼らが警戒しているのは、俺がここまで来てしまっている事実だろう。この施設の周囲は一番隊の護衛部隊が守護を()()()()。それをこんな怪しい奴が無傷で掻い潜って来た。それが意味することなど、たったひとつだ。

 

 「悪いがその先に用がある。通らせてもらうぞ――ッ!」

 

 俺の歩みは、止められない。

 

 

 

 

 

 「――判決を言い渡ぁす!!!」

 

 俺が地下議事堂の扉へと辿り着くと、丁度喜助と鉄裁さんへの判決が下されるところだった。扉ごしにも聞こえるその(しわが)れた声は、権力しか寄る辺のない哀れな老人のそれだ。皮肉なことに、彼らの命令で何度も粛清してきた腐った貴族たちと同類であった。

 

 「尚、邪悪なる実験の犠牲となった哀れなる五番隊隊長以下八名の隊長格は、”(ホロウ)”として厳正に処分される!」

 

 原作通り、四十六室の沙汰は酷いものだ。碌に情報も精査せず、権力に物を言わせての断行。これ以上こんなことを聞いていても仕方がないため、俺は勢い良く扉を開け放つ。

 

 その途端、議事堂内に静寂が訪れる。賢者たちは部外者が乱入してきたという事実を信じられないといった様子で、ただただ唖然としていた。

 

 「――何者だ! 審議中の議事堂入室の許可など誰が与えた!? 立ち去れ、下種(げす)めが!」

 

 慌てて賢者の一人がそう叫ぶが、俺の耳には届かない。瞬歩で喜助と鉄裁さんの側まで行くと、驚く二人を担いで霊具を使う。霊力を込めることで空を飛ぶことができるという、四楓院家の所有するあれだ。

 

 以前夜一さんに借りたのをそのまま持ってきたのだが、この際仕方ないだろう。喜助だけならまだしも、大柄な鉄裁さんも担いだらさすがに瞬歩を使うことができないのだ。夜一さんには今度――いや、また会えた時に怒ってもらうとしよう。

 

 賢者たちの罵声を背に受けながら、俺たちはその霊具で来た道を高速で戻って双極の丘へと向かう。その地下にある、秘密の訓練場へだ。

 

 尚、道中は男三人という見るに堪えないむさ苦しい状態のためか、俺を含めて誰も言葉を発さなかった。そのおかげか誰にも見つかることなく、俺たちは無事に施設を抜け出して訓練場へと辿り着いたのだった。

 

 

 

 

 

 「――あ……ありがとっス、龍蜂サン」

 

 訓練場へと着いた俺たちは、道中の惨状が終わったことで息を吐いた。そして気持ちを落ち着かせてから、喜助は俺にそう声をかけてきた。

 

 「いや、礼はいい。それよりも――」

 

 俺は視線を別の方向へと向ける。訓練場の奥、事前に喜助とともに作っていた簡易的な研究室へだ。

 

 「向こうにあの八人は運んである。喜助の研究資料と例の義骸もな」

 

 俺の言葉に、喜助は無言で頷く。その目に一瞬だけ、疑問の色を走らせながら。俺を敵だと見ているというわけじゃなく、純粋な疑問なのだろう。

 

 「――これを切り抜けたら話す。今は平子さんたちの処置が先決だ」

 

 「……そっスね」

 

 あの研究所はほぼ俺の一存で作ったものだ。喜助からしたら、俺がこうなることを予見していたように見えるはずだ。事実予見していたのだが、さすがにそれを明かすことはできなかった。だからこそ、こうして怪しまれるのも仕方がない。

 

 その後、テキパキと鉄裁さんに指示を出す喜助が提示した時間は十時間。原作よりも半分以上早い時間だ。ここにある研究所の存在と、俺とともに進めていた義骸の研究の成果だといえるだろう。

 

 「問題は、ここの存在を知っている夜一さんなんスけど……」

 

 喜助はそう言って俺を見る。

 

 「夜一さんに関しては大丈夫だ。当分動けないだろうし、そもそも彼女がここを教えるとも思えない」

 

 「……すみません、龍蜂サン」

 

 そう返した俺の表情で悟ったのか、喜助は小さく謝ってくる。だが、そんな時間も今は勿体ないのだ。

 

 「私たちがここで作業をしている間、龍蜂さんは一体どうするのですかな?」

 

 「とりあえず俺は瀞霊廷内で陽動をかけます。夜一さんでもない限り、瞬歩で追いつかれることはないですしね」

 

 鉄裁さんにそう返して、俺は喜助へと向き直る。

 

 「このままボクたちは現世に身を潜め、時間をかけて解き明かします。必ず、この”(ホロウ)化”を解除する方法を――」

 

 喜助の言葉に、俺も鉄裁さんも頷いた。

 

 「――じゃあ、現世でな」

 

 「はい。龍蜂サンも、気をつけて」

 

 喜助のその言葉を聞いて、俺は訓練場を後にした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 それから、俺は至る所で霊圧を解放しながら瀞霊廷を抜け、流魂街まで駆けていた。護廷十三隊に発見されていない穿界門(せんかいもん)はいくつかあるため、頃合いを見てその一つを使用して現世へと向かうつもりだ。尸魂界(ソウルソサエティ)から現世への一方通行で一度使うと消滅する使い捨てだが、だからこそ追っ手を撒くことができる。

 

 もっとも、どれか一つでも使えば技術開発局に同じ型の簡易穿界門全てを暴かれてしまうだろうが。喜助様様である。喜助は現世への脱出方法は別に用意してあると言っていたので、この穿界門は俺が好きなタイミングで使っていいということみたいだ。

 

 それに総隊長の考え方なら、唯一の懸念材料である隊長格の出撃はないはずだ。(ホロウ)化という未知の現象で八名の隊長格を失った今、これ以上の戦力低下の危険は冒せないだろうしな。

 

 そんなことを考えながら穿界門の設置場所の一つに向かっていると、不意に見知った霊圧を感じた。そして次に、何故という疑問が浮かんでくる。夜一さん以外で俺の瞬歩に追いつけるのは、確かに彼を置いて他にいないだろう。だがこの人は――

 

 

 「――縛道の八十一、”断空”!」

 

 

 その声が聞こえると同時に、俺のいる場所を中心に立方体の結界が形成された。八十九番以下の破道を完全に防ぐ、特殊な壁を生み出す縛道、”断空”。本来のそれは一面を防御するだけの壁のはずだが、これは違う。ただでさえ扱いの難しい八十番台の鬼道を、己の霊圧を複雑に編み込むことで()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()。そうすることで、その壁を六枚生み出して立体的な封印結界を作り上げたのだ。

 

 この裏技的な技術――擬似重唱を扱える者など、龍蜂は一人しか知らなかった。

 

 「――お久しぶりです、希ノ進さん」

 

 「おうおう、龍蜂よお! おめえこりゃあどういうことだ?」

 

 俺の挨拶に怒気を孕ませた声音で答えるのは、大前田希ノ進。茶色いパーマをリーゼント風にセットした、『ならず者』という言葉がぴったりの元二番隊副隊長だ。俺の前任者である彼は、引退したことで少し贅肉が増えたようにも見える。だが、その鬼道の冴えに衰えはないようだった。

 

 「俺はお前さんを買って副隊長を譲ったんだぜ? それがおい、一体なにしてやがる、ああ?」

 

 家業に専念したいとは言っても、希ノ進さんは現役をまだまだ続けられたはずだ。それでも、俺という後進を信じて引退した。今の俺は、そんな希ノ進さんの信頼を裏切ったのだ。

 

 この人が来たのは、おそらく総隊長の仕業だ。希ノ進さんなら俺の行動に憤りを覚えるはずだし、斬魄刀を返却していようとも鬼道の腕には変わりがない。夜一さんを何度も捕まえている経験から、これ以上ない追っ手だと判断したのだろう。

 

 「事情はいずれ、説明に上がります。だからここは――」

 

 「――見逃すわけがねえだろうが」

 

 「……ですよねぇ」

 

 俺の言葉を遮って、希ノ進さんは呆れた様子でそう返す。ただその様子からは、少しの安堵が見て取れた。

 

 「……まあ、このまま牢屋にぶち込んで、そこで事情だけは聞いてやる。お前が何の考えもなしに馬鹿やるとは思えねえからな」

 

 この結界が形成されてしまえば、外に出ることは非常に難しい。何の対抗手段もなしに閉じ込められてしまえば、それこそなす術がないだろう。そう、対抗手段がなければ。

 

 「――紫電一閃、”鳴神”!」

 

 「――ッ! ちぃッ!」

 

 だが、俺の斬魄刀は()()()()()()()

 

 開放した鳴神の黒い刀身を下部の断空に当て、そっと押し込む。それだけで鳴神の刃は断空を斬り裂き、歪みを生じさせた。それを見た希ノ進さんが急いで追加の縛道を放とうとするが、俺はそれを待たずに結界から飛び出す。

 

 「くそっ、夜一さんを閉じ込めた時は逃げられたことなんかなかったんだがなあ、おい」

 

 「まぁ、頼りになる鳴神(彼女)のおかげっすよ――痛ッ!」

 

 希ノ進さんの悪態に俺が得意げな顔でそう返すと、鳴神を握る手に電気が走った。思わぬ追っ手に動揺して初撃を避けられなかった俺への、鳴神なりの叱責みたいだ。なんとか斬魄刀を落とすことはなかったが、これ以上の油断を彼女は許さないだろうし、俺もする気は無い。

 

 「ったく、大人しく捕まってくれねえっつーんなら、手荒に行くぜ」

 

 希ノ進さんがそう言うとともに、爆発的に霊圧が高まる。

 

 「――破道の七十三、”双蓮蒼火墜(そうれんそうかつい)”!」

 

 「……ッ!」

 

 その名の通り、スタンダードな破道”蒼火墜(そうかつい)”の上位互換だ。普遍的ゆえに対処は比較的楽ではあるのだが、この人が使うとわけが違う。詠唱破棄での擬似重唱を用い、詠唱が終わると同時に五つの”双蓮蒼火墜(そうれんそうかつい)”が顕現して俺に襲い掛かってきた。それらは絶妙にタイミングを擦らされており、瞬歩を使用しても全てを完全に避けることは難しい。

 

 それでも、鳴神で上昇した俺のスピードならギリギリ抜けられる。そして希ノ進さんは、それすらも計算に入れて鬼道を放ってきたのだろう。だが、ここで避けなければどちらにしろ戦闘不能で捕まるのだ。俺に選択肢はなかった。

 

 瞬歩を駆使して一つずつ躱していくが、躱すごとに肌が焼けていく。下手に鳴神で斬っても後続にまで手が回らず、紙一重で避けなければ直撃、避けてもダメージを喰らう。希ノ進さんの技術の高さが際立つ、陰湿な攻撃だった。

 

 それでも俺は、ギリギリで全てを躱して”双蓮蒼火墜(そうれんそうかつい)”の爆風から逃れる。

 

 「――っし、抜けたぁッ!」

 

 だが、それらを抜けてボロボロになった俺の目の前で、希ノ進さんは印を組んで待っていた。

 

 「――そうだよなあ! 抜けるのはここしかねえ! 縛道の九十九、”禁”!」

 

 「なっ!? 九十番台の詠唱破棄!?」

 

 鬼道衆でも一握りの者しか扱えないそれを、希ノ進さんはニヤリと笑いながらやってのけた。抜けたところで待ち構えているのは予想していたが、これは想定外だ。驚く俺の周囲に黒いベルトが現れ、次々と身体を拘束していく。完全に身動きが取れなくなったところで、トドメとばかりに地面とベルトの接する部分を鋲が縫い止めた。

 

 「――ふん、ぶっつけ本番だったがなんとかなったぜ!」

 

 そんな俺を見て希ノ進さんは得意げにそう言う。事実、彼の額に流れる汗から見ても、上手くいくかどうかは賭けという部分はあったのだろう。心持ちホッとしているようにも見えた。

 

 「だが、これでお前さんももう動くことなんか――」

 

 「――喰らっていれば、っすけどね」

 

 そんな希ノ進さんの後ろに、()()()姿()の俺は回り込む。そしてそのまま、彼の首元に斬魄刀を突き付けた。

 

 「――なん……だと……ッ!?」

 

 驚いた様子で身体を固める希ノ進さんは、首だけを動かして”禁”を喰らったはずの俺がいた場所へ視線を向けた。そこにあるのは、ベルトで拘束された俺の外套のみ。

 

 「空蝉(うつせみ)か……? いや、だが直前まで俺はあそこにお前さんの霊圧を感じてたはず……!?」

 

 希ノ進さんがいう空蝉とは、正式名称を隠密歩法”四楓”の参「空蝉」という特殊な歩法だ。独自のステップを踏んだ瞬歩で残像を見せ、服を一枚残した状態で敵を欺く技である。もちろん、ただの残像に霊圧を感じることはないため、霊覚――霊圧知覚とも言われる霊圧を感じる力ですぐに残像だとバレてしまうという欠点があるのだ。それでも、単純な欠点ゆえに意識していないと案外見破られることも少ない。

 

 だが、夜一さんも得意とする空蝉は、希ノ進さんにとっては見慣れたものだったはずだ。だからこそ、それに対処するため鬼道を発動した後も霊覚で俺を見続け、空蝉を使っていないかどうかを確認していたのだろう。

 

 ――俺の予想通りに。

 

 「その警戒心を逆手に取ったんすよ」

 

 そう、俺のしたことも単純だ。戦闘中、基本的に霊圧を用いる者は視覚と霊覚を使用して相手を見ている。そして、集中すればするほど無意識のうちに霊覚にその比重が傾いていくのだ。希ノ進さんも霊覚で空蝉を使われていないことを確認し続けたことで、その比重が極端に傾いていた。

 

 「だからこそ、そこに霊圧を凝縮して置いてくることで、希ノ進さんはそこに俺がいると思い込んでしまったんです」

 

 「ッ!? おいおい、そんなこと隊長格でも碌に使える奴なんかいねえぞ……!」

 

 それでも空蝉をベースに改良を重ねなんとか使えるようになっただけで、一度手札として知られてしまえば簡単に見破られてしまう。そんなまだまだ完成度の低い技なのだ。とてもじゃないが、使いこなせるとは言い難い。

 

 ただそれでも、この戦闘を切り抜けることはできた。それで良しとしよう。

 

 「――ちっ、ここまで腕を上げてやがるとはな……」

 

 希ノ進さんは単純に悔しそうにそう言うと、身体から力を抜いた。戦闘の意思はないということみたいだ。かつての上司にそう言われるのは、想像していた以上に嬉しかった。だが、それでも俺は警戒を解くことはない。

 

 「――そういうわけで、希ノ進さん。俺や喜助たちは訳あって現世に潜みます」

 

 「……護廷を退いた俺には詳しいことはわからねえが、今回の騒動、お前さんたちが真犯人ってわけじゃねえんだろう?」

 

 希ノ進さんはもう抵抗を諦めたようで、首だけを横に向けて俺に尋ねてくる。口調こそいつも通りぶっきらぼうだが、その声音はどこまでも真剣だった。

 

 「……はい」

 

 「ふん、それならもう良い。冤罪くらいすぐに晴らせって言ってやりてえが、お前さんや浦原の小僧がいてどうにもならねえってんなら、それも難しいんだろうよ」

 

 希ノ進さんはそこまで言うと、不意に笑みを浮かべた。俺の上司だった時によく見た、面倒見の良さそうな快活な笑みだ。

 

 「ったく、仕方ねえな。夜一さんはともかく、お前さんの妹のことは任せろ。四楓院ほどの力はねえが、大前田(うち)も結構な家になってるからよ。中央の馬鹿どもだって、大事な金の無心先がなくなるのは嫌だろうしな」

 

 「――ッ! ……ありがとう……ございますっ!」

 

 この世界の父さんとの関係は、お世辞にも良いとは言えない。修行以外で碌に話すことはなかったし、父さんは砕蜂が隠密機動に入った後、隠居と称してどこかへ行ったっきりだ。毎年母さんの墓に花は手向けられるので、生きてはいるんだろう。だが、もう何年も顔すら見ていない。

 

 そんな俺にとって、彼はもう一人の父親のような存在だといえるのかもしれない。というより、彼が副隊長だった時の新人は、みんながそう思っていることだろう。

 

 俺は希ノ進さんに震えた声でお礼を言い、何かを堪えるように、少しの間気持ちを落ち着かせた。

 

 そして――

 

 

 「――縛道の三十二、”流雷(りゅうらい)”」

 

 

 パチン、という音と同時に、希ノ進さんが崩れ落ちる。その身体を木の根元に横たえ、俺は急いでそこを離れた。戦闘音や霊圧を聞き付け、複数の隊士がこちらへ向かっていたからだ。

 

 俺は彼らに感知されないように迂回しつつ、穿界門の場所へと向かった。

 

 「――よりにもよって、ここなんだよなぁ」

 

 その穿界門の設置場所は、俺が例の謎の(ホロウ)、ブラックと戦闘した場所だった。森の中の開けた空間。戦闘の跡が残っているため、もともとの広さよりもさらに広くなってしまっていた。あれ以来立ち入りが禁止されている場所なのだが、こんな所を訪れる者もいないため警備は緩い。というか、事件から相当時間が経っているため警備はもういなかった。

 

 ここから始まって、ここで一旦終わる。皮肉なことだと苦笑しつつも、俺は地獄蝶を取り出して穿界門を開いた。

 

 そして最後に、空を見上げる。いつも通りの清々しい青空、見慣れたはずのそれが、やけに恋しかった。

 

 「――また、会う日まで」

 

 そう呟いて、俺は一歩を踏み出した。

 

 

 




 
これにて過去編は終了です。

今話の龍蜂が希ノ進さんを騙した技は、71巻で京楽さんがリジェとの戦闘で使った技とほぼ同じです。一応隠密機動の技も取り入れたオリジナルになっているので、完璧に使えるようになったら名前を出すつもりでいます。

なお、現在は次章の構想を練っている最中です。
乞う御期待!


ではでは。

 

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