Heavensward~総長が行く~   作:Luneth

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絶霊薬の為に禁書集めで遅くなりました。AW4は簡単でしたね。AW3の謎めいた○○がめんどくさかった。


このリーダーに新技を!

~翌朝~

珍しくゼフィランは起きてから朝の空気を吸いに外に出た。外に出てみたが、何やら見覚えのある人影が素振りをしているのが眼に映る。見つめているとその人影がこちらに気づく。

 

「おはようだな。ゼフィラン!そこにいたなら言葉をかけてほしかったな。」

「あ、ああ。おはようオルシュファン。お前はもう起きていたのか…早起きなんだな…」

「そうとも!常に鍛練を怠らない。これもイイ騎士であるための一つだからな!」

「そ、そうか…がんばれよ。」

「それにしても眠たそうにしている友の姿…イイ!」

「…少し散歩をしてくる。」

 

話が通じなくなりそうだったので、その場から離れることにした。それでも特にやることもないので、オルシュファンにいった通りに散歩をすることにした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

街を一通り見て回ったら日は昇り始めていた。ETで言うなら7:15ぐらいだろう。そろそろ宿に戻ることにした。戻る途中には、商人達がもう働き始めていた。

 

宿に戻ると部屋の住人(私、オルシュファン、カズマしかいないが。)は全員起きていた。オルシュファンにはもう挨拶は済ませたのでカズマに挨拶をする。ん?アクアやめぐみんが居ない?別室だ、馬鹿者。

 

「それにしてもベッドはいいな。数日前まで馬小屋生活だったなんて嘘のようだ。感謝してるぞゼフィラン。」

「喜んでもらえて何よりだ。私はそれなりには金があったからな…それにカズマもそれぐらいできるのではないか?」

「……あいつらの借金……」

「……済まない…悪いことを聞いた。で、聞きたいのだが今日は何をするつもりだ?」

「まぁ、それはみんなが集まってきたら話すよ。」

「そうか、わかったぞ。」

「了解した。」

 

ゼフィランとオルシュファンは答える。

 

そして待つこと30分。アクアとめぐみんはカズマに強制的に起こされ、冒険者ギルドにて朝食を取る事になった。

ゼフィランとオルシュファンはマフィンを食べ終え、会話を始める。

 

「朝飯も食ったことだし、始めますか!」

「始めるって、何をだ?」

 

ゼフィランが問う。それにカズマが応じる。

 

「スキルだよ。ス・キ・ル。俺もスキルポイント貯まった事だし、なんか新技使いたいな~って。」

「それに関しては私もだ。いくらアスカロンによって魔力が無限だからといって、スピア・オブ・ハルオーネを連発するのは殲滅速度が長い。セイクリッドクロスでも良いが周りに人が居ると使えない難点がある…。」

「友よ。それはTANK職として言ってはいけないぞ。」

「そうか…TANK職の皆、済まなかった。あと一つ言っておこう。私が固いのではない。火力が足りないのだ。」

「誰に話してんだ?」

「いや、何でもない。」

「話を戻すぞ。それで、何か良いスキル無い?有ったら教えてくれ。」

 

カズマが全員に聞く。

 

「私の技は魔力消費が高い。それはめぐみんの爆裂魔法、アクアの回復魔法も同じだ。」

「そうだぞ、友よ。行き過ぎた力は自信の負担になる。自分に合ったスキルを選ぶとイイ!」

「そうだ、二人のスキル見せてくれよ。そんなかに何かないか探す。」

「良いが、無理だと思うぞ。」

 

◆スピア・オブ・ハルオーネ

◆セイクリッドクロス

◆かばう

◆ケアル

◆プロテス

◆シェル

◆ストンスキン

◆魔力の泉

◆敵感知

 

「………オルシュファン...見せてくれ。」

「イイぞ!」

 

◆忠義の剣

◆忠義の盾

◆かばう

◆ケアル

◆プロテス

◆シェル

◆スキンスキン

 

「ほぼ一緒じゃねぇかよ!............」

「役にたてなくて済まない...」

「なんかお得なスキルないかな~」

 

そう言ってたら一人の女性が近づいてきた。カズマはまたパーティーメンバー(増)の方か、と身構えた。

 

「有用なスキルがほしいんだろ?盗賊スキルなんてどうかな?」

「盗賊スキル?どんなのがあるんだ?」

 

カズマの質問に銀髪の少女が上機嫌で。

「よくぞ聞いてくれました!盗賊スキルはつかえるよ。罠の解除に敵感知、潜伏に窃盗。お得なスキルが盛りだくさんだよ。キミ、初級職の冒険者なんだろ?スキル習得にかかるポイントも少ないしお得だよ。どうだい?今なら、クリムゾンビア一杯で手を打つよ。」

 

カズマは思った。安いと。

 

「お、お願いします!すんませーん、こっちの人に冷えたクリムゾンビアを一つ!」

 

◆◆◆

 

「まずは自己紹介といこうか。あたしはクリス。見ての通り盗賊だよ。」

「俺はカズマって言います。クリスさん、よろしくお願いします!」

 

自己紹介をし、冒険者ギルドの裏手の広場に移動した。

ほかのパティーメンバー?置いてきたよ。俺の用事につき合わせたら悪いだろ。ゼフィランは暇だからといってついてきたが。

 

「では、まずは敵感知と潜伏をいっていようか。罠解除とかはこんな街中に罠なんてないからまた今度。じゃあ……カズマのお連れさん…名前は?」

「ゼフィランだ。」

「じゃあゼフィラン。ちょっと後ろを向いてて?」

「あ、ああ」

 

素直に後ろを向く。いやな予感がする。

するとクリスは離れたところにあるタルの中に入り、上半身だけ出す。

そしてゼフィランの石を投げつけ、タルの中に身を隠す。

 

「………ひょっとして、これが潜伏スキルだとか言う気か?」

「………………………」

 

投げられた石を感知し避けたゼフィランがタルに向かって無言で歩き出す。

 

「敵感知……。敵感知……!ゼフィランがこっちに向かってくるのを感じるよ!わかってると思うけど、これはカズマにスキルを教えるために仕方なくやってる事だからね!?」

 

ゼフィランは喋るタルを無視しタルを倒し転がした。

 

「私では無かったらあたっていたぞ……」

 

そんな状況でカズマは、これで本当にスキルを覚えられるのか?と不安になった。

 

「さ、さて。それじゃあ、あたし一押しのスキル、窃盗をやってみようか。これは対象の持ち物を何でも一つ奪い取るスキルだよ。相手がしっかり握っている武器だろうが、鞄の奥にしまい込んだサイフだろうが、何でも一つ、ランダムで奪い取る。成功率はレベルと幸運に依存するよ。」

「じゃあ、キミに使ってみるからね?いってみよう!『スティール』!」

 

クリスは手を前に突き出し叫ぶと同時に、その手の中には小さなものが握られていた。それは明らかにカズマのサイフだった。

 

「あっ、俺のサイフッ!」

「犯罪にならないのが不思議だな……」

「おっ、当たりだね。まぁこんな感じで使うわけ。」

 

クリスはカズマにサイフを返そうとして、そしてにんまりと微笑みを浮かべ言った。

 

「ねぇ、あたしと勝負しない?早速キミも窃盗スキルを覚えてあたしから何か一つスティールで奪っていいよ。」

 

そんなことを言われカズマは考える。数秒考えた後、勝負をすることにしたようだ。

カズマは冒険者カードを確認する。

 

敵感知SP1

潜伏SP1

窃盗SP1

花鳥風月SP5

スピア・オブ・ハルオーネSP60

 

のぞいてみるとゼフィランのスキルも交じっていた。多分何度も見せてもらったからだろう。

 

「花鳥風月?アクアがやってた宴会芸かよ!?その下のすぴあ・おぶ・はるおーね…スピア・オブ・ハルオーネ!?ゼフィランのスキルがSP60!?宴会芸高いと思ったらこっちのほうが高っ!まぁ、今はいいか。」

 

カズマは敵感知、窃盗、潜伏を習得する。

 

「よーし早速覚えたぞ。そして、その勝負乗った!」

「いいねキミ!ノリのいい人ってあたし結構好きだよ!さぁ、何が盗れるかな?今ならサイフが敢闘賞。当たりは魔法が掛けられたこのダガーだよ!残念賞はゼフィランに投げつけるために多めに持っていた小石。」

「ああっ!きったねぇ!そんなのありかよ!?」

 

カズマはクリスに抗議する。

 

「これは授業料だよ。どんなスキルでも万能じゃない。こういった感じでどんなスキルにだって対抗策はあるもんなんだよ。さぁ、いってみようか!」

「よぉ~しやってやる!俺は昔から運だけは良いんだ。『スティール』!」

 

カズマが叫ぶと同時に見慣れたものがその手に握られていた。

 

「良かったなカズマ。プラマイゼロってやつだ。」

「予想外だったよ…あたしが盗んだサイフが盗まれるなんて…。」

「当たりだった……のか?」

 

複雑な気持ちになりながら皆が待つ冒険者ギルドに向かった。

 

To be continued……




因みに極いろはす討滅戦は現在50%です。
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