プレイワールド・ローカルライン《PWR》 作:能美クドリャフカ
プロローグが長くなってしまったので、半分に分けましたが、次回からは、ちゃんと本題に入っていきます!!
それでは、プレイワールド・ローカルラインの始まり始まり。
『ソードアート・オンライン《SAO》』
"カキーン!!"
「スイッチだ、アスナ!!」
「うん!!」
アスナの剣身が光を纏、ソードスキルが発動する。そのまま目の前にいたケルベロスの頭をぶった切る。
"シューン、、パリーン"
モンスターの死亡エフェクトが出る。
「ふぅ・・・。」
アスナが一息ついて、刀を鞘にしまう。
「お疲れ、アスナ。」
彼の名はキリト。みんなからは『黒の剣士キリト』とも呼ばれている。
ちなみにアスナとキリトは恋人同士のだなのだ。
「6時に《ダイシー・カフェ》に来てくれるかい?」
キリトがアスナと待ち合わせの約束をする。
アスナは、笑顔で「いいよ。」と言ってログアウトする。
「もうちょっと狩っていくか・・・。」
彼はそう言って、モンスターを狩り続ける。
20体を狩り終わった時、事件は起こった。
「どいてぇぇぇぇぇえ!!」
"ドーーーーン!!!"
「いってぇ〜・・・。ん?そうでもないか・・・、皆は大丈夫か?」
「一応。」
「うん、平気。」
「心配はいりません。」
急に空から降ってきた四人に、唖然とするキリト。
「・・・・・。どうしたの?」
「どうなったんだ・・・・・って、ここゲーム中?」
彼らは多分《ALO》の初心者なのだろうとキリトは、考えた。
「初めてなんですか?こういうゲーム。」
キリトは優しく彼に声をかけてみる。すると、彼ではなく近くにいたピンク色の髪をした美女が答える。
「始めても何も、強制的に連れてこられたんですよ・・・。」
それだけ聞くだけじゃ何を言ってるのか、わからなかったので「どういうことなの」と付け加えておいた。
「説明すると長くなりますが・・・・。」
「大丈夫だよ。まだまだ時間あるし。」
そう言うと、彼女は俯きながら話し始めた。
「よし、みんなちゃんと来たな。」
澪が、みんなの顔を見回して言う。
「帰りたいよぉ〜。」
翔子が、弱々しい声でつぶやく。泣き顔見られるのはなかなか珍しい。
そして、地下へと続く階段を先生の目を盗んで下りる。
「かなり暗いね・・・。」
桜が入り口から階段を見て言う。
「行くぞ。」
澪は4人の先頭進んでいく。
しばらく階段を下りると、少し視界が開けたスペースがあった。
4人はそのスペースを見回しながら1つの扉を見つける。
「応接室・・・。ここか。」
澪は、ドアにかかっていた鍵をぶち壊して開ける。
ドアはギィィー、という音を立てて開く。
澪は、何も言わず応接室に入っていく。それに続いて桜、朋子と入っていく。
翔子は、おびえながらも3人についていく。
部屋に入ると古錆びた匂いがして、本がたくさんあった。
そして、応接室の真ん中に2つのテーブルがありその上に、《SAO》と書かれた本があった。
桜が、はじめににその本を開いてしまう。すると、その本からものすごい光が溢れて4人を包み込む。
「桜、お前何をしたんだ!?」
「え?何か本を開いたら・・・。」
光が収まり、やがて完全に光が消えたとき、光ともに4人の姿も応接室からは、消えていた。
「その後、ゲームに強制的にログインさせられて、今に至るということか・・・。プログラムエラーは、たまたまなのか?」
キリトは彼女の話を聞いてまとめを言う。が、しかしまだキリトは、パッとしない顔をしている
「君たち4人が強制的に連れてこられたって事は今の君たちの体は現実世界の体のままってことかい?」
彼が四人に質問を、したのに次は唯一の男の彼が答えた。
「そういうことになりますね・・・。 1番考えたくない話なのですが・・・・・。」
彼はものすごく怯えた声で話した。まぁ無理もないだろう。なぜなら─────
ゲームでの死が、現実での死になる、デス・ゲームなのだ。
キリトにこの世界の事についていろいろ教えてもらい、彼は用事があるみたいでログアウトをした。
俺たちにはログアウトボタンがなく、この世界に閉じ込められたみたいなのだ。
キリトによると、俺たちのようなことが昔あったらしい。しかし、1部だけ違うのがある。レベルが1からでないこと、プレイヤーネームが、もう決まっていることだ。
俺は『Rei』、桜は『Sakura』と本名をローマ字にした名前になっていた。
「なんでプレイヤーネームが、私たちの名前と同じなの・・・?まるで、誰かが私たち4人がこの世界に来ることを知っていたかのように・・・・・。」
「スキルレベルもめちゃめちゃ高いよ。」
トモカとサクラが不思議に思っていた2つの疑問を口にする。
「システムエラーってわけではなさそうね。」
ショーコが、自分の意見を言う。俺もそう思っていたのだが、ショーコが、言うと説得力がある。なぜなら、彼女の知能は世界でもトップの座を争うくらいなのだからだ。
先日、世界規模のクイズ大会があったらしいが、優勝したと言っていた・・・。
言い忘れていたが、このゲーム《ALO》には、種族が、あるらしく、俺は『影妖精族』(スプリガン)、サクラが、『水妖精族』(ウィンディーネ)、トモカが、『高位妖精』(アルフ)、ショーコが、『猫妖精族』(ケットシー)なのだと、キリトが言っていた。
そして、トモカのアルフも初期設定では、選ぶことが出来ない種族なのだとも言っていた。
サクラがゲームの世界を見回して言う。
「でも不思議だなぁゲームの世界に入れるなんて。」
「確か『ナーヴギア』だか『アミュ・・・スヒィア』だかの機械を使ってはいるらしいぞ。」
「それについて何も知らないのお兄ちゃん?」
ゲーマーの俺でもわからないゲーム機械なんて・・・。もしかしたら、キリトのいる世界と、俺たちの世界は別次元なのか?
「お兄ちゃん?どうしたの?」
心配したサクラが、話しかけてくれる。
「ごめん、なんでもないよ。」
さすがに何が何だか分からなくなってきたな。まぁ問題点は1ずつ解決してくとしよう。とにかく今は、宿屋を探さないと。
こうして俺たちの非日常的な1日がやっと終わったのであった。
「・・・・・っ!!こ・・・ここは!?」
俺が目覚めた場所はあたり一面平野の真ん中だった。
立ち上がり周りを見渡す。すると、10メートルほど離れたところに人影を見つけた。
俺は無意識にその人影に近づいていた
「君・・・・は?」
彼は俺が話しかけると、体をこちらに向けた。
その瞬間と同時に、太陽の光が彼の顔を隠した。
とっさに目を細めて、手で光を遮る
「君が二代目・・・《Rei》・・・・だね。」
「二代目・・・・《Rei》?」
「そう、君はこの世界を変える存在。5人揃えばおのずと進むべき道が見えてくる。・・・・止まるな、走り続けろ・・・・。そして・・・・・・・・・。」
そこまで言うと、彼がだんだん遠くなっていく。
「待って、どういうことなんだよ!!二代目ってなんだ!?おい!!行くなよ!!」
「・・・・そして・・・僕を・・・・・と・・め・・・」
「いくなぁぁぁぁぁぁぁぁあ!!」
俺はその時やっと気づいた。
この光景を一度見たことがある。そう、あの時はまだ小学校の時だった。
気がつくと宿屋の布団の上で俺は寝ていた。
両目から涙を流しながら・・・・・・。
どうでしたか?
とうとうゲームの世界に入ってしまいました。
原作の、キリトとアスナも出てきましたし、やっと次回から一話が書けます!!
来月も書きますので、どうか宜しくお願いします!!
それでは!!