プレイワールド・ローカルライン《PWR》 作:能美クドリャフカ
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『unknown』
それは、俺のステータスウィンドウに記されていた能力だった。
この時点で二つのことが考えられる。
一つは、元々unknownという能力ということ。
もう一つは、システム的エラー。
しかし、一つ目はまずないだろう。
なぜなら、unknownという能力だった場合、調べることができるからだ。
スキルによって鑑定ができるらしいのだが、俺の能力は、調べることができなかった。
これでは、アリーナ戦で使うことができない。
さすれば、剣技だけで勝っていくしかない。
まぁ、俺が勝たなくともほかの3人が勝つだろう。
なんだかんだあいつらもかなりのゲーマーだから。
今更だが、俺達がいつもつるんでいる理由にはゲームが関わっているくらいなのだ。
たかがアリーナ戦で負けていては、ゲーマーの名が廃る。
「人のこと言えたもんじゃないけどな。。。」
俺は、1人呟く。
「どうしたの?元気ないね。まぁ、そんな事はどうでもいいんだけど。」
いや、そこは心配して欲しかったですよ。桜さん。
「始まるぞ。」
キリトは、いつになく真剣な顔になっていた。
桜やキリトの目線の先には、Aブロック、第一試合が始まっていた。
西ゲート、ザクロス。
両手剣使いでパワー型。体格も人目でわかる筋肉がぎっしりついていた。
東ゲート、サキ。
突剣使いでスピード型。可愛らしく、戦闘には、向いているとは言いにくい。
しかし2人の相性は抜群。サキが優勢だな。
「見逃すな、この試合一瞬で終わるからな。」
は?何を言ってるんだキリトは。。。
一瞬でかたがつくほどザクロスは弱そうに見えないのだが。かと言って、パワー型が一瞬で試合を終わらせるのは不可能だ。
俺はこの時まで、ゲームというのもをただの遊びだとしか思っていなかった。
『この時までは─────────。』
『─────シャキ。』
「っっっっつ!!」
キリトの言う通りそれは一瞬の出来事だった。
「一体何が。。。」
俺が見えたのはサキというプレイヤーが剣を抜いてすぐに刺し直したところだけだ。
「あの一瞬で、ザクロスってやつの体を4回切っている!?」
桜が驚愕の顔をしていった。
「見えたのか!?今のが!?」
俺は二つの出来事にあまりに驚きすぎていた。
しかし、少し経って気づいた。桜の能力が心眼《サードアイ》だったってことに。
桜の能力は、見えないものを見えるようにする能力だ。
だが、能力を使わなくとも今の戦闘が見えていたものが2名ほどいた。
キリトとアスナだ。
「やっぱり強いな。サキ。」
「そうね。手強い相手だわ。」
キリトとアスナはサキを知ってるかのような口調で話していた。
俺は気になって聞いてみると。。。
「アスナの弟子?かな。」
「「「はぁぁぁぁぁぁあ!!??」」」
戦闘シーンと、新キャラの登場です!!
切りの悪さと、話の進み遅くてごめんなさい。
そこは暖かい目で見守ってください。
次話を期待してください!
(期待すると裏切られるかもです。。。)