プロローグ 1
「・・・ここ何処?」
僕は、白が無限に広がっている世界に立っていた、いや、地面の感触が無いから浮いているが正解かな?
(でもなんでこんな所に居るんだ?確か僕、ジャ〇プを買いに本屋に向かってて、そしたら女の子が道路に飛び出すのが見えて、ついでにトラックも・・・あれ?)
「僕もしかして、その女の子助けて・・・死んだ?・・・ちょっと待って、何が何だか分からん・・・」
「じゃあ説明してやろうか?」
「あぁ出来ればお願いしま・・・え?」
声がした方向を見ると、髭を生やしたお爺さんがいた
「えっとどちら様ですか?」
「まあ待て、他にも来る様じゃから、ちと待っておれ」
「はい?」
待てって何を?そう思った瞬間、目の前に三つの光りが現れた
「なっ何!?」
光が収まると、病服を着た少年、ブレザーを着た少年、それからパーティードレスを着た女の子二人が出てきた
「えっ?」
「何だ、ここ・・・」
「お姉ちゃん、ここ何処?」
「分からない、少なくとも船の中では無いみたいだけど」
突然現れた四人は、訳が分からなさそうな顔をしていた
「おいお前、ここは何処だ?」
ブレザー少年が僕に問い掛けてくると、残り三人も釣られるように僕の方に向いてきた
「えっと、僕もよく分からないんだけど・・・」
「うむ、全員揃った様じゃし、説明するぞ」
さっきのお爺さんが僕達の間に割って入ってきた
「おほん、ワシは神じゃ、そしてここは死者が訪れる場所じゃ」
「死者?それって、僕達は・・・」
「その通り、全員死んでおる」
『!?』
「ちょっと待て!そんなの信じられるか!」
「信じなくても構わん、じゃがお主等がここに来た理由には心当たりがあるのではないか?」
神と言っているお爺さんが僕の方に向いてきた、答えろって事かな?
「トラックに轢かれそうになった女の子を助けて・・・」
僕の答えを聞くと神様は病服を来た少年に視線を移した
「僕は、病気の性で・・・」
胸を押さえて顔を下に俯かせた、心臓病か何かか?
「・・・俺は学校に行くバスがバスジャックに遭って、犯人倒そうと思って突っ込んだら、撃たれた」
随分と勇敢だな・・・あっだから彼のブレザー、胸の所に穴が開いてるんだ
「私達は、パーティーの最中に船が難破して・・・多分」
逃げ遅れちゃったのか・・・って船でパーティーって、まさかこの二人お金持ち!?
「んで、神だったか?何で俺達だけがここに居るんだ?俺等三人は兎も角、そっちの二人は他に巻き込まれた人だって居るんじゃないのか?」
確かに、船が難破したのなら他に被害者がいるはず、なのに何故彼女達だけなんだ?
「お主等二人は勇敢に他人の命を助けようとしたからの」
「体が勝手に動いたんだよ、俺はそういう性分だからな」
「僕も、ただ助けたかったら・・・」
「そしてお主は、病気の子供達を勇気付け、生きる希望を与えたからな」
「当の本人は、病気で死んじゃいましたけどね・・・」
「そしてお前さん等は、最後までお互いを助け合う美しい姉妹愛を見せてくれたからの」
「えへへ///」
「ありがとうございます///」
「うむ、そこでワシは思った、お主等はまだ生きる資格があると・・・じゃからお主等を、転生させてやろう!」