保健室
瑞希はベッドで横になっていた
「ん・・・あれ?私、どうして・・・」
「やっと起きたか?」
瑞希は声のした方を見ると、宏樹が部屋に入ってきた
「たっ小鳥遊君!?///」
「急に倒れるから驚いたよ、まだ本調子じゃなかったのか?」
「いっいえ、そうじゃなくて///」
「まだ顔が赤いな、とりあえず今日は休んどけ、先生には俺が言っとくから」
そう言い残すと、宏樹は保健室から出て行った
(体調は、悪くないんですけど・・・///)
「ただいま「騙されたよ!?」はい?」
宏樹が教室に戻るとボロボロになっている明久の姿があった
「何かあったのか?」
「明久が『宣戦布告』の使者として、Eクラスに行ったらしいのじゃが、Eクラスの連中に返り討ちに遭ったみたいでの」
「宣戦布告?」
「そうか、お主は転校生じゃから知らぬのも無理は無い、この文月学園には『試験召喚戦争』『試召戦争』とも言うのじゃが、試召戦争を行うには、クラスから使者を出して宣戦布告をしないといけないのじゃ」
「成る程(試召戦争、宙斗の言ってた召喚獣を使った戦争か・・・面白そうだな)」
「小鳥遊、姫路の様子はどうだ?」
「まだ体調が良くなさそうだから休ませてるよ」
「そうか、弱ったな・・・」
「何か問題でもあるのか?」
「今回の戦争には姫路の協力が不可欠なんだが、体調不良なら仕方が・・・」
雄二は宏樹に視線を移すと何か考え込んでいた
「小鳥遊、お前も姫路と同じで途中退席したんだよな?」
「?それがどうしたんだ?」
「お前、本来の成績は分かるか?」
「ああ、―――点位だけど?」
「!それは本当か!?」
「間違いないと思うぜ、宙斗が持って帰ってきた問題用紙やったらそれ位取れたから」
「・・・小鳥遊、今すぐ補給室に行って『回復試験』を受けて来い」
「?」
Aクラス
「始まったね、試召戦争だっけ?」
現在、EクラスとFクラスの試召戦争が行われているため、他のクラスは自習授業になっている
「全くFクラスは、新学期早々から大事な時間を割かないでほしいわよね」
「そう思うのも良いけど、今の内に勉強してた方が良いよ?」
「どう言う意味よ?」
「いやだって・・・」
~昨日の小鳥遊家~
「始めて良いよ」
宏樹は宙斗が学校から持って帰ってきていた問題用紙でテストを受けていた、何故こんな事をしているのかと言うと「宏樹の実力が見たいから」だそうだ
数時間後
「はいストップ、採点するから貸して」
宙斗は宏樹から答案用紙を受け取り、採点をしていくと顔が驚きに変わっていった
「嘘、だよね?・・・」
Fクラス
「戦争終結!勝者、Fクラス!」
「そん、な・・・」
Eクラス代表の『中林宏美』とその他のEクラスの生徒は、宏樹の召喚獣によって自身の召喚獣を消滅させられていた
「この程度か?代表が聞いて呆れるな」
小鳥遊宏樹
数学 785点
「今のAクラスじゃ、たった一人の生徒に負けるかもしれないからね」