「それでは次の出場者、前へ」
「ワシが行こう」
「///」
秀吉が前に出ると広奈は顔を赤くしながら首を横に振ったり、秀吉を見たりを繰り返していた
「広奈は何やってるの?」
「多分『秀吉君だ!応援しないと!』『でも私は敵だから応援する訳にはいかないし』『でも応援したい、あぁでも・・・』って事じゃない?」
「・・・折角戦わせてやろうと思ったのに、仕方ないお前が行け」
「分かった・・・と言う訳でよろしくね」
「うむ、教科はお主が選ぶのじゃ」
「じゃあ化学で」
「「試獣召喚!」」
木下秀吉
化学 65点
小鳥遊浩将
化学 402点
召喚獣が召喚されると、浩将の召喚獣の肌が紫色になった
「何じゃ!?」
「僕の腕輪は体全体を毒にする『毒化』、召喚と同時に発動する仕組みになっているんだよ、だから余り触らない方が良いよ・・・僕にもね(ボソッ)」
「ん?今何と言ったのじゃ?」
「何でもないよ、それじゃあ始めるよ?『ポイズンライフル』!」
浩将の召喚獣の指から毒の弾丸が放たれ、秀吉の召喚獣は装備されている薙刀でそれを防ぐが、毒の性で薙刀が溶けてしまい、再び来た弾丸を防ぎきれず当たってしまった
「しまったのじゃ!」
秀吉の召喚獣は顔を青ざめ、秒単位で点数が減っていき、体にも紫色の電気を帯びていた
「僕の召喚獣が持っている毒は物を溶かしたり、神経を麻痺させたりするんだ、更に毒状態になると一秒で一点ずつ消費される様になっている」
浩将の召喚獣は拳を前に突き出した
「これで終わりだよ、『毒砲』!」
拳から放たれた毒の塊が秀吉の召喚獣に直撃した
木下秀吉
化学 0点
「勝者、Aクラス」
「すまんのじゃ・・・」
「気にするな、三回戦は明久お前が行け」
「僕!?ここで負けたら後が無いよ?」
「大丈夫だ、俺はお前を信じてる」
「・・・分かったよ、やっと本気を出せるのか」
広奈は前に出ると明久の言葉に後退りしてしまった
「それじゃあ、今まで本気を出さなかったって事・・・」
「その通り、僕の実力はこんな物じゃない」
「・・・」
宙斗は苦笑しながら顔を逸らした
「じゃあ貴方は・・・」
「あぁそうさ、僕は・・・左利きなんだ」
小鳥遊広奈
日本史 370点
吉井明久
日本史 0点
「ぎゃああ体があああ!!!」
「え?」
広奈の召喚獣が攻撃すると明久は召喚獣が受けた場所と同じ所を押さえながら床に転がった
「彼は『観察処分者』です、観察処分者は召喚獣の痛みを自分にも受ける『フィードバック』があるのです」
「えっと・・・ごめんね?」
教師の説明を受け、明久に謝罪するが本人はそれ所ではなさそうだ
「テストに利き腕関係ないだろう・・・」
「面目無い・・・」
「さあ!勝負はここからだ、気合入れていくぞ!」
「ちょっ雄二!お前僕のこと信じているって言ってただろ!?」
「勝つ方に信じていた訳では無い!」
「貴様に本気の左手を使う!」
「島田、明久にシメといてくれ」
「えっ?」
美波は雄二にそう言われると宙斗の方を見た
「いやよ!何でウチがそんな事・・・///」
「明久を殴るのが趣味なんだろ?」
「その趣味は・・・今日限りで止める事に///」
「(あ~、暴力振るう所を宙斗に見られたくないんだな)頑張れよ、応援してやるから」
「なっ!///」
「さあてと、次は俺が行っていいか?」
「いや、次はムッツリーニに行ってもらう」
そう言うと、康太は立ち上がり前に出た