人間界とは違う世界『グルメ世界』、そのグルメ世界の上空を一羽のカラスが飛んでいた
「ごめんねキッス、もう長い間飛んでるのに、もう少しだから頑張ってね?」
「クアァ!」
浩将はキッスと呼ばれるカラス『エンペラークロウ』に乗ってある場所に向かっていた
「一人だけフルコースが一品も決まってないのはアレだからね、丁度街の方で僕のフルコースに相応しい食材の情報も手に入ったし、この辺りだと思うんだけど・・・あった!」
暫く空を飛んでいると北海道と同じ面積の木々が生い茂る島が見えてきた
「何処にでもある普通の島みたいだけど・・・あっすいませ~ん!」
キッスは目的の島の沖合いで漁をしている漁船の方に降下していった
「ん?って!『美食四天王』の浩将!?」
「あの、あそこにある島って『ネオナチュラル』で合ってますか?」
「え?あぁ、合ってるが・・・」
「ありがとうございます・・・ここから東3キロ離れた所に行ってください、教えてくれたお礼です」
それだけ言うと浩将はネオナチュラルに向かった、漁師は浩将に言われた場所に向かうと高級魚が大量に獲れたそうだ
浩将はキッスから降り、ネオナチュラルに上陸した
「ありがとキッス、帰りもまたお願いね?」
「クアァァァ!」
キッスは翼を広げ飛び立っていった、浩将はそれを見送ると入口であろう森に向き直った
「さてと、目当ての食材もだけど、何か珍しい食材でもあったら持って帰るかな」
「ただいま~・・・あれ?浩将居ないのかな?」
「暇してると思ったから、島田さん達も連れて来たのに」
「後お土産も、あっ取り敢えずあがって」
宙斗達がリビングに入ると机の上に紙が置かれていた
『フルコースのメニューを探して来る、
夕飯までには帰るね 浩将より 』
「そう言えばアイツだけ決まってなかったな」
「どうする、助けに行く?」
「いやいや、場所が分からないと助けに行けないから」
「さっきからお主等は何の話をしておるのじゃ?」
「・・・皆も行ってみる?」
『?』
「連れて行くのか?」
「僕らが居れば大丈夫だと思うし、それに僕達も行ったら早く終わるだろう?」
宏樹は息を吐くが仕方ないと言う顔をしていた
「分かったよ、お前等・・・向こうに行ったら俺達から離れるなよ?」
『え?』
「それじゃあ行きますか、グルメ世界に」
「・・・如何しよう、迷った」
浩将は絶賛迷子中だった
「それにしても何処にいるのかな・・・『フォレストドラゴン』」
オリ地名『ネオナチュラル』
オリ食材『フォレストドラゴン』
詳細は次回で