ウール大陸から戻ってきた宙斗達はIGO内にある訓練施設らしき所に来ていた
「おっ戻ったか?」
「どうだ、BBコーンは・・・何かあったのか?」
宏樹は宙斗の顔を見て真剣な顔つきになった
「・・・美食會の奴が現れた」
『!?』
「美食會って何?」
「『
「そんな奴等が何で宙斗達の前に現れたんだ?」
「恐らく、力を付ける為じゃろう・・・グルメ細胞の事は聞いておるな?」
「グルメクラゲから取れる細胞ですよね?それがどうしたんですか?」
「グルメ細胞は美味い食材を食べれば食べるほど成長し、能力が上昇するって前に話したよね?でもグルメ細胞はある程度成長すると『壁』にぶつかり、成長が止まるんだよ」
「その壁を打ち破った時、細胞は更なる進化を遂げて飛躍的にパワーアップするんだ、だから奴等は食材を集めてるんだろう・・・おい、まさか親父!」
「その通りじゃ、近い日にGODがグルメ界に姿を見せるそうじゃ、GODが手に入れば奴等はこの世の全ての食材を牛耳る事が出来るからのう」
宏樹は一龍の近くまで来た
「親父!次に狙われる食材は何なんだよ!」
「・・・聞いて如何する?」
「決まってる!その食材の所に行ってあいつ等を倒すんだよ!」
「今のお前では無理じゃよ」
宏樹は一龍の胸倉を掴んだ
「やってみなきゃ分からねえだろ」
「止めろ宏樹、親父の言う通りだ」
宙斗に言われ、宏樹は手を離した
「まあ次に狙われる食材の見当が大方ついておる、じゃがその食材が姿を現すのは三ヶ月も先じゃ」
「なんて食材なんだよ」
「百年に一度しか現れない食材、『センチュリースープ』じゃ」
「センチュリースープって、幻のスープじゃない!」
「百年に一度の時期が今って事か」
「まあその三ヶ月の間は元の世界で生活するなり好きにするといい・・・そうじゃ、すっかり忘れておった」
すると扉が開き料理の乗った皿を持った職員が現れた
「それって、グルメクラゲじゃないか!」
「うむ、明久の奴が美食屋になりたいと言ったのでな、今では人間の細胞をあれこれしてそいつに適合するグルメクラゲを探して当てる事が可能になってな、見つからん時が多いが」
「あれこれって?」
「企業秘密じゃ」
その後、明久は見事グルメクラゲと適合しグルメ細胞を手に入れたのだ
「今日は色々あったね」
「でも三ヶ月か、結構長いな」
「まあ良いじゃねえか、ついでに試召戦争も出来るんだ」
「あれ?負けたクラスは三ヶ月間は宣戦布告が出来なかったような・・・」
「僕が学園長に話をつけたんだよ、あれは模擬試召戦争だからFクラスの負けは取り消して欲しいって」
「と言うわけで、俺達Fクラスは明日、Bクラスに宣戦布告をする」