文月学園の体育館で明久を囲むように宙斗、宏樹、浩将、広奈の四人が立っていた
「10連釘パンチ!」
「!」
宙斗の釘パンチを明久はまな板の様な壁で防いだ
「10連を防いだ!?」
明久は広奈に向き直ると、左手から氷塊を作り出し弾丸を放つように広奈に投げつけた
「『フライ返し』!」
広奈は自分の髪の毛を使い明久の氷塊を跳ね返した
「危なっ!」
明久は跳ね返ってきた氷塊を肉叩きのオーラを纏わせた右手で砕いた
「うん、大体分かったよ、明久の能力は料理に関係する動作だね」
「動作って焼くとか?」
「今見たのだと、氷は冷却、まな板だと防御だね」
「そうだな、『板シールド』に『肉叩きパンチ』って所だな」
「他に色んな能力がありそうね・・・明久君、他の技も見せてくれる?」
「お腹が減ってそれ所じゃないです・・・」
明久は息を上げながらorzの体制になっていた
「カロリーの消費しすぎだな、よし明久、今日は家に飯食いに来い」
「えっ!いいの!?」
「色々食材を用意してあるから、明久に適合した食材があれば良いんだけど」
「そうだな、それじゃあ帰るか」
「そうだね、あっ僕寄りたい所があるから先に帰ってて」
「分かった、早めに帰って来いよ」
本屋
「すいません、本の予約をしていた小鳥遊です」
「はい、頼まれていた本なら届いていますよ」
浩将は店員から本を受け取り、店を出ようとすると見覚えのある姿があった
(秀吉?いや、電磁波と服装からして優子だな)
浩将は優子に声を掛けようと近づいた
「ゆ・・・「あった~!やっと見つけたわ!」?」
優子は目当ての本を見つけるとそれを手に取り上に掲げた、やけに『薄い本』を
「はぁ~、美少年ってやっぱり最高、この信二が健を鈍器で襲い掛かるシーンがまた「あの優子さん?」え?」
「「・・・」」
「ひっ浩将!?なっ何でここに!?///」
「予約してた本を取りに来たんだ、それで優子は何を・・・」
浩将は本棚の上にあるジャンルの札を見た
「ボーイズラブ、男の子の恋愛って事?優子はこう言うのが好きなの?」
「うっ・・・はい///」
優子は顔を真っ赤にして俯いた
「へぇ~、あっそうだ優子も今から家に来る?」
「へ?」
「明久にご飯ご馳走するんだけど、秀吉も呼んで皆で食べようよ」
「うん、それは良いんだけど・・・なんとも思わないの?」
「何が?」
「私がその、こう言うのが好きで・・・」
「好みは人それぞれだし、変だとは思わないかな?それにいくら同姓の恋愛に興味があっても優子は優子だからね」
軽蔑された、そう思った優子だったが浩将に笑顔でそう言われ顔を赤くした
「へっ///(ドキッ)」
「如何したの?」
「う、ううん!何でもない!先に行ってて!私これ会計済ませた後秀吉呼びに行くから///」
「家隣なんだし一緒に行こうよ、会計ぐらいなら待ってるよ?」
「そっそう、なら外で待ってて!すぐに行くから!///」
浩将は頷くと店の外へと出て行った
(何これ、さっきから胸が・・・///)
浩将のヒロインは優子に決定しました。