宙斗達は休憩を少し早めに切り上げ、センチュリースープ捕獲に向かった
「宏樹、ここから先は頼むよ」
「ああ、任せとけ」
宏樹は息を大きく吸い込んだ
「『エコーロケーション 反響マップ』!」
「宏樹君は何をしてるんですか?」
「超音波を発して、この氷山一帯の地形を把握してるんだよ」
『超音波?』
「僕達四人は、グルメ細胞のお陰で人間よりも優れた能力を持ってる、僕は鼻が優れていて、普通の人間の一万倍の嗅覚を持ってる」
「優子には前に説明したと思うけど、僕は視力、常人の数百倍の視細胞があって赤外線から紫外線まで見る事が出来る」
「私は感覚、髪の毛の先端から、太さ0.1ミクロンの触覚を出てるんだけど、髪の毛によって冷点、温点、圧点、痛点を感じることが出来るの、因みに私の触覚、センサーは約25mまで伸せるわよ」
「そして宏樹は耳、聴覚だね、最大で70キロの音を聞き分ける事が出来るんだ」
「・・・ん?」
歩いている宏樹が動きを止めた
「如何したの宏樹?」
「・・・来たぜ、美食會の奴等が」
ドガーン
突然、爆発音が辺りに響いた
「なっ何!?」
「奴等が爆発虫をばら撒いて、起爆虫を使って爆発させたんだ」
「虫・・・と言う事は」
宙斗達は氷山の洞窟から巨大な氷柱が立った場所に出た
「いや~君達が美食屋四天王かい?」
宙斗達が声の下方向を見ると、桃色の髪に昆虫の羽根のような物を背中に付けた男が立っていた
「僕は美食會副料理長、トミーロッドよろしくね」
(やっぱりトミーか・・・)
「君達もセンチュリースープを手に入れようとしてるんだよね?でもそれは無理だよ、何故なら・・・君達はここで死ぬからね!」
トミーロッドは口から大量の虫を吐き出し、宙斗達に放った
「ポイズンドレッシング!」
浩将が指から毒を虫たちに振り掛けると、虫たちは地面に落ちた
「厄介だな、おいお前等!向こうに洞窟の入り口がある、そこからセンチュリースープがある場所に繋がってる」
「僕達がこいつを相手するから、みんなはセンチュリースープをお願い!」
「広奈、みんなを頼むぞ」
「分かったわ、行くわよみんな!」
広奈が先導して明久達は洞窟に入っていった
「広奈が減ったけど3対1、こっちが有利だよ?」
「ハァ?誰が一人だって?」
トミーの後ろから巨漢の男『バリーガモン』と赤いジャージの様な物を着た男『ボギーウッズ』が現れた
「そりゃあいつ等も居るよね、如何する?」
「オーケー、んじゃ俺はバリーガモンを相手する」
「僕はボギーウッズを相手する」
「じゃあ僕はトミーだ」
三人は身構えると、三人は背後に威嚇の際に使うオーラを発生させた