バカ達の世界に来た転生者達   作:ウィンド

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34話

到着した頃には既に夕方になっており、海へ行くのは明日にして今日はバーベキューをする事になった

 

「美波、そろそろ教えてよ!」

 

明久達男子メンバーと美紘がバーベキューの準備をしている間、美紘を除く女子メンバーは移動中に行った心理テストの答えを美波から聞き出そうとしていた

 

「良いわよ、男子が居なくなったら言おうと思ってたから、緑は友達、オレンジは元気の源、青は・・・」

 

『青は?』

 

「・・・好きな人」

 

暫く沈黙が続くと広奈と優子はボンッと音を立て顔を真っ赤にした

 

「へっ!えっとつまり秀吉君は私の事・・・(プシュ~)///」

 

「浩将が、私の事を・・・///」

 

「これで自信がついたでしょ?これを機に告ってみたら?」

 

「うっうん、頑張ってみる///」

 

「面白そうな話してるな」

 

すると宏樹が美波達の下にやってきた

 

「宏樹君!女の子の話を盗み聞きするなんて酷いですよ!」

 

「悪い、俺も聞くつもりはなかったんだがな・・・それと木下、あいつに告るのは構わないが、覚悟は出来てるのか?」

 

その言葉の意味を知っているのか、広奈は顔を暗くした

 

「かっ覚悟って何よ・・・」

 

「あいつを、浩将を受け止める事が出来る覚悟だ」

 

「受け止めるって、何を?」

 

「・・・あいつに直接聞け、その方が良いだろ」

 

宏樹は明久達の所に戻っていき、暫くすると音弾が飛んで来た

 

『浩将と秀吉を呼び出しといてやった、後は頑張れよ』

 

「えっ!いっいきなり!?///」

 

「如何する広奈、練習する?」

 

「・・・する///」

 

「私は浩将の所に行って来る!」

 

 

 

 

「はっ、話とは何じゃ?///」

 

「えっと、その・・・///」

 

借りていた宿泊施設のリビングで二人は顔を赤くしながら立っていた

 

「秀吉君は、料理とか出来る?」

 

「まあ母上が仕事で居らん時は姉上とよく交代で作っておる」

 

「そっか・・・私美食屋だから、料理とかあんまり得意じゃないの、だから自分のフルコースメニューを調理したり、してくれる人がいないの・・・それで、もし秀吉君が良かったらなんだけど・・・私の、コンビになってくれない?///」

 

「ふむ・・・ん?」

 

すると秀吉の顔が赤くなっていった

 

「ダメ、かな?」

 

秀吉は息を整え、一度冷静になった

 

「そんな遠まわしな言い方をせんと、ちゃんと恋人になって欲しいと言えば良いじゃろう」

 

「うん・・・」

 

「まあ、断る理由も無いのじゃ、ワシもお主が好きじゃからな」

 

「!それじゃあ・・・」

 

「うむ、これからよろしく頼むのじゃ」

 

広奈は足の力が抜けたのか、その場に座り込んだ

 

「大丈夫か!」

 

「うん、ちょっと力が抜けちゃって・・・」

 

その様子を美紘が窓から見ていた

 

「良かったねお姉ちゃん」

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