「途中退席した!?」
試験が終わり、家に戻ると宏樹が試験を途中退席をしたと告げられた
「おう、女子が風邪で倒れたのに教師が平然と突っ立ってるからさ、頭に来て傍にいた男子も連れて保健室に「ちょっと待って!」何だ?」
「その女の子、姫路ってっ呼ばれてなかった?」
「ああ、呼ばれてたぜ、男子の方は吉井明久って言ってたぜ」
宏樹が放った言葉を聞くと、宙斗は壁に手をついた
「如何した?」
「その女の子は『姫路瑞希』、そして『吉井明久』この二人は・・・バカテスの、主要人物だよ」
「・・・マジで?」
「マジで」
「宏樹さん、いきなり主人公に会っちゃったんですか?」
「そうなるな・・・って浩将と広奈は?」
「買い物です、お鍋とか食器とかの」
「にしては遅いな、家からそう距離は無いはずだけ「ただいま~」あっ帰ってきた」
「遅くなってごめん、途中で道に迷っちゃってさ」
「よく帰って来れたな」
「ここまで、浩将みたいな男の子に送ってもらったの、そう言えば凄い古風な喋り方だったわね『ワシ』とか『じゃ』とか・・・」
(ん?)
「しかも驚くことに、その子の家隣なんだって」
広奈がそう言うと宙斗は勢いよく外に出て行った
「如何したの宙斗・・・」
「テリー顔負けのスピードだったな」
しばらくすると宙斗が戻ってきた
「浩将みたいな男・・・古風口調・・・木下・・・」
『?』
「多分そいつは『木下秀吉』・・・主要人物の一人だ」
「「え?」」
「二人も会ってたのか」
「そっか・・・秀吉君って言うんだ・・・///」
((ん?))
「名前聞いてなかったんですか?」
「聞くの忘れてたんだよ、その子広奈がお礼言ったら顔赤くして帰っちゃったからさ・・・風邪だったのかな?」
「「・・・」」
「宏樹、ちょっと・・・」
「ああ、俺もちょっと用が・・・」
すると二人は部屋の隅で肩を組んでいた
「どう思う?」
「思いっきり立ってるだろ、フラグ・・・しかも互いに」
「秀吉君・・・///」
木下家
(凄く可愛かったのじゃ///)
少年、木下秀吉は広奈の事を思い出し、顔を赤く染めていた
「秀吉~帰ってるの?・・・居ないのかしら?」
そこに秀吉と瓜二つの少女が部屋に入ってきた
「何だ居るじゃない、返事ぐらいしなさいよね」
「・・・のう、姉上よ」
「何よ?」
「実は、好きな女子が出来たのじゃが・・・///」
「ふ~ん・・・はあ!?」