インフィニット・ストラトス 新たな闇(試作物) 作:赤バンブル
IS本編には言う直前の話です。
批判はお断りですが意見のコメントよろしくお願いします。
地球から遠く離れたある惑星。
何も変哲のない星で一人の銀色の超人が降り立っていた。彼の名はゾフィー、M78星雲、光の国の宇宙警備隊隊長であり、胸と肩にある突起スターマークが特徴のウルトラ戦士である。彼がこの星に降り立ったのは宇宙パトロールの途中謎の宇宙人が自分を追っていたことを悟ったからである。
「どこに隠れている!姿を見せろ!」
ゾフィーは周囲を警戒しながらあたりを見回す。その直後、彼は背後から殺気を感じ素早く避ける。彼のいた場所には光線があたり大きなクレーターを作った。
「!お、お前は!」
ゾフィーは敵の姿を見て驚く。姿は異なるが明らかに自分達ウルトラ族に似た体形、黒いボディと赤い目、そして胸の紅いカラータイマー。その姿は自分達の星雲から離れたZ95星雲ピカリの国の種族に似ていた。しかし、いくら彼らの種族でもこのような悪態の者はいない。
「ジュワッ!」
黒い超人は拳にメリケンを出現させゾフィーに殴りかかる。
「やめるんだ!」
ゾフィーは攻撃を避けながらも黒い超人に呼びかける。黒い超人はそれにかまわずゾフィーに攻撃を続ける。
「やむを得んか。」
ゾフィーも説得を諦め攻撃に移る。
二人の攻防は互角に見えていたが徐々にゾフィーが押され気味になっていた。
「この戦闘スタイル・・・・どこかで見たような・・・」
ゾフィーは殴られながらも何かを感じていた。この超人は明らかに自分の動きを学習している。それだけではないこの戦い方は明らかにどこかで見たことがある。超人は一旦距離を取ると高く飛びあがり、左足を赤く発光させる。
「ジュワッ!」
「あれはまさかレオキック!」
ゾフィーは即座に避ける。しかし、黒い超人は体を高速に回転させ狙いを修正させ、ゾフィーにキックを決める。ゾフィーのカラータイマーは赤に点滅し始め、動けなくなった。
「・・・・・」
黒い超人はゾフィーに近づいて行く。
「だ、だめだ・・・・体が動かん・・・・」
ゾフィーはその場で気を失ってしまった。
M78星雲宇宙警備隊本部
ゾフィーはその後、偶然近くに来ていたタロウに発見され光の国へを送られすぐに集中治療室に送られた。ダメージはひどく、相手が止めを刺さなかったのが幸いだと言えた。その間に宇宙警備隊ではゾフィーを襲った者を捜索、及び調査に出たが手掛かりは何一つ手に入らなかった。
「ゾフィーを襲った犯人はまだ発見できないのか?」
大隊長ウルトラの父は会議で他の隊員の報告を聞いていた。
「発見された星周辺のを調査してみたのですが特に逃げ込めそうな場所はありませんでした。」
調査に出ていたメビウスはゾフィーが襲われた惑星周辺を調べたが犯人の痕跡は見当たらなかった。
「しかし、一体誰が襲ったんだ・・・」
ウルトラマンは頭を抱え考える。そこへ集中治療室に行っていたタロウが戻ってきた。
「どうだった?ゾフィー兄さんは何か言っていたか?」
Aは気にするように聞く。
「意識はまだ戻っていませんが唸るようにこんなことを言っていました。」
「どんなことをだ?」
「ピカリの国の戦士だとかなんとか。」
「Z95星雲のか?あそこの種族は我々同様に侵略とかの目的はないはずだし、ゾフィー兄さんを悪阻った犯人だとは思えないが・・・・」
セブンは腕を組みながら言う。
「この事件の犯人はゾフィー兄さんが目を覚ますまでは手掛かりが掴めないな・・・」
ジャックはため息をついた。
レディベンゼン星人の円盤
「流石よ、シャドー。初の実戦で宇宙警備隊隊長をあそこまで傷めつけるなんて。」
レディベンゼン星人こと影美は宇宙船に帰還したシャドーを褒める。
「今までのウルトラ戦士及び怪獣・宇宙人のデータを元にしたシュミレーション訓練を積ませた結果があったわ。でも、どうして止めを刺さなかったのかしら?」
影美はシャドーを見ながら言う。シャドーはしばらく無言ではあったが口を開く。
「ワカラナイ、私モ何故カ刺サナカッタ。私ニマダ欠陥ガアルノデハ。」
「まだ、人間としての感情が残っているのかしら?」
影美は不思議そうに言う。
「でも、まあいいわ。それは施設に戻ってから再調節すればいいんだから。」
そして、影美は円盤の操縦を始める。
「あなたはまたカプセルで休んでいなさい。」
「ハイ。」
そう言うとシャドーは船のメディカルルームへと行こうとする。
「あっ、そうだ。シャドー。」
影美はシャドーを呼び止める。
「ドウシマシタ、マスター?」
「あなたにはIS学園に入学してもらうわ。」
「IS学園?」
「あなたは憶えていないだろうけど人間社会への潜入ってところかしら?それには学生と言う身分についていた方が都合がいいわ。戻ったらデータをインストールするから分かったわね?」
「了解。」
そう言うとシャドーは今度こそメディカルルームへと向かった。
「楽しみね、かつての兄妹がまさか改造された超人だとは思わないでしょうからね。」
影美は一人で笑った。一方のシャドーもカプセルに入り休眠状態への進行中に薄れゆく意識の中で一人の少女に姿を見た。顔はぼやけて分からないが何か懐かしいように感じた。
「・・・・・ダレダ、オマエハ・・・・」
そう言いながらもシャドーは地球に帰るまでの休眠状態へとなった。
この作品、取り敢えずウルトラゼロファイトとか終わった後の話ですが一様IS世界も多次元宇宙の一つの世界です。ゼアスの出演も考えていますが続きを書けるかどうかわかりません。コメントよろしくお願いします。