今度こそ頑張るっす(๑•̀ㅂ•́)و✧
俺こと『黒野・ZERO・くろん』はある日1匹の謎の生物と出会った。
「えっと…何?これ」
「ウニュ?」
その生物はお餅に猫耳が生え猫の尻尾が生えたような生物だった…。
あまりにも不思議だけど何か可愛らしい感じはする…。
投げ出そうにも可哀想と感じて投げ出すことが出来ない…俺はこの子をどうすればいいんだろう。
「ウニュゥゥゥ!!!」
プニッ…。
白い謎の生物は俺に体当りしてきたみたいだが…柔らかいからなのか、弱いからなのか白い生物は跳ね返った。
もちろん何の痛みも感じなかった。
「だ、大丈夫ぅ?」
「ウニュゥ…」
なんか俺が悪いみたいになってる。
とりあえず俺は白い生物を手をおわんのようにしてその上に乗せて台所へ行った。
『くろんの家 台所』
「ウニュゥゥゥ!?」
「いや、君は食べないよ…お昼回ってるからお昼ご飯作ろうとね。」
「ウニュゥッ!」
どうやら喜んでいる様子。
この子がどこから来て何の用があるか分からないけど、俺はこの子をどうすればいいのだろうか…。
今すぐにでも潰して醤油掛けて食べたいくらいだけどさ。
こんなカワイイの…食べたら後悔しそうだよ。
「君さぁ…何なの?」
「ウニュ!」
「んー?ポニョ?」
「ウニュゥッ!」
プニッ。
また謎の生物は攻撃しようとしたが跳ね返った。
何を言っているのか分からない。
真顔で料理している俺の横で突然謎の生物は…。
ピカァァァァン…。
「うわっ!?今度は何?」
「ぷはぁ…。」
「げっ!?」
謎の生物は銀髪の小柄の女の子に変形した。
それも全裸。あの状態から人になったら服が消失するのかなぁ…不便だろうなぁ。
すると少女は口をふくらませた…。
「え…何?俺のんか悪いことしたっけ?」
「…ご主人様…扱いひどいです…」
少女は次から次へと訳の分からないことを発言していった…。
話についていけない、ご主人様?扱い?俺はこの少女とは初対面だし主を気取った事なんてない…。
一体この少女は何を言っているんだ?
「ごめん…正直話についていけないよ。」
「…まぁ、そうですよね…」
少女は悲しそうな顔でそう言った。
「と、取り敢えずさぁ…俺と君、初めてあったことにして、自己紹介とかしよ?」
「は、はい…わ、私はぁ…え、えっと…あ!名前はまだないです!」
「えぇ…何それ…とりあえず俺はーーー」
「黒野・ZERO・くろんですよね?知ってます。」
ガタンッ…。
「…え、えっと…すいません…?」
「あ、お、俺もごめん。」
俺が怒った理由…それは単純なこと…ZEROの名はあまりに人類という生き物にとっては喜ばしい名前ではない…。
簡単に言えばZEROの名を持つものは人間の恥と言われるんだ…昔の人たちは自分の縄張りを持ち、勝手に入り込んだ奴を排除する…それが昔の日本。
しかしその時代にZEROの名を持つ者達は縄張りに入ってきたものを排除するのではなく…自ら縄張りに入り縄張りの持ち主の首を取りそこをZEROの縄張りとして無理やり扱っていた。
かつてのZEROは…人類その物の敵…今ではそのせいでZEROの名を持つものは嫌われる。
俺はこうして怯えて、隠れてく生き方しかできないんだ。
「こ、今後俺の事はくろんでいいよ…なんか…殺したくなっちゃうんだ…怒ると。」
「…いえ、ご主人様は私のご主人様です…」
「だからさぁ…何言ってんの?」
「嫌ですか?」
「…寝る。」
俺はそう言って自分の部屋に戻りベッドに潜り込みふと考えた。
ZEROの名は嫌うやつも入ればZEROの名をほしがる奴もいる…しかし俺は嫌う側だ、ZEROを生きてる俺を嫌う側だ。
もし、名前を改名できるのならば…解明したいくらい。嫌いなんだよ。
だって、ZEROの血を体で流している奴らは皆怒ると誰でもいいから人を無性に殺したくなる性質になってしまう。
まるでゾンビの様に人を殺したくなり、食べたくなるくらいいかれる…。
だから嫌なんだよ…人を殺したくなるのはいいさ…本性なんだし…けど、無差別に人は殺したくなるもんじゃない。
俺の中のZEROが…俺を操る。
「くそ…なんで俺は生まれてきちゃったんだろうか…。」
カチャン…。
「何のよう?」
「ZEROの名を口に出したのは謝りますので…どうか許してください。」
「…いいよ、許すから出てってよ…殺すよ?」
「それでは私はここを出ない選択肢を選びますね?」
すると少女は俺に近づく。
「ご主人様が信じるか信じないか分かりませんがいわせてもらいます。」
「…何?」
「ZEROの名を持つ人達は…今この世界を変えようとしています。」
その言葉に俺の体はピクッと動いた。
ZEROの人間がこの世界を変えようとしている…。
勝手にやっていてくれても構わない…普通の俺ならそう思う…。
しかし、問題はそこではない、ZEROが『どう』この世界を変えようとしているかだ…。
いい世界、ZEROがいい奴と思われる世界、犯罪のない世界…確かにいい世界と言うと多々思いつくけど。
ZEROが作る世界と言ったら…『支配の世界』しか頭には浮かばない。
だめだ…。
「ど、どこにあるの?その組織の基地は。」
「…アメリカの地下にあります。安心してください、皆さん日本語ペラペラですよ?」
「君はいったい…何者なの?」
「…私は簡単に言えばご主人様のペット?ですよ?」
「…なんか勘違いされそうだから友達ってことにしといてね?」
俺はすぐさま旅行バッグに服や食べ物、飲み物、お金、生きていく上で必要不可欠の物をバッグに詰め込んだ。
ZEROが何を企んでいるかわからない、けど、ZEROの中に1人だけこの世界をいい方に変えようとしてる奴がいるんだよ…。
それが俺なんだ、俺しかZEROの脳ではなく、人間の脳を持てるんだよ…。
考え方はZEROの考え方じゃない…人間そのものの考え方なんだ。
「お金はあるんですか?」
「…泳いでいくよそんなの」
「海で泳いで行き、アメリカの領域に入ってしまえば…打ち抜かれますよ?」
確かにそうだ、勝手に他国の領土、領海、領空に入ったら生きてはいられない…。
だったらどうするの?
だって招待されてるんだよねぇ、俺…なのに行けない?だったら招待券…は…。
まさかっ!?
「…べ、別に上げないなんて言いませんけどぉ…」
少女は招待券を後ろに隠していた…。
しかしその少女の顔は…ゲス顔だった。
「どうしたらそれくれるわけぇ?」
「大好きだよ?って言ってくれたら上げます……別に言わなくてもいいですけど。」
「…大好きだよ」
俺は真顔でそう言って少女の手から招待券を無理やり取った…。
あ、あれ…招待券…一枚しか無い。
続く
多分ですが投稿は早めになります。