さて。唐突な上に今更だが、自己紹介をしておこう。
総武高校2年、比企谷八幡
将来の夢は専業主夫、座右の銘は「押してダメなら諦めろ」
好きなものは妹である小町と天使な戸塚と千葉のソウルドリンクMAXコーヒー。
目こそ腐っているが、顔はそこそこイケメンな部類。
但しぼっち。
親しい友達はおらず、コミュ力は皆無。
…さて、ここで問題です。
そんな俺が突然、多数の人間に注目される場に放り込まれたら一体どうなるでしょう??
1.キョどる
2.キョどる
3.キョどる
「『キョどる』しか選択肢無いじゃないですか!わたしが『戻った』時、周りにいた人全員に凄い変な目で見られましたよ!今後の学園生活に支障が出たらどうするんですか!?」
「す、すまん」
「謝るくらいなら早い所更生して、そのマイナスまでぶっ飛んでる壊滅的なコミュ力を鍛えたらどうなんですか!っていうかそうしてもらわなきゃこっちが迷惑です!」
奉仕部の部室に一色の叫び声が響き渡る。
一色さーん?今、全然あざとくないですよー?
「ま、まあまあ…ちょっと落ち着こうよいろはちゃん。怒るのは分かるけど、ヒッキーに悪気があったわけじゃないし、やっぱいきなり『あんな』状況になったら誰でもテンパっちゃうよ」
一色の様子を見かねた由比ヶ浜が仲裁しにきた。
「でも結衣先輩!この人は私の体で…全校生徒の前で!あんな痴態を晒したんですよ!万死に値します!」
「痴態って…人聞きの悪い言い方するなよ…」
「なにも間違ってないじゃないですか!どうしてくれるんですか!責任取れるんですか!?」
一色がマシンガンのように責め立ててくる。
どうしてこうなった…
ことの発端は今日の朝まで遡る。
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改めて『ふうせんかずらをぶん殴る』なんて決意をしたはいいが、特に出来ることがあるわけでもなく。
多少もやもやした気持ちを抱えながらも、俺は普通に学校に来ていた。
今日は週に一度の全校生徒を集めての朝礼。一色はそこで、生徒会長としてスピーチをする予定だったのだが…
そこで事件は起こった。
いざスピーチを始めようとした時、俺と一色の『人格』が入れ替わったのだ。
突然全校生徒の前に立たされた俺は当然の様に混乱&狼狽。
なんとか状況を把握して、手元にあった紙に書いてある通りにスピーチをしようと試みたものの…途中で噛んでしまい。
周りの---特に俺の身体に入った一色の---視線に耐えながら壇上を降りた。
つまるところ。
俺は今朝、「生徒会長 一色いろは」の顔に泥を塗ってしまったのだ。
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「…確かにゴミ谷君のコミュ二ティ能力には問題があるし、更生はさせなければならないけれど…
今回の件に関しては、一色さんにも責任が無いわけではないのよ?
ああいうスピーチがある事を教えてくれればもう少し対策の取りようもあったのに…」
ずっとだんまりだった雪ノ下だが、ここで口をはさんできた。
いや待て、ゴミ谷君ってなんだゴミ谷君って。
大体、雪ノ下のコミュ力なんて俺と大差ないだろうに…
あ、雪ノ下がめっちゃ殺意のこもった目で俺を睨んできた。
やめて!八幡のライフはもうゼロよ!
「うっ…そう…なんですけど…ただ、一昨日急にスピーチが決まって、しかも昨日『あんなこと』があったじゃ無いですか。
話すタイミングが無かったというか…」
『あんなこと』と言うのはやはり、<ふうせんかずら>の事だろう。
…仕方あるまい。今でこそ明るいが、昨日、由比ヶ浜は泣いてしまうほど精神的に追い詰められた。
一色も余裕なんてなかっただろう。
なんとかして実害が出る前に対策を取りたかったが、責められるものでもない。
「…仕方ないわね。でもそろそろ比企谷君を責めるのは打ち切ってもらってもいいかしら?本題に入りたいのだけれど…」
「分かりました…」
一色は渋々頷く。
雪ノ下の言葉のお陰で俺は解放され「また後でお話ししましょうね、せんぱい」てなかった…ふえぇ
一呼吸置いてから、雪ノ下が口を開いた。
「それでは、反省会を始めましょう。もちろん、今朝の朝礼のことも含めてね。」
…え、結局この話続けるのん?
4日空いただけなのにかなり長い間投稿して無いような感覚になりました(笑
次回もまた3-4日後の投稿になります
ではでは、今回も読んでいただきありがとうございました!