資源3チーム
「早く見つけるぞ」
「了解」
「敵影なし!」
資源3のチームの視界に敵はない
だが死角に敵はいるのだ
恐ろしく強い
クィーンが
「遊べるくらいの実力はあるのかしら?」
そう呟き敵は彼らの頭上から攻め方を考える
「どうやって殺そうかしら、5分は持ってほしいわね」
そう言い彼女は武器を取る、黒い和服を動きやすく短く、切れ目を入れたような服、そして武器は細長い刀だ、強い衝撃で簡単に壊れそうな細い刀だがその刀身は淡く輝く赤で、その強度は予想がつかないほどの硬さだ
「さあ、試させてもらおうかしら!」
そう言って木を蹴り、地面に着陸する、砂煙り、周りの誰もが困惑しながら武器を構えただろうカチャカチャと音がする
「だ、誰だ!」
そんな声に答える気なんてない、この長い刀を左手で持っているが、それを支点とし、右手を力点して刀を振るう、風をきる音とともに刃が何かを切り裂く感覚と悲鳴が聞こえてくる
「ああぁっ!!」
「斬られっ…回復を!」
そして次、今回は殺すなと言われているからある程度遊ぶだけにしようか
「初めまして、貴方方の敵の駒、ダイヤの12、クィーンって呼ばれてるわ、貴方方を殺しに…いや、殺すのは今度で挨拶に来たのよ」
「……」
誰かが切ったヤツを回復させてしまったわね…そして周りの敵は私を殺そうとしているわね…
ピッ
あら、11も攻撃を開始したいらしいわね
「そうそう、幾つか教えてあげる、実は私駒の…いえ、幹部の中で12番目の位置にいるの、そして幹部は全員で13人、これでわかるかしら、そう、私って弱いらしいの、あとあなた達のお友達、今から酷い目に合うみたいね、帰ったらお互いにボロボロじゃないのかしら」
あらあらわかりやすいアイコンタクトね、その弓を放っても、私には当たらないのに
シュッ
弓が放たれる
「ふふ…」
横に1歩、そして前に1歩、これで矢はかわせた、そしてどう仕留めようかしら?
「刀円死華」
体を回転させながら軽く飛ぶ、そして落下と同時に斬り下ろす、回転に合わせクルクルと、スキルの名前の通り刀が円を作り、死の華を咲かせる
「ッ!」
「あ…!」
回復魔法を使う子と双剣士のような金色の剣を二本持った子はダウンしたわね、後方から忍、首を狙っているのでしょう
「あなた空中での移動はできるのかしら?」
峰を向け左に一歩
「なっ…!」
死角から確実に仕留めたとでも思ったのでしょうね、峰をその忍の首に当て地面に向かい振り抜く
「がっ…!」
ぐしゃりと小気味いい音がする、残り2人、魔法使いさんは巻き込まないように攻撃はできず弓師は撃ってもかわされるのを理解し、戦略を考える
「さて、次は誰かしらね?」
そうは言いながらも決めている、あの魔法使いさん
長い刀と共に舞う、魔法使いの方に一歩踏み込み峰を首に当てながら言う
「動くと飛ぶわよ、その首」
スタスタと魔法使いの方に歩き捕まえる
「大人しい子は嫌いじゃないわ、さて…弓師の子はどうしてくれるのかしら?何もできずに倒れちゃう?」
唇を噛み締め何もできない自分を悔やむよう
魔法使いの子に峰ではなく刃を向ける、そして弓師に近づく
「お終いね、さようなら」
峰で弓師をなぎ払い、魔法使いは後頭部を掴み地面に押し付ける
「まあ、楽しかったわ、でも相手になるくらいには強くなってちょうだい」
そう言い12は消えた、その場にはボロボロの人間しかいない
回復もできず動けないまま…
ネロ著