鯖民がリアルデジタライズしたようです   作:棃音

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謎の場所

北へどれだけ進んだだろう

山岳が道を阻み山を登りながら進んでいる

 

「……はぁ…きっつ…」

 

戦闘の後にこれはキツイ

 

ずっと歩き続け登り続ける

 

2時間は経っただろう時に異変を感じ取る

 

少し後ろは綺麗な資格のブロックの世界、だが目の前はボコボコとした普通の場所…いや、リアルのような場所だった

 

「ここは…」

 

「そうだナ、言うならバ地形を読み込めず向こうの世界のデータを基盤にしちゃった感じだネ」

 

後方からの声、振り返るタイミングに武器を向ける

 

「おっト、やめたほうがいいヨ?そちら側でハ武器が使えなイ」

 

ジャックだった、全員の表情が険しくなる

 

試しに引き金を引く、が、1と0となり消えてしまう

 

「ここは仕様の外側、仕様外のセカイ、君たちハセカイノカゴを失イ、武器を失うのサ」

 

「なら…そこに踏み込めば武器を叩き込めるんだよなぁ!」

 

「そうはいかないヨ?」

 

影の小さいバージョンが現れる

 

「喰エ!喰い殺してしまエ!」

 

人一人程度軽く飲み込めそうな大きさだ、地面を喰らいながら進みこちらに向かってくる

 

「……!」

 

「フフフ…君たちの目的のものはもう目の前だけド、諦めてみル?」

 

ジャックが指す先には小さな小屋があった

 

「ソコにはキミたちの探ス外のセカイの食料があるのサ、でモ、キミたちは、ここで死ぬんだけどネ」

 

気づけば影は3体いた、こちらを囲むようにぐるぐると回っている、地面が抉れこちらに円が縮みながら迫ってくる

 

「絶対絶命、ダネ」

 

どこかで見たような光景だった、まるで漫画のようだった

だが漫画のような力はない、どうするか

 

「……3体の隙間は6m…次のやつがそこを通るまで約4秒…いける」

 

順に間を通り抜ける

だが円が縮むほど時間は短くなるのだ、最後の一人が抜けようとするには1秒もない

 

「……どうすればいいんだこれ…」

 

気づけば影は口をこちらに向けていた、どう交わすこともできない

力なき人間ならば

 

「二連跳び膝蹴り!」

 

グラップラーの基本スキル、飛び膝蹴りを両膝で連続で行う技だ

 

「ヒュ〜♪スキルを失わないっていうのはわかったんだネ」

 

影は頭上からの蹴りに耐えられず口を閉じる、ただの突進でしかないそれをくらっても二人は吹き飛ぶだけでダメージはない、そして追いかけてきた影がスッと吞み込む

 

「共食い…どんな口だよ…」

 

そう呟くがその影はすぐにこちらを捉え、向かってくる

 

「来るぞ!離れろ!」

 

逃げながら、逃げながら小屋に向かう

 

「こっちで引きつける!」

 

忍者とグラップラーがヘイトを稼ぐ

なかなかいい作戦だろう

 

バン

 

大きな音を立ててドアを蹴破る、チェストではなく棚が並んでいる、そこには色んな調味料や野菜があった、肉や魚は現地で調達しろということだろう、人参や玉葱もみあたらない、インベントリに取れるだけ詰め込むがダブっても無駄なため容量がない奴はダブらないように物を詰め込む

ようにする

 

「よし、こっちはおわりました!」

 

「これ…フルーツもあるな!よしもっと詰め込むぞ!」

 

「おっしゃ!」

 

「欲を出さないほうが…!早くしないとあの二人が危険です!」

 

約8分ほどした頃に全員が食料や調味料を詰め終わる

 

「先に引いてください!あの二人を呼んできます!」

 

 

 

 

「ッ!この!」

 

「まず…!」

 

小さい影が増え2人は苦戦してるようだった

 

「終わりました!ワープしてください!」

 

「無理だっての!こんな状態じゃコマンド打つ暇もないわ!」

 

「同意…ッ!あぶないな!」

 

「どうすれば……あ…2人ともこっちに来て自分にしがみついてください!こっちでコマンドを打ちます!」

 

「なるっほど…いけるか!?」

 

「多分!」

 

/hubと速攻で打ち込む、2人が走ってくる、tacoさんが腕を掴む、鯖味噌氏が走ってくる

 

「tacoさん手を伸ばして!」

 

鯖味噌さんの手をtacoさんが掴むと同時にコマンドの効果を発動させワープする

 

影が数瞬までいた場所の地面をえぐる

 

「へぇ…そろそロ…俺モ頑張らないとかナ?」

 

ジャックの姿が炎のように消えた

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