カタカタカタ カラカラカタカラ
木の音がなる
「……来たか…」
兵士は剣を構える
カラカラカラカラ
その音は次第に大きくなる
「知ってるかい?この傀儡の名を」
1人の少女がそう言う
「この傀儡は名前がない」
1人の少年がそういう
「どの傀儡も名無し…悲しいよね…」
男の人形が現れそういう
「だからあなた達の名を…頂戴な」
女がそう言うと血飛沫が飛び散る
「あらあら…」
「あなた達の名は…誰もお気に召さなかったようね」
「へぇ…そうかい、ウチの部下の名は気に食わなかったか」
大きな剣を担いだ青い髪の男が言う
「……貴方も…つまらない名前なのでしょうね…」
「どうかな、試してみるかい?」
剣が金属音を鳴らし切っ先が女に向く
「ああ、いいわよ…私の獲物だから少し待ちなさい」
女が何かを呟く
「ったく…独り言は明るいとこでしてほしいねぇ…!」
そういい女に向け剣を振るう、少年がそれを受ける、が、音を立てて崩れ去ってしまう
「あら?酷い人ね」
少女が走ってくるが視線は女に釘付けのまま首を刎ね、距離を詰める
「ッ…!」
男の人形が女を守るように立つが、それを剣で貫き女に剣を突き刺す
「かはっ…なんて言うと思った?」
「何!?」
女と男が崩れる
「傀儡使いが姿を見せると思っているのか?」
反響し位置がつかめない、上空から金属音が鳴り響く、上を向けば何かが落ちる衝撃で倒される、腹に激痛が走り悲痛な叫びをあげる、その叫び声に反応するかのように何度も踏みつけられる
「いいわぁ…ねぇ、もらっていいかしら?」
「いいよ」
傀儡使いは闇に住み闇に消えた…
「え…んじゃあ10は復活しちまうの?」
「いや、ウイルスが侵食しているだろう、だからそれはない」
「私が確認したところウイルスに侵食されており、触れれば感染、物を当てたところ1と0となり消滅しました」
「うっわぁ…」
「我を殺す勢いだったしいい気味だ」
「流石ニ、姫君にやっていいことじゃないよネ」
「んで、自分たちが敵を倒しても復活するところまではわかりましたが猶予は」
「短くて3日、長ければ何百年、いや、何億か、数えられる限りではないのだ」
「3日でかたをつけろ…ってわけか」
「何を迷っている、ウイルスプログラムを使い殺せばいいだろう」
「流石に殺人犯はね…」
「てか…そろそろ行動しないと…もうここにきて2週間だよ」
「そういやもうそんなに経つのか…」
「我もいい加減出たい、が…しかしここのプロテクトは強固での、出るに出れんのじゃ」
「……さて…神とやらを叩くには側近とかを殴って居場所を聞くってところまでは決まりましたし行動しますか」
「我も出よう」
「いえ、私が代わりに、姫は戦闘が苦手なのは先日の戦闘で露見しております」
「むぅ…」
「んじゃあ何人か護衛班、行動する自分たちは固まって敵を捕獲する動きをしましょう」
「了解」
「クリア」
「クリア、敵影なし」
現在資源3にある謎の要塞に来ている
これは先ほど偶然見つけたもので前はなかっただろう物だ
「……おい、これは…」
tacoさんが見る先には大量の人間…いや、かなり精巧に作られた人形があった
「……こういうのってホラーの定番で動くよね」
「これが動いたら即死する自信がある」
薄暗くとても怖いのだ、ホラー耐性のない奴が動く人形を見れば恐怖しかない
「ほんっとに耐性ないね」
「ポーションで耐性つけばいいのにな」
「男のくせに情けないね、兄のくせに情けないね」
「死ねばいいのに」
軽い口喧嘩とともに進む
奥に進むと何も見えなくなっていた
「……光」
「こうかな?」
ネロが剣に炎を灯す、使い捨ての双剣・こきり
材質が木なので松明の代わりもなる
「ナイトビジョンあるからやめろ」
ナイトビジョンに光をあてると軽くムスカとなってしまうのだ
「……とまれ、人がいる…1…10…50はいるぞ」
「敵か?」
「……いや、死んでる…足元に血溜まりが見える」
「……」
沈黙の時が流れる
「進もう」
静かに…確実に迫るものに誰も気づいてはいなかった